徒然好きなもの

ドラマの感想など

再放送希望

先週金曜日で「スクール☆ウォーズ」「太陽の涙」が終わってしまい、毎日見る連続ドラマがなくなってしまった。木曜日には「ありがとう」第2シリーズが始まるし、20日からは「夢千代日記」も始まる。だけど、毎日じゃないんだよね。26日からようやく「赤い絆」が始まるくらいで。あ、「幸福相談」は見る。あと25日から始まる「岸辺のアルバム」もキャストクレジットを確認するために見ます。

 

昭和ドラマを1本見ると、この人の出ていたあの作品が見たいというものがどんどん出てきて困る。それがなかなか思うように見られない。

 

朝ドラも一時の昭和枠がなくなってしまって寂しい。あの枠は、もう戻ってこないだろう。正直、NHKは配信やDVD化されたものじゃない作品を積極的に取り上げてほしいんだけどな。CSやBSではDVD化された2010年以降の朝ドラの再放送はよくやってるもん。「カーネーション」はめちゃくちゃ好きな作品ではあるけど、再放送何回目?とも思ってしまう。それだけ名作だってことは重々承知です。

 

ゲゲゲの女房」は私の一番好きな朝ドラだけど、これもよく見る。いつかちゃんと全話の感想を残したいと思ってはいるんだけど、ドラマ当時に残したブルーレイは字幕をつけてなかった。当時から字幕をつけてテレビは見てたけど、録画のときは字幕を外してました。あと、意外といっては失礼ですが「純情きらり」も再放送率高くない?? 

 

朝ドラは太平洋戦争を挟む物語が定番だけど、正直、ここ10年の戦争の描き方と1980年代でも大きく違う。本当は経験者がたくさんいたもっと昔の作品が見たいけど、朝ドラは一部を除き1979年の「マー姉ちゃん」以降の作品しか残ってないというのが残念。朝ドラに関しては最近は全話残ってない昔の作品に興味が湧いてます。

 

1961/昭和36年 第1作「娘と私」

主人公は娘のいる父親! 初期は男主人公…というか結構年配男性が主人公になっている。主人公の北沢彪さんは「わが子は他人」では病院の院長先生だった。

peachredrum.hateblo.jp

1962/昭和37年 第2作「あしたの風」

ヒロインは渡辺富美子さん。ヒロインの夫は増田順司さん。「別れて生きる時も」のナレーターと石山はんのお父さん! 壷井栄原作。

peachredrum.hateblo.jp

1963/昭和38年 第3作「あかつき」

原作・武者小路実篤、主人公・佐分利信って渋いな~。大学教授から画業へ。武者小路実篤本人も出演。

peachredrum.hateblo.jp

1964/昭和39年 第4作「うず潮

ヒロインは「わが子は他人」の和子こと林美智子さん。林芙美子原作。朝ドラヒロインだったのね。

peachredrum.hateblo.jp

1965/昭和40年 第5作「たまゆら

川端康成がドラマ用に書き下ろし、笠智衆主演。定年後の男性が主人公のドラマって、今でもあまりないし、見られるものなら見たいよなあ。

peachredrum.hateblo.jp

それと、山田太一脚本の第12作「藍より青く」も見たいねえ~。昨年末、山田太一さんが亡くなり、NHKで「藍より青く」のあらすじも紹介していたけど、戦争未亡人になったヒロインが仲間たちと戦後、中華料理の店を開く話だった。昭和ドラマで家族で外食というと中華料理店が出てくるのは、そういう歴史的なものがあるのかな?

 

話は変わりますが、日曜日にCSのファミリー劇場で一挙放送をやってた「結婚できない男」を見ました。これは12話で完結するという気軽さもあり、再放送を見かける度に見てしまう。

 

それにしても「結婚できない男」を見る度、2006年ってこんなに明るい世界だったのかな~って思う。夏っていうのもあるんだろうけど、なんかね、今とは違うな。

www.oricon.co.jp

こちらの満足度ランキングでは3位! 意外だな~。上位6位までフジドラマが独占してるというのも時代だね~。とはいえ、この中で見てたのは

3位 結婚できない男(フジ)

5位 のだめカンタービレ(フジ)

7位 白夜行(TBS)

8位 時効警察(テレ朝)

9位 マイ★ボス マイ★ヒーロー(日テレ)

20位までのうち5本くらいしか見てないけど、割と各局見てる。その後、それぞれ続編があったり映画になったり…でも続編は長い期間が開くと、私には合わなかったな。「結婚できない男」ももちろんそうだけど、「時効警察」は翌年の続編はよかった。でも、「まだ結婚できない男」とくしくも同じ年に作られた続編は微妙だった。

 

今まで再放送希望で名前を出したものでまだ実現していないもの

「おやじ太鼓」以前の木下恵介アワー並びに木下恵介劇場。全て白黒作品なのがネックなのかなかなか再放送してくれないねえ。何度でも言うけど特に見たいのは「記念樹」です。

 

・喜びも悲しみも幾歳月(1965年4月6日 - 9月28日)

・二人の星(1965年10月5日 - 1966年3月29日)

・記念樹(1966年4月5日 - 1967年2月14日)

・今年の恋(1967年2月21日 - 4月11日)

・女と刀(1967年4月18日 - 10月10日)

・もがり笛(1967年10月17日 - 1968年1月9日)

 

多分、朝の再放送は「幸福相談」→「岸壁の母」→「別れて生きる時も」になると思う。「岸壁の母」再放送中に「わが子は他人」の再放送が終わるけど、土日の再放送枠で「別れて生きる時も」って、回数も多いし、ちょっと辛くない?って思って。

 

同じく白黒作品だけど、「泣いてたまるか」もいつか見たいね~。BS12で2015年の年明けからやってたこともあったらしい。

泣いてたまるか(1966/04/17 - 1968/03/31)

こちらも松竹制作なのでアワーおなじみの出演者も多い。

 

愛の劇場

・喜びも悲しみも幾歳月(1972/07/10~1972/08/25)

「喜びも悲しみも~」は1972年の愛の劇場版のほうが主演が「おやじ太鼓」の長男・武男主演でアワーファミリー多数出演でこっちも見てみたい。

 

・北の宿から(1979/09/03~1979/10/26)

伊藤孝雄さんと倉石功さんが兄弟ってのが興味湧く。「別れて生きる時も」を見て以来、伊藤孝雄さんの他の出演作も見たくなりました。

 

・殉愛(1988/03/28 ~ 1988/04/29)

栗原小巻さんと伊藤孝雄さんの共演作。

 

・ああわが家(1989/01/04~1989/03/03)

こちらも伊藤孝雄さん出演。これは石井ふく子プロデュースドラマなので今後、BS11でやってもおかしくないと思う。平成のドラマだけどね(4~7日まではギリギリ昭和)。このドラマの主題歌が「川の流れのように」ってのがびっくり。このドラマのための楽曲ってわけじゃないだろうけど、発売は1989年1月11日。結果的に美空ひばりさんの遺作となったことで没後に売れたらしい。

 

・結婚の条件(1989/09/04~1989/10/27)

こちらも石井ふく子プロデュース。主演に香山美子さん、共演に風見章子さん、沢田雅美さんって「おやじ太鼓」! ストーリーは”ある日、夫の子を妊娠しているという女性が現れ家庭が崩壊する”という内容で結構重そうだけど。

 

他のドラマ

・フライパンの唄(1975/10/07 ~ 1976/03/30)

木下恵介アワー終了後の火曜9時枠のドラマで「いごこち満点」の前にやってたドラマ。脚本は「あしたからの恋」の楠田芳子さん、主演が進藤英太郎さん、娘に山岡久乃さん。副コック長に秋野太作さん。「いごこち満点」を調べたときに見つけたドラマでこっちが見てみたかった。この火曜9時枠、ほぼ山岡久乃さんが出ている。

 

・今日だけは(1977/05/12~1977/11/03)

石井ふく子プロデュースドラマ。「別れて生きる時も」前だけど「別れて生きる時も」で親子役だった松原智恵子さんと羽田直美さんが共演。「ほんとうに」の次のドラマ。

 

最近、BS-TBSも昭和の名作ドラマを再放送しつつあり、木下恵介・人間の歌シリーズとかやってくれないかとひそかに思っている。字幕ないけどね。

 

・冬の旅(1970年4月16日 - 7月9日)

・俄 浪華遊侠伝(1970年7月16日 - 10月8日)

・椿の散るとき(1970年10月15日 - 1971年1月7日)

・冬の雲(1971年1月14日 - 8月26日)

・冬の華(1971年9月2日 - 12月9日)

春の嵐(1971年12月16日 - 1972年4月13日)

・地の果てまで(1972年4月20日 - 7月27日)

・白い夏(1972年8月3日 - 11月30日)

・愛よ、いそげ!(1972年12月7日 - 1973年5月3日)

・風の色(1973年5月10日 - 8月2日)

・夏の別れ(1973年8月9日 - 8月30日)

・それぞれの秋(1973年9月6日 - 12月13日)

・冬の貝殻(1973年12月20日 - 1974年3月14日)

・バラ色の人生(1974年3月21日 - 6月13日)

・風の町(1974年6月20日 - 9月12日)

阿蘇の女(1974年9月19日 - 12月12日)

・三人姉妹(1974年12月19日 - 1975年3月27日)

・もうひとつの春(1975年4月3日 - 6月26日)

・魅せられた夏(1975年7月3日 - 10月9日)

・旅への誘い(1975年10月16日 - 1976年1月8日)

・早春物語(1976年1月15日 - 4月22日)

・遙かなる海(1976年4月29日 - 10月21日)

・お菓子放浪記(1976年10月28日 - 1977年1月20日

冬の運動会(1977年1月27日 - 3月31日)

 

伊藤孝雄さんはアワーには出てないけど、人間の歌シリーズには「春の嵐」「それぞれの秋」「早春物語」といくつか出演している。「それぞれの秋」は山田太一脚本でギャラクシー賞も取ってるから、CSのTBSチャンネルでは放送したこともあるらしい。

今後もBS松竹東急、BS-TBSに期待。日本映画専門チャンネルももう少し時代をさかのぼってほしいんだけどな~。