TBS 1980年3月14日
あらすじ
圭太郎(三浦友和)がクラブに置き忘れた書類を、陽子(古手川祐子)が届けに来てくれた。陽子を返した後、圭太郎は和子(池上季実子)の写真を破り捨てる。
2025.9.24 BS-TBS録画。同日放送の金八先生は第21回「受験戦争に消えた命」。
冬の日、突然起こった銀行強盗事件は、そこに居合わせた人々の運命を変えた。
強盗犯人を射殺した圭太郎は恋人・和子と別れ、阿南銀行にも辞表を提出した。その圭太郎を迎え入れたのが金融界の黒幕・西山竜太郎であった。
そして、今また新たな事態が起こりつつあった。
大倉「秘書室用の阿南政臣、死んだよ。ヨーロッパで飛行機事故に遭った」
圭太郎「死んだ?」
大倉「ああ、死んだ。行くはずだったんでしょ、あんたも。とんだ命拾い。どうやらあんたにも運が向いてきたみたい」
脚本:山田信夫
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原作:阿木慎太郎
「されど愛の日々に」より(サンケイ出版)
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音楽:安藤正容
演奏:ザ・スクエア
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制作:大山勝美
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相馬圭太郎:三浦友和
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牛場和子:池上季実子
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山崎陽子:古手川祐子
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阿南房子:南風洋子
牛場京子:北村昌子
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阿南令子:三浦真弓
大倉庄助:矢崎滋
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倉橋女医:本山可久子
安井室長代理:岩崎信忠
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清原君子:有吉真知子
岡本英子:山本梢
ケン・藤田:トビー・門口
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牛場信隆:神山繁
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影山智彦:志垣太郎
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銀行役員:久遠利三
相原巨典
入江正徳
山本武
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クラブルミ・ボーイ:梅原正樹
クラブルミ・ホステス:保坂路子
看護婦:山崎優子
神父:ジョン・スティッカン
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協力:テアトル・ドウ・ポッシュ
衣裳協力:銀座ふそう
ローレル紳士服
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西山竜太郎:金田龍之介
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阿南幾太郎:二谷英明
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プロデューサー:鈴木淳生
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演出:市川哲夫
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製作著作:TBS
阿南家
令子は政臣の死を信じられない。1週間の会議の後、政臣だけが私用でリヨンに飛び、乗客は全員死亡。房子は相馬圭太郎の身代わりになったと圭太郎を疫病神呼ばわりした。
圭太郎はタクシーでリヨンの飛行機事故のニュースを聞く。
クラブルミ
影山はハーバードの留学から帰ってきたのは去年の暮れで「関白宣言」のことは知らなかったと和子に言い訳する。帰り際、陽子は和子に上着を着せた。
カウンターで飲んでいた大倉は「何がハーバードだよ」と陽子に愚痴る。大倉から圭太郎が和子と別れ、銀行を辞めたのも竜治を殺したせいだと聞かされた陽子。「兄さんの復讐ができてうれしいかい?」と大倉が聞く。
ボーイが圭太郎が忘れたという日米経済研究所の名入り封筒を陽子に預けた。大倉は届けると言って勝手に中身を出したので、陽子が届けると言って取り返した。
圭太郎はタクシー会社に書類を入れた封筒がないか電話して聞いていた。
日米経済研究所の調査室にいた圭太郎のもとに陽子が封筒を届けに来た。一緒に果物の入った紙袋も渡し、帰ろうとしたが、圭太郎が送ると言って一緒に外に出た。陽子は圭太郎に起こったことを謝ったが、圭太郎は許し、陽子をタクシー乗せて帰した。
アパートに戻った陽子は兄の遺影を伏せた。
日米経済研究所調査室
ベッドサイドの引き出しに婚約指輪と和子の写真が入っていて、圭太郎は和子の写真を破き、ギュッと婚約指輪を握りしめたため、手のひらに血がにじんだ。
自宅アパートでリンゴをむく陽子と調査室でリンゴを丸かじりする圭太郎。
仏でマルセイユ航空機墜落
日本人乗客全員死亡!
牛場家
新聞見出しを見て、ため息をつく牛場。京子は和子が帰ったのは夜中の1時過ぎだったと牛場に報告した。2回目でそこまで打ち解けたのなら婚約も早めないとなと両親は喜ぶ。和子は微熱があり、食欲がない。両親は結納の話などどんどん進めていく。
一瞬、映ったテーブルのハムエッグの卵、生じゃない!? ハムエッグ、サラダ、クロワッサン、半分に切ったグレープフルーツ。オシャレだね。
ほとんど食べずに部屋で休むことにした和子。京子はデート疲れだと笑う。
頭取室
阿南と牛場で政臣の話をしていると、安井室長代理が入ってきて、政臣の遺体がパリの阿南銀行支店に収容されたことを報告した。武藤専務、パリの小沢支店長以下、支店の行員全員参加のもと、現地の教会でミサが行われる。
牛場が葬儀委員長を申し出た。
日米経済研究所
西山が来て、30分ほど席を外してくれないか?と圭太郎の部下に言う。
ちゃんと仕事してる女性にお嬢さんってのも何だかな、と思うのは令和だからか!?
築地だ赤坂だとコレステロールがたまるばかりだと西山が愚痴る。その割に豆大福をパクついてんだもんねえ。
阿南銀行をゆさぶるのは今しかない。西山は圭太郎に政臣の通夜に出席するように言うが、圭太郎は拒否。西山は血縁としてではなく日米経済研究所の名代そして出席するように言う。
阿南家に神父が来て、通夜が行われている。キリスト教でも”通夜”っていうのかね。牛場信隆、大蔵大臣、経済企画庁長官などから花が届けられている。
出席者が1人1輪の白いカーネーションを供え、手を合わせる。和洋折衷というかなんというか…。三田村総裁や銀行役員、京子や和子も来てるね。そこに圭太郎が来たー!
遺影の前で手を合わせる圭太郎の横に房子が来て「妾の子が何しにいらしたの? 出ていきなさい、今すぐに」と言うと、圭太郎は言葉を発することなく出ていった。圭太郎を追いかける和子。玄関ですかさず靴べらを差し出す。
「ありがとう」と言って立ち去ろうとした圭太郎だが、和子は「1度だけ会ってください」と懇願したが、圭太郎は返事をせず出ていった。
クラブルミの前に車を止め、見ている和子。
正式には CLUB 留美 なのね。
車中で吐き気をもよおし、ハンカチを口に当てる和子。
産科 東京マタニティークリニック
婦人科
診察室
10月13日が出産予定日だと女医が告げた。「お産みになる?」
問診表
(A)妊娠の場合
イ、出産したい
ロ、事情により中絶したい
の項目がある。
和子は主人と相談して決めますと言って、その場は帰った。車に乗った和子は幸せそうな親子を一瞬見つめたが、車を出し、走り出した。今日も運転が荒い。
日米経済研究所
圭太郎のもとを阿南が訪れた。政臣の弔問に来てくれてありがとうとお礼を言う。遺体はこれから戻ってくる。
阿南は君の選んだ道は間違っていたと言う。日米経済研究所が学術研究にあるというのは全くの偽りで顧問として学界の権威を集めたのも世間の目を欺くため。
圭太郎は阿南を追い返そうとするが、阿南は土門先生は表の顔として西山に操られている人形に過ぎない、西山の本当の仕事は戦後の混乱から今日に至るまで経済事件を起こしてきて、今、汚い連中と手を組んで狙っているのは阿南銀行で阿南を頭取の座から追い出そうとしているのだと話した。
阿南の言うことが正しいのか西山の言うことが正しいのか分からないが、この事件の見解を聞きたいと新聞記事の切り抜きを見せる圭太郎。
阿南銀行で横領事件
新潟支店
行員一人を懲戒免で幕
経営方針自体が問題!
新潟支店で不正横領事件
下級行員を犠牲にし終止符
懲戒免にし体裁保つ
この事件が南青山支店の事件の引き金になったと責めた圭太郎だったが、阿南は、この件に関する釈明はしないと言いつつ、阿南銀行を守るためには西山一派の息の根を止めるまで命を賭けて戦う。敵側の人間として、お前も例外ではないと告げた。
今の私には失うものはありませんと言い返した圭太郎。阿南は調査室を出ていった。
牛場家
京子は影山のことではしゃいでいた。和子が洗面所で吐いていて、京子は和子の妊娠に気付いた。京子は信じないと言うが、和子から3か月と聞いて、泣いた。誰にも話していないなら、今ならお母さんうまくやってあげるわ、大丈夫と励ますと、和子は赤ちゃんを産みますと言った。
クラブルミ
ママが圭太郎を呼び出していた。陽子は私のことは何も言わないでくださいと口止め。ママの部屋に先に入った圭太郎は陽子がハワイのナイトクラブで働くという契約書を見て驚き、陽子さんを呼んでくれと頼んだ。
ママも7年前、ロサンゼルスのナイトクラブに出稼ぎに行っていた。二十歳そこそこの娘は、お金じゃ体は売らない。陽子は惚れちゃいけない男に惚れたから日本を出ていくのだと説明した。ママもそうだったらしい。
牛場家
家庭の医学書を見ていた京子。和子は「自分のことは自分で決めます」と言って出かけた。
日米経済研究所調査室
ベッドに横たわる陽子に契約を破棄してきたと告げる圭太郎。今日から3年間、君の体は僕のもの。だからどこにも行っちゃいけない。え!!!
いざ、圭太郎が上着を脱いで、腕をつかむと、陽子は泣き出した。
そこに訪ねてきた和子。上着を着て出かけようとしたが、カーテンの奥にいた陽子が顔を出し、和子と目が合った。(つづく)
圭太郎、もうだいぶ、陽子のこと好きだよね。
来週の番組表を確認し、本当に後番組が「ありがとう」第1シリーズであることが確定しました。阿南政臣も出てるよ~!
ここから第4シリーズまでやるんだろうか?? BS-TBSが見られる人はBS12も見られるのにね~。どっちも字幕なしだし! ただ月~金の毎日テンポよく見られるのはいいな。ず~っと続けて再放送してBS12の再放送に追いついたりしないかな!?

