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【ネタバレ】ありがとう(第2シリーズ)第47話

TBS 1972年12月14日

 

あらすじ

友人の歓迎会に広道(山本學)と一緒に出かけた虎之介(石坂浩二)が、早く帰ってくるといったのに。夜中になっても帰ってこない。ラジオのニュースはそのころ新宿付近で事故があったことを伝えていた。心配した新(水前寺清子)は、母の友(山岡久乃)に相談に行った。とりあえず広道の部屋をたずねたところ、広道は帰っていると姐の志津枝(長山藍子)の返事だった。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2025.4.24 BS12録画

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♪自分の娘を信じなさい

「学生節」の替え歌を歌う新は虎之介不在で実家に来た。「お母ちゃん、早くご飯!」

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦男

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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こころの詩(うた)

作詞:サトウハチロー

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新(あらた):水前寺清子

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古山友(こやまゆう):山岡久乃

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十鉄之介(つなしてつのすけ):岡本信人

小雪:小鹿ミキ

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十虎之介(つなしとらのすけ):石坂浩二

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千葉志津枝:長山藍子

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十儀介(つなしぎすけ):清水将夫

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水島みち:三崎千恵子

心の店員和子:金長晴子

十太(つなしまさる):水野哲

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十龍之介(つなしたつのすけ):児玉清

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十章子(つなししょうこ):河内桃子

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国枝美映子:奈良岡朋子

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千葉広道:山本学

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宮川十七子(となこ):佐良直美

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水戸浄子(きよこ):上村香子

きみ:大鹿次代

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横井徹

岡本四郎

進藤静義

エースプロ

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佐久間貴子(さくまたかこ):乙羽信子

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相沢桃(あいざわもも):沢田雅美

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相沢万希男(あいざわまきお):井上順

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相沢希(あいざわのぞみ):大空眞弓

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演出:川俣公明

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プロデューサー:石井ふく子

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制作:テレパック

   TBS

 

おお! 今回から井上順之(じゅんじ)→井上順に! 本名は順でスパイダースが解散して順之にしたけど、結局、本名に戻したということらしい。

 

古山家

お茶漬けをかき込む新。友はご飯もパンも残っちゃってどうしようと思ってたのと言い、ちゃんとご飯を食べられてないのでは?と心配する。病院が終わって、更に家事もやるんじゃ大変だねと気の毒がるが、新は10時になったからと帰った。

 

友はどんな暮らししてんだろ?と仏壇に語りかけた。

 

十家ダイニング

帰ったことを院長に報告。院長はお母さんを寂しがらせないようにと気遣う。

 

虎之介たちの部屋

タツが置いてある。10時半過ぎ、虎之介が帰ってくるので、お茶の支度でもしようと思う新。

 

飲み屋街を歩く虎之介と広道、その他、友達。虎之介は帰りたいが、友人から最初に甘やかすとつけあがるぞと言われ、広道からお前先に帰れと言われたものの結局は次の店もつきあう虎之介。

 

浄子たちの部屋へ志津枝が行くと、万希男がいた。おなかがすいた十七子が「こころ」にラーメンを頼んでいたせいだった。志津枝はパンで夕飯を済ませたが、帰ってきた広道にお茶漬けを食べさせたいとご飯を借りに来たのだが、ご飯はなく、古山さんの家にあるのではと言われて1階へ行ったものの明かりが消えていた。万希男からご飯なら家にあると言われて一緒に出かけた。

 

新はコタツで雑誌を読んでいた。夫が帰ってくる時は薄化粧で迎えること。

 

スナック

店の感じは「沿線地図」の「かもめ」に似てたな。カウンターがあって。

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妻をめとらば

妻をめとらば

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虎之介は「妻をめとらば」を歌い出し、友人たちも続けて歌う。

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14話でも千葉姉弟が歌っていた。「純ちゃんの応援歌」で清原先生(浜村純さん)が歌ってて知った曲。

 

こころ

ご飯を借りに来た志津枝に奥から希や桃も出てきた。万希男は奥にスープ?を取りに行き、志津枝を送ると言って、また外へ出た。桃は万希男が志津枝にやけに気がつくから、年増が好きなのかね?と希に言う。失礼な。

 

公園

志津枝は日下から連絡が明日はきっと来るだろうと話し、万希男は、いい人だなあと好印象を持つ。

 

スナック

友人たちが先に帰り、広道と虎之介が残った。

瀬戸の花嫁

瀬戸の花嫁

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虎之介が「瀬戸の花嫁」に歌い、広道も「あなたの島へお嫁にいきたい」と歌う。

 

夜中、古山家を新が訪ねた。12時過ぎ、まだ虎之介が帰ってこない。友は男の人のつきあいなら1時2時になると言うが、友は新宿で爆発事故があったと聞き、心配になった。友は志津枝の部屋を訪ね、広道が帰ったか聞いたが、寝ぼけた志津枝は広道はもう帰ってると答えて寝てしまった。

 

友は一旦、十家に帰り連絡を待つように言う。新は大ケガでもしたんじゃないかと心配するが、虎之介がご機嫌で帰ってきた。広道と一緒だったと言っても、新は信じない。志津枝の家を友と訪ねたと知った虎之介は乳離れしてないと言い、新と言い争いになった。約束のケーキも買って来ず、新が怒ってしまい、虎之介はご機嫌を取るように明日買ってやるよと言うが、新は部屋から追い出した。

 

龍之介と章子はまだ起きていて、虎之介たちがケンカしてるようだと気付いた。ちょっとおせっかいしたほうがうまくいくと聞き耳を立てるが、静かになったので仲直りしたと思い、部屋に戻った。イヤだなあ。

 

新は廊下に顔を出すが誰もいない。そっと1階へ降りたが、虎之介の姿はなかった。

 

翌朝、庭で体操をしている院長と太。院長から虎之介を起こすように言われた新は章子に虎之介が2階にいないことを報告した。章子は虎之介は2階に寝てることにして、広道や鉄之介のところにいるのではと話す。

 

春秋荘

新は広道に会い、虎之介がそっちに寄らなかったか聞いた。

 

鉄之介たちの部屋

鉄之介は小雪に細々注意するが、小雪はポンポン言い返し、小言ばっかり言ってるなら結婚なんかせえへんかったのにとこぼす。鉄之介の女房らしさはタバコを出したら火をつけること。小雪が言い返すと、鉄之介はビンタする。えー、ドン引き。

 

コミカルな音楽つけてるけど、え~…。暴力で言うこと聞かすのか。

 

婦長は新ちゃんが元気ないようだったと気にするが、友は実家が近いというのもよしあしだと話す。

 

十家台所

章子に相談する新。

 

院長が院長室前に行くと、十七子と浄子、龍之介がいて、中でうめき声がすると言う。章子も院長のためにお茶を運んできたが、院長室から出てきたのは虎之介だった。章子は虎之介が家にいたが、起きて、また院長室で寝たのだとごまかした。

 

虎之介たちの部屋

タツで待つ新。今回のこころの詩は歌じゃないんだね。詩を感情をこめて話す感じ。

 

虎之介が帰ってきた。心配した新は泣きながら抱きつき、謝った。虎之介は院長室で寝ていたと話し、仲直りした。章子が廊下から朝ご飯を食べるよう呼びかけた。

 

十病院ロビー

公衆電話で自宅に電話したみちは赤ちゃんの授乳が終わり、午後から入浴の講習があると話していた。こっちに来るとき「こころ」でシュウマイ頼んでとお願いした。

 

婦長が通りかかり、みちが夫も講習会に参加してもいいか聞いた。一緒にいた国枝も最近は夫が入浴させるケースが増えたと話す。核家族になり、おばあちゃんがやっていたことを夫がやってくれる。

 

みちの夫も40代だろうと思うけど、昭和1桁生まれだろうと子煩悩な人は子煩悩だよ。何年かぶりで子供が出来たので孫感覚らしいけど。

 

小雪は国枝に赤ちゃんができると男の人が優しくなるか聞いた。国枝はそりゃそうだと言うけど、人によるでしょ~。

 

小児科の診察室

新は志津枝が12時ごろ、広道が帰宅していると話していたと虎之介に言う。広道が入ってきて、虎之介と一緒に2時ごろ帰ってきたと言い、志津枝も来て、ゆうべ友が訪ねたことを全く覚えていなかった。広道は志津枝は寝入りばなに起こされると寝ぼけていて覚えていないと言い、誤解が解けた。

 

十家ダイニング

龍之介と十七子が今朝の虎之介の騒動を笑い合っていた。お茶を運んできた章子はこのお話はタブーにしましょうとやめさせた。

 

希が遊びに来た時、龍之介に内線が入り、十七子も出ていった。

 

章子と希が残り、希は、みちがシュウマイ2皿も頼んで大丈夫かと心配し、島先生に相談すると「食いたきゃ食え」と言っていたと章子に話していると、太が帰ってきた。

 

桃が来て、希に日下さんのお姉さんが来てると呼びに来た。

 

ナースステーション

これから夜勤だという婦長と話す友は新の様子を気にする。婦長は新が帰ってきたら、ゆっくりくつろがせてやってほしいと頼んだ。

 

十家ダイニング

章子の実家から漬物が送られてきた。龍之介も千枚漬けに喜び、すぐにつまみ食いする。新はお裾分けされて、どんぶりを持って実家へ。

 

相沢家

店の奥に日下の姉が来ていると和子が言い、希は桃と万希男の手を取る。

 

春秋荘

新は漬物を置いてすぐ帰ろうとするが友は優しく気遣う。しかし、さっさと帰る新。

 

カレンダーは”8”。1972年12月8日(金)か。

 

バカみたいと言いながら漬物をかじる友。新は「新、もうお嫁さんだからね、ごめんなさい」と玄関を出たところでつぶやき、帰っていく。(つづく)

 

予告

虎之介のベッドで寝ている太。寂しいのだと気遣う新。

 

嫁ぎ先がすぐ近くっていいよね~。しかし、兄嫁もお手伝いさんもいる嫁ぎ先ってのは…。