TBS 1980年2月1日
あらすじ
圭太郎(三浦友和)は自分の出生の秘密を知る。大倉(矢崎滋)の置いていった原稿を前に、実の父が阿南幾太郎(二谷英明)である事実に顔が蒼ざめていくのを感じていた。
2025.9.16 BS-TBS録画。同日放送の金八先生は第15回「受験勉強一万時間」。
俺は人を殺した。銀行マンとしては終わりかもしれない。婚約はなかったことにしようと和子に告げた圭太郎。そして、父が阿南幾太郎であることを知る。
脚本:山田信夫
*
音楽:安藤正容
演奏:ザ・スクエア
阿木慎太郎作「されど愛の日々に」より
*
制作:大山勝美
*
相馬圭太郎:三浦友和
*
牛場和子:池上季実子
*
山崎陽子:古手川祐子
*
阿南房子:南風洋子
牛場京子:北村昌子
*
阿南政臣:有川博
阿南令子:三浦真弓
*
大倉庄助:矢崎滋
古川:伊藤高
角田:深見博
*
牛場信隆:神山繁
*
ホステス:山崎由美子
青柳智子
野沢由香利
バーテン:田山諒成
*
米人:ホワード・ボス
デービッド・コブリ
エンゼル・プロ
*
協力:テアトル・ドウ・ポッシュ
衣裳協力:銀座ふそう
ローレル紳士服
*
大倉冬子:斎藤とも子
*
*
相馬光子:加藤治子
*
阿南幾太郎:二谷英明
*
プロデューサー:鈴木淳生
*
演出:福田新一
*
製作著作:TBS
光子と阿南が料亭で会っていた。酒を勧められても遠慮する光子は圭太郎が自宅待機になったことを尋ねた。父親として責任を持つという阿南に光子は28年、怯え続けて生きてきたと涙を流す。
圭太郎が成人したら銀行に入れて、本人の努力次第では阿南の後継者として、世間にも発表するつもりでいるという阿南。約束は忘れない、信じてほしい…うーん。
布団が2つ並んだ部屋で着物を整える光子。え…
夜、大倉の事務所に電話すると留守電になっていたので、留守電のメッセージに従い、自宅電話番号をメモする圭太郎。黒電話に留守電ってつけられるのね。
大倉家にかかってきた電話に気付いた女性が大倉に知らせる。冬子は妹? それとも妻? 電話が光っていた?ので耳が聞こえないのかな。
圭太郎と会う約束を取り付けた大倉。電話を終えると、あの客を帰してほしいと頼む冬子は大倉と手話で会話する。
「赤い絆」では百恵ちゃんの妹の明子ね。
大倉の家にいたのは陽子の家に来た借金取りの古川。伊藤高さんの父って伊藤雄之助さんなんだ!? へえ~! 300万の借金を大倉が引き揚げてくれたら10%のマージンをやるという。圭太郎のことで忙しくなりそうな大倉は仕事を断った。
圭太郎は光子の部屋のアルバムを見て、はがされた写真の跡を見つけた。
ちょうど光子が帰宅し、光子は緊急の協会の役員会があったとウソを言う。自室に戻った光子は鏡の前でほほ笑む。
リビングに戻ってきた圭太郎に仕事のことを聞く。社内報に原稿を頼まれたという圭太郎は家族について書くことになり、父親について聞いた。31歳、仕事でベルギーに行った時に交通事故で死んだという光子は圭太郎の作った酒を「濃いわ」と話をそらし、旅行にでも行くよう勧めた。
しかし、圭太郎は警察に言われて足止めされている。俺は人を殺したんだよとつぶやく圭太郎に、大勢の人の命を助けたんでしょ!と圭太郎の発言を否定する光子。
圭太郎は陽子にお焼香できずに帰ってきて、御霊前を渡せなかったことを話した。
アパート
陽子は遺影の写真を変えた。ぶら下がり健康器にぶら下がった笑顔の竜治。300万の借金を返すつもりでいるが、布団の中に入ると涙が流れた。
外国人の客と話す阿南と牛場。阿南は牛場に個人的な話があると昼食に誘った。国立銀行総裁と房子が兄妹なので圭太郎のことを表沙汰にすると阿南と総裁の間が感情的にこじれるのではないかと心配する牛場だが、阿南は選挙資金を出すとギブアンドテイクが成立しているという。総裁は次の選挙に出馬するつもりらしい。
牛場さんは圭太郎のことを知ってんだね。
阿南は妻や娘夫婦にも話すつもりでいる。圭太郎と和子の結婚がケイバツ作り??
“閨閥(けいばつ)”とは「政界・財界・官界や王室・貴族などにおいて、主に妻の親類を中心に結ばれ勢力を持った、人どうしのつながり」との意味をもつ言葉。…これのこと? やっぱり字幕欲しいね。
相馬家
和子が圭太郎に昼食を作っていた。今晩、ミュージカルに行こうと誘う和子だが、圭太郎は約束があると断った。和子はボーイフレンドを誘うというと、圭太郎はなぜ俺を選んだ?と聞く。和子が逆に聞き返すと、副頭取の娘だからと答えた。とうとう本音が出たと言い、今のウソでしょと笑顔になる和子。キスした圭太郎をすりぬけ、布団を整える和子。
和子に郵便局まで送ってもらった圭太郎は楽しんでおいでよと和子に言うが、和子はあなたが行かないなら私も行かないとその場でミュージカルのチケットを破り捨てた。それにしても結構運転が荒いね~。
圭太郎は郵便局で現金書留を出そうとしていた。手に御霊前持ってたもんね。
アパート
陽子は丁寧に新聞を切り抜いていた。角田は古川の約束の時間の前に逃げようと訪ねてきたが、陽子は借金を返すつもりでいることを話した。古川はスケコマシ、平気で女を××売り飛ばすんだぜ!と一部無音になっていた。陽子は角田にお金をいっぱいくれるところを紹介してほしい、アパートも替わりたいとお願いした。
古川が訪ねてきて、角田には帰るように言い、部屋に上がり込んだ。ホステスになり月に10万ずつ返すというが、古川は利息にもならないと答えた。それなら警察に行ってくださいというと、1円の金にもならないと俺がいい仕事を紹介するという。月に50や100稼げるというと、陽子が××ですか?と聞く。いや、ここ伏せられると分かんないねー。性風俗関連の言葉だろうけど。
女に諦めるためにはこれしかないと服を脱ぎだす古川に来たら死ぬわとナイフを手首にあてる陽子。ホントに左手首を軽く切っちゃったよ! 古川は諦めたわけじゃないと言いつつ帰った。
バーへ行った圭太郎にホステスたちはすごいじゃないと取り囲む。ママは圭太郎が海の向こうに転勤になるらしいという話を聞いていた。阿南銀行の行員がよく利用する店なのかな。ニューデリーに定年までずっと。和子との婚約も破棄になるらしい。しかし、そんな中、国立銀行総裁と阿南が話し、阿南が圭太郎をかばっていたことを話した。
阿南家
妾の産んだ息子を阿南家の嫡子として認知したいという阿南に房子も令子も怒りをあらわにした。しかし、阿南は許してもらおうと思っていない。戦争とは互角の力を持った人間同士が戦うことで、私は君たちとは戦争をする気はない。
財産分与のことは房子や令子の満足のいくようにすると約束する阿南。政臣は総裁に話したのか聞くと、了解を得てあると答えた。房子は、あなたのウソなんてすぐにわかると言って、その場で兄に電話したが、総裁は不在だった。
政臣は5年前、大蔵省から阿南銀行に来た時、後継者にすると約束したと阿南に問いただした。お互いに条件を出し、政臣は令子と結婚すること、阿南は将来、君のその器量があると周囲が認めれば、ということだった。今後は君の努力次第だという阿南。
「あの女は認めませんからね。あなたにしろ、兄にしろ、男のエゴイズムの犠牲になるのはもうたくさん!」と顔を覆って泣く房子。
牛場家
圭太郎のことを阿南が近々公表すると和子に伝えた。え、京子も和子も知ってたんだ! 和子は総裁の息子だから婚約したとはっきり言う。圭太郎が母子家庭育ちで母が代官山で店やってるような人なら結婚しない。牛場も京子も和子のリアリストぶりに驚き、ブランデーを飲みたくなった。
バーの裏口
角田はバーのママに陽子を紹介した。お! 圭太郎のいた店のママ! 陽子を見たママはすぐに履歴書を受け取り、角田を帰した。陽子は21歳。
ここで出会っちゃう圭太郎と陽子。そこに大倉も来店。陽子は店を逃げ出した。店の外で待っていた角田が陽子に事情を聞く。
バーのママに大倉が陽子の身の上を教えた。
バーの個室で圭太郎と大倉が向き合う。圭太郎は阿南が父親であることの証拠を見せろと言っていると、角田が入ってきて、圭太郎にナイフを向けた。(つづく)
ほうほう、伏字がなければもっと面白いのになー!

