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【ネタバレ】ありがとう(第2シリーズ)第14話

TBS 1972年4月27日

 

あらすじ

今日は一日中、希(大空眞弓)がうきうきしていた。その原因は、朝"心"の店にやってきた龍之介(児玉清)だった。龍之介は希に"心"にくると気が休まるといったのだ。その話を希に聞いた国枝先生(奈良岡朋子)は、希の気持ちを考え、龍之介に確かめてみた。案の定龍之介は深い意味もなく、希に心が休まると話していたのだ。国枝は龍之介に、そのような言葉が、女にとってどんなに重要なことか考えたことがあるのかと聞くのだった。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.12.19 BS12録画

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友に謝った新は頑張ることを誓う。ミスなんてやめるからね、でやめられないよ!

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦男

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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こころの詩(うた)

作詞:サトウハチロー

作曲:佐良直美

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山新(こやまあらた):水前寺清子

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古山友(こやまゆう):山岡久乃

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島省三:佐野浅夫

水戸浄子:上村香子

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水島みち:三崎千恵子

高野順子:沖わか子

安本とし子:深谷みさお

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十儀介(つなしぎすけ):伊志井寛

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十龍之介(つなしたつのすけ):児玉清

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十虎之介(つなしとらのすけ):石坂浩二

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十鉄之介(つなしてつのすけ):岡本信人

十太(つなしまさる):水野哲

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郵便屋:柳谷寛

心の店員一夫:山崎猛

心の店員和子:金長晴子

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千葉志津枝:長山藍子

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千葉広道:山本学

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国枝美映子:奈良岡朋子

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宮川十七子(となこ):佐良直美

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斉藤小雪:小鹿ミキ

きみ:大鹿次代

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橋本晴子

石井政春

エースプロ

劇団若草

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佐久間貴子(さくまたかこ):乙羽信子

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村上吉之:土屋嘉男

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相沢桃(あいざわもも):沢田雅美

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相沢万希男(あいざわまきお):井上順之

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相沢希(あいざわのぞみ):大空眞弓

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

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制作:テレパック

   TBS

 

牛乳配達からサービスだと牛乳瓶を受け取った志津枝は明日から2本頼んだ。買い物から帰ってきた新に友にはお世話になったと志津枝が声をかけた。志津枝は2階に広道と暮らしている。女子寮じゃないんだ!?

 

古山家

新がオートミールを買ってくると、友は掃除をしていた。新はまだ寝てて!と心配する。缶のオートミールかあ。

千葉家に遊びに来た十七子。広道と話が盛り上がり、浄子が十七子を呼びに来た。遊びに来たわけじゃなく、醤油を借りに来たのね。

 

十家リビング

カルピスのカレンダーにバツ印をつける太。友が顔を見せ、太に聞くと、お母さんが京都に行った日にバツ印をつけるのだと言う。

 

虎之介が来て、友に新の失敗について話したことや、そのことで怒ってしまったことを謝り、新君と相性が悪いのかなあと言う。

 

院長は龍之介と希の仲を気にして、虎之介に聞く。

 

こころ

万希男と桃に弁当を持たせた希は郵便屋から同級会の便りを受け取った。龍之介が通りかかり、希がお茶に誘い、龍之介は章子のことを話した。相談女ならぬ相談男か!? 京都の旅館の一人娘である章子と東京で暮らしたい龍之介の意見が合わない。

 

産科

みちも赤ちゃんも順調。男ばかりなので女の子が欲しいと夫が言っていたと言い、女がたくさん野菜を食べると男が生まれるってホントですか?と島先生に聞く。島先生は受胎前だと言うが、ホント?? 

 

小児科

虎之介は離乳食をやめてミルクにしてくださいと母親に言うが、近所の子は離乳食も食べてる、今日は注射してくれないんですか?と言うので、虎之介は注射は必要ないと答えると不満気な顔で出て行った。新は言葉遣いに気をつけてくださいと虎之介に注意。ええ~? 別に虎之介は変なこと言ってないのにな~。また言い争いになる新と虎之介。この時代、ケンカップルが流行ってたのかね~?

 

十家リビング

院長と広道が話していると、虎之介が来た。新とケンカしたばかりで機嫌が悪い。広道と保の話になる。

 

こころ

国枝先生と村上が来て、ラーメンを注文した。村上は1か月ぶりで外に出たと言う。こいつぁ参ったと昭和しぐさをする村上。国枝の好意に気付いてなかった村上にどうして前回、フランクに接することができなかったんだろうと話した。

 

ラーメンを運んできた希は国枝に龍之介が店に来たことを話す。龍之介にこの店に来ると気が休まるからと言われたと嬉しそうに話す。

 

病院の廊下

虎之介が新の態度が荒っぽいと話していたと聞き、また怒る新。

 

小児科の診察室

灰皿がないと新に聞いた虎之介に灰皿を乱暴に置く。また口ゲンカになり、虎之介は診察室に入ってきた浄子と保の運動に行こうと出て行き、新は悔しがる。

 

ナースステーション

春の慰安旅行の行き先のアンケートを取る十七子。東京から車で3時間くらいで行けるところ。浜松、銚子…などと話し合っていると、新が入ってきて、どこでもいいと逆切れ。

 

外科の診察室

村上が龍之介の診察を受けていた。村上が帰った後、国枝は村上のことはすっかり乗り越え、割り切れたと龍之介に語る。国枝は龍之介が希に言った気が休まるからという言葉は言うべきではなかった。龍之介にその気がなくても、希が龍之介に好意を持っていたら、その言葉を正当化すると話す。国枝は希と自分の気持ちを混同させたと謝り、出て行った。

 

十家リビング

太が章子が次に来る日を待っていた。けなげな姿にきみも鉄之介も気の毒がる。龍之介兄さんは医者失格だと鉄之介が院長に言う。

 

婦長室

志津枝が婦長をお酒に誘った。

 

薬局

万希男と桃は慰安旅行先について話し合う。虎之介と新はまだいがみあっている。

 

小児科の診察室

広道は虎之介をお酒に誘った。

 

こころ

ずーっと機嫌のいい希。帰ってきた桃も希がはしゃいでいる様子に気付き、店員たちに話を聞く。朝から機嫌がいい、誰か店に来るのか気にしているらしいと知る。

 

寮の廊下

志津枝が友もお酒に誘うが、まだ病気あがりだからと断った。

 

古山家

友も新も安売りでメンチカツを買っていた。2人で食べるには多いので千葉家にお裾分け。部屋に戻ってきた新は広道と一緒にいた虎之介の悪口を言う。

 

千葉家

婦長はさりげなく広道や虎之介の理想の女性を聞く。広道の心が優しくて平凡、料理がうまくて子供が好きで話し相手になってくれるような…って何気に理想高くないか? 虎之介は美人好みだろうと志津枝も広道も言う。

人を恋うる歌

人を恋うる歌

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♪妻をめとらば 才たけて~と千葉姉弟が歌い出す。

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純ちゃんの応援歌」にも出てきたな。与謝野鉄幹作詞。京都大学寮歌。

 

新は対抗するように肩たたきを大声で歌い出し、歌声に気付いた志津枝は蒸かしたジャガイモを持っていくことを思いつき、虎之介が持っていくことになった。

 

今日は新が歌う。ドアの前で歌を最後まで聴いていた虎之介はジャガイモを持って古山家に届けた。新がどんな態度をとっても虎之介は優しいんだなあ。

 

十家リビング

院長が太を寝かしつけたと龍之介に報告。龍之介はどこか出かけたがっている?

 

こころ

10時過ぎ、もう閉店しようかという時間になり、ガックリ来ている希。のれんをしまっても外を気にしている。

 

古山家

じゃがバターにして食べる友と新。お嫁にいっちゃうと怒れなくなっちゃうと寂しがる友。新はまだまだ大丈夫という。洗濯機に洗濯物が入れっぱなしだったので、また友に怒られ、アチャーな新。(つづく)

 

1月2日は休止。まあ、そうだろう。これは想定内。

 

43歳で思わぬ妊娠が発覚した水島みち役の三崎千恵子さんは1920年生まれで当時52歳。さすがにちょっと無理ある!? だって、数年後の「マー姉ちゃん」では山口崇さんの母役だもんねえ。山口崇さんは1936年生まれで親子役もアリと言えばアリか。

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それにしても三郷さんはいい役だった。木下恵介アワーでこういう山口崇さんが見たかった。