TBS 1972年11月9日
あらすじ
新(水前寺清子)と虎之介(石坂浩二)の結婚式の話を聞いて、浄子(上村香子)をはじめ十七子(佐良直美)や志津枝(長山藍子)たちが、虎之介をつるし上げると大騒ぎになってしまった。これは十七子と志津枝が虎之介をあきらめた浄子の気持をひきたたせ、虎之介と新の浄子に対する遠慮を取り除こうと仕組んだものらしい。一度は結婚をやめるといった新も、みんなの温かい気持ちに感謝していた。
2025.4.3 BS12録画
新の髪をべっこうの櫛でとかす友。
作:平岩弓枝
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音楽:平井哲三郎
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主題歌(クラウンレコード)
ありがとう
作詞:大矢弘子
作曲:叶弦男
編曲:小杉仁三
唄:水前寺清子
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こころの詩(うた)
作詞:サトウハチロー
作曲:佐良直美
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古山友(こやまゆう):山岡久乃
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十鉄之介(つなしてつのすけ):岡本信人
十小雪:小鹿ミキ
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水戸浄子(きよこ):上村香子
高野順子:沖わか子
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千葉志津枝:長山藍子
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十儀介(つなしぎすけ):清水将夫
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島省三:佐野浅夫
日下(ひのした)新一:宗方勝己
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十龍之介(つなしたつのすけ):児玉清
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十章子(つなししょうこ):河内桃子
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千葉広道:山本学
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宮川十七子(となこ):佐良直美
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十太(つなしまさる):水野哲
患者:藤田啓而
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佐久間貴子(さくまたかこ):乙羽信子
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相沢桃(あいざわもも):沢田雅美
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相沢万希男(あいざわまきお):井上順之
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相沢希(あいざわのぞみ):大空眞弓
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プロデューサー:石井ふく子
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演出:川俣公明
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制作:テレパック
TBS
春秋荘
浄子や小雪など寮のみんなが集まっていた。志津枝は広道に虎之介を呼んでくるように言う。浄子は新の同情者だと言い、虎之介をつるし上げると息巻く。虎之介は、おっちょこちょい。
鉄之介が虎之介を呼んできて、婦長の部屋に集まった。友には家に帰るように言う新。浄子が虎之介に対し、平服で式を挙げることに反対を表明した。女は小さい頃からドレスにするか打掛けにするかで悩んでいると浄子が話す。十七子が代わり、結婚には全面的に賛成しているが、未婚者は結婚に対し、夢を持っている。志津枝は虎之介は思いやりがない、友だって夢を持っている。形式じゃなく心だと浄子が言う。
新は平服での結婚、指輪、旅行もなしで寂しく思ったが、みんなの話を聞いて、皆さんの中で結婚するんだと考えを改めた。虎之介、まだ分かってなさそう!?
衣装は親切、指輪は心、旅行は新しい人生の旅だと新が言い、浄子たちが拍手を送った。
婦長は友の部屋に来て、今回のことは十七子と志津枝が協力して浄子の遠慮をなくすためにしたことだと話し、友は感動する。
婦長の部屋
虎之介は心が整えば、いつも通りでいい。ただ友のような気遣う相手には何か考える。小雪は留袖を注文してしまい、ほんまにどないしようとぼやく。
相沢家
日下と食事に行くための着物を選ぶ希。ワクワクしている希に万希男と桃は困惑する。万希男はピンクの縮っぽいのがいいんじゃない?というと、縮(ちぢみ)は11月に着られるかっての!って、まったく知識がないから分かんないな~。
桃は日下と結婚したら店はどうしようと万希男に言う。桃は万希男と結婚する人が店やったらいいというが、万希男はあまり深く考えず、中華まんじゅうを取りに行った。
古山家
帰ってきた新は15日に結婚式を挙げ、上等な折り詰めをみんなに渡す。それだけ。今度の買い物は虎之介と行くと聞き、寂しい友。
日めくりカレンダーは”3” 1972年11月3日(金)
十家ダイニング
母の調子がよく、急に帰郷するになったお客様と帰ってきた章子。龍之介は銀座に服を作りに行こうと誘う。虎之介は着物のことを章子に聞いた。必要な着物は訪問着、付け下げ、小紋…大変だなあ。
十病院
虎之介に二世誕生の際は…って島先生! やだなあ!
内科の診察室
広道が患者に酒やたばこを控えるよう指導した。患者が帰り、十七子がゆうべのお礼を言った。広道は人の気持ちを察するのがうまいと十七子を褒めた。十七子は広道だけでなく志津枝も食事に誘う。
薬局
万希男は志津枝に希が結婚するかもしれないと報告した。するかもしれないくらいの段階で報告すな! 万希男は希と志津枝が同い年のため、桃が寂しがったら相談に乗ってほしいと話した。志津枝はドジでのろまで相談役になったのは初めてだと喜ぶが、薬局に入って来た十七子とぶつかった。
古山家
婦長が土曜日なので早めに帰ってきた。友は着物を三反選んで借りてきた。
十家茶の間
章子が虎之介と新に着物指導。訪問着、着物を全然持っていないと新が言うと、長襦袢も必要だという。章子は帯締めをプレゼント。章子は娘時代に買った着物を洗い張りして仕立て直すという。章子さん、すげぇ! 結婚したらまず着物なんだね。
ナースステーション
十七子が志津枝を食事に誘った。新宿でトンカツでも…しかし、志津枝は島先生にお願いしていたことがあると断った。島が帰り際、宿直の浄子に用事を頼んだが、志津枝は島に用事はなかった。
こころ
日下は希に新宿の日本料理を予約したと話し、希の体調を気遣った。帰ってきた桃と万希男は志津枝を見習い?2人とも予定があると食事を断った。魚が好きじゃないとか言わないで、用事って最初から言えばいいのに。
喫茶店
タンスや毛布、着物を買ったと話す虎之介と新。14日の朝に着物が届いて、あいさつ回りをする。虎之介は院長から友を大事にするように言われている。友が70、80になったら、私、看護婦してないねと新が言う。当たり前だろ~と笑う虎之介。時代だね。
公園
広道が食事から帰ると、志津枝はベンチで詩を書いていた。お、今回は志津枝が歌ってるぅ~! 頑張ってるけど、広道、あきれ。
相沢家
希は怒っていた。万希男は女やくざのようだと言う。希は桃たちが日下のことが好きじゃないんだろうと言い、2人きりで食事に行く気はない。桃は私たちからお姉ちゃんをとっちゃう人はみんな嫌いだという。ええ~!?
十家ダイニング
友が呼ばれて、院長、龍之介、章子と話をした。章子が着物を見ているというと、友は驚く。太は宿題を見てほしいと章子を連れて行った。友が新のことを心配していると、娘はいつまでも娘だと言い、院長は龍之介たちもいつまでも子供で病院を任せられないという。鉄之介が留袖代2万円貸してほしいというとポンと貸す。
公園
桃は日下との結婚には反対してないのに、いよいよ結婚すると思うと悲しくて…と万希男に話す。万希男は一つ一つ巣を作るんだ、桃が結婚するまで結婚しないと誓う。それもどうなの~!?
古山家
新が結婚通知書を出す準備をしていた。友は元気なく帰ってきたが、新は親に何でもやってもらう子供もいるのにね、私の衣類ぐらい整理してよ、親なんて何の役にも立たないと嫌みを言う。友は、あんたの世話にはならないと怒る。
忙しいからって、何でこんなこと言うかね~。
婦長が新の着物の寸法を聞く電話が来たと話し、友に聞いたが、すっかりへそを曲げ答えてくれない。ようやく立ち上がった友に「早くしろよ、ノロマ」と暴言を吐いた新に、友は座り直した。新は泣き出し、友に抱きついた。(つづく)
ん~、新って何でこうすぐ調子に乗るんだ!? そもそも友みたいに礼儀にうるさい人に育てられた割に…って言動が多すぎる。
