TBS 1980年2月22日
あらすじ
圭太郎(三浦友和)は、幾太郎(二谷英明)の意志に反して実子として認知されることを断った。そして、相馬圭太郎として改めて和子(池上季実子)と結婚したいと言う。
2025.9.19 BS-TBS録画。同日放送の金八先生は第18回「十五歳の母出産その二」。
銀行強盗の犯人を射殺した圭太郎を巻き込んだ様々な波紋。ある日、圭太郎を待ち構えていたのは殺された犯人の妹・山崎陽子であった。
陽子「300万円払ったら人を殺してもいいって言うんですか!?」
圭太郎「私が君の兄さんを撃った」
陽子「撃ったんじゃない。殺したんです。あなたに恩を受けるのは1日だって嫌なんです。今すぐあのお金で私を買ってください」
圭太郎「バカなこと言うんじゃない! 帰ってくれ」
陽子「待ってください」石段で追いすがり、転ぶ。
アパート
陽子「私だけが苦しまないでいるなんて…兄のためにも、もっと罰を受けなきゃいけないんです」
驚く和子。
帰りの車内。和子は気の毒だが、交通事故に遭ったようなものだと圭太郎にいう。圭太郎は結婚の返事を聞かせてほしいと聞くと、答えはNO。
脚本:山田信夫
渋谷正行
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音楽:安藤正容
演奏:ザ・スクエア
阿木慎太郎作
「されど愛の日々に」より(サンケイ出版)
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制作:大山勝美
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相馬圭太郎:三浦友和
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牛場和子:池上季実子
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山崎陽子:古手川祐子
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阿南政臣:有川博
阿南令子:三浦真弓
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田丸修:矢野宣
大倉庄助:矢崎滋
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牛場京子:北村昌子
シューズショップ店主:鷲尾真知子
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牛場信隆:神山繁
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近所の奥さん:賀原夏子
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青木広子:皆川妙子
小野沢夫人:丸山由理亜
女子社員:福地華世
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協力:テアトル・ドウ・ポッシュ
衣裳協力:銀座ふそう
ローレル紳士服
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相馬光子:加藤治子
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阿南幾太郎:二谷英明
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プロデューサー:鈴木淳生
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演出:井下靖央
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製作著作:TBS
マンション
圭太郎は朝食中、新聞を広げ、週刊誌の見出しが目に入る。
週刊毎朝
特集!
阿南銀行強盗事件
人質!衝撃の全告白
犯人射殺は是か非か
銀行側の態度と射殺
した行員のその後!
あれから2週間もたつのに世間はなかなか忘れてくれないと光子が言い、和子が会いたいと言っていると伝えた。頭取の仕事次第だとそっけなく答える圭太郎。
牛場家
和子が圭太郎と1週間も会っておらず、婚約破棄も口にしたので両親は驚く。牛場は圭太郎が認知を断ったのは本気かもしれないと言うと、和子は私の愛情で説き伏せてみせるを笑顔を見せた。
しかし、父が出かけて行き、母が見送りに行き、1人になると和子の表情は沈む。
アパート
陽子は近所のおばさんにあいさつした。1週間に2度もクビになったが、今度の職場は2日目で、ずっと働きたいと張り切っていて、おばさんも励ます。いい人だ。
光子の店
11~1時まで出かけるので予約を取らないよう、従業員にお願いする光子。
会議室
政臣に週刊誌記事を見せられる圭太郎。阿南銀行を責める論調で新聞社から取材依頼も入っているが、政臣が断った。圭太郎が認知を断ったことは政臣の耳にも入っており、圭太郎の決断を支持した。ま、政臣的にはそっちの方がいいよね。
陽子が働き始めたのはシューズショップ。その店に大倉が訪れ、店主が接客した。大倉は無言で陽子の写真入りの週刊誌記事を見せた。鷲尾真知子さん、若いね!
ドリーム
光子が圭太郎の借金を返しに来た。田丸が借用書を見せると、光子は320万円の入った封筒を出し、これで清算してくださいという。ペラペラと圭太郎のことについてしゃべる田丸に光子は一切応じなかったが、去り際に「店の方に妙な電話をなさることはやめていただきます」といった。
また店の奥にいた大倉と「お前の方はうまくいってるな?」とまだ何か考えている様子。ん~、何なの、この人達は。それにしても圭太郎、実家住まいのエリートサラリーマンならポンと返せそうな気がするのにね。
シューズショップ
店主からウソの履歴書を作ったことを責められた陽子は昨日今日の給料を清算された。交通費は別。
圭太郎が歩いて帰っているところを車で待ち伏せていた和子。車に乗り込んだ圭太郎に「やっと会えたわね。もう会えないと思ってた」とつぶやく。行き先を任せるというので自宅に送るというと、信州、北海道、ハワイ、アラスカ…どこか遠くへ行きたいと答えた。
それにしてもこのドラマの車の運転、全体に荒くねぇ!?
到着したのはホテルの駐車場? 和子は父が以前、言っていた「男は誇りを傷つけると死にものぐるいで戦う」という状態が今の圭太郎だと指摘。そんなにこだわる必要があるのかしら? 誰だって自分の一生を自分で決められるわけじゃない。この世に生まれてきたのだって自分が選んだわけじゃないと和子がいうものの、圭太郎は違うと否定。
和子は圭太郎を選んだ。相馬圭太郎ではなく未来の阿南圭太郎だと圭太郎が指摘するが、和子は圭太郎がものすごく好き、失いたくないという。
牛場家と阿南家の婚約なんてどうでもいい。君についてくる勇気があるかどうかだ、と圭太郎が言う。圭太郎も和子と結婚する気はあるんだね。
マンション
光子はドリームの書類を見ていたが、圭太郎が帰ってきたので引き出しにしまった。
婚約はなかったことにしてきたと報告する圭太郎。これから先は今まで通り。光子は”今まで通り”が嫌な言葉だという。認知を条件とした結婚はしたくないだけで、和子と結婚したいとは思ってる。光子は阿南が結婚式で父親として出席するのかお客様の席にいるのか?と聞き、自室に戻って泣いた。
アパート
陽子が新聞記事を広げる。求人記事は、ぼかされてんだな。突然、大倉が訪れ「おい、山崎、焼香に来たぞ」とズカズカ家に上がり込んだ。陽子は大倉が誰か分からず困惑。
大倉は圭太郎が300万の借金を肩代わりしたのは全部母親が仕組んだことだという。母親が最初から300万を用意していた。大倉を追い出そうとする陽子に代官山で美容院してるよとメモを渡す。
君や兄さんと同じように阿南銀行を恨んでいる。13年前の阿南銀行新潟支店の横領事件、お父さん、阿南銀行に殺されたようなもんだと大倉が言う。山崎の親友だと名乗り、帰っていった。竜治、陽子も阿南銀行の行員の子供たちってこと!?
一度は丸めたメモを広げる陽子。
渋谷区代官山5~8~
ビューティーサロンMITSU
相馬光子
ビューティーサロンMITSU
予約もなしに令子が来店し、光子を指名した。令子は圭太郎と和子の婚約破棄について聞いてきた。
和子の母から光子に電話があり、婚約について聞かれた。圭太郎のやることは非常識すぎる、今になってこんなことになるなんて約束が違うと責め立てた。
秘書室
国際金融会議の武藤専務の随伴に政臣と圭太郎が選ばれ、来月パリに行くことが決まった。
頭取室
阿南にスケジュールを伝え、パリ行きの真意を聞いた。有能な人材にはどんどんチャンスを与えると阿南は言うが、圭太郎は納得してない!?
ビューティーサロンMITSU
光子は控え室でお茶を飲もうとし、結婚雑誌が目に入る。
陽子は光子に会いに行ったが、忙しそうで帰ろうとした。8時に店が終わるからうちまで来てと光子が陽子に約束した。
大倉が圭太郎に会いに来たので、圭太郎は借金は明日清算しますと話した。大倉は圭太郎に300万の預金があるわけなく、銀行の共済組合で払うのだろうと推察していた。書類審査が通り金になるには3日かかる。
昨日の午前11時36分、光子が全額返済した。店の運転資金を使ったのだろうと大倉は言う。殴りつけようとする圭太郎を挑発し、週刊誌のネタになるだけと笑うが、圭太郎、殴ったよ!
大倉は田丸に報告。これまでのあれこれは田丸が全部仕組んだことで種明かしをしてほしい大倉が迫るが、田丸ははぐらかす。田丸、怖いなぁ…
レストラン
圭太郎は牛場に認知を前提とした婚約は破棄したいが、和子とは結婚したい。圭太郎を気骨のある青年と褒めたが、時間をかけて結論を出そうと諭した。相馬圭太郎として和子さんと結婚するつもり。
和子は一心にピアノでラフマニノフのプレリュードを弾く。
マンション
陽子は兄の不始末は自分が責任を取るつもりでいるので、こういうことされると困るんですと光子に言う。兄の最期の顔が忘れられない。
圭太郎が帰宅すると陽子がいた。(つづく)
黒幕は田丸!?
ただの見た目だけの感じだと和子より陽子の方がお似合いに見えちゃうから、いずれ和子とは別れるんだろうなと思ってしまう。

