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【ネタバレ】スクール・ウォーズ<デジタルリマスター版>▼第26話 花園よ永遠なれ🈡

TBS 1985年4月6日

 

あらすじ

川浜高校と城南工大高の決勝戦。キャプテン・平山(四方堂亘)は両脚に麻酔を打ち、内田(岩本宗規)は腫れあがった右目がもう見えない。主要選手たちはすでに満身創痍だ。

2024.11.1 BS-TBS録画

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花園ラグビー場。1月7日、天候曇り。摂氏7度。北西の風やや強し。

 

実際の試合の映像。試合は1981年の映像で観戦席は1985年かな? おなじみのメンバーが応援している。

 

序盤から川浜得意のスクラム戦に持ち込んだが、平山の両足は最悪の状態だった。

 

前夜、隣の布団の清川に平山は明日の試合、出られないかもしれないとは言い出せなかったが、清川が明日のために3年間頑張ってきたよな=フォローするよと言い、通じ合った2人。「キヨ」「誠」と呼び合う仲なのをもっと見せてくれてもよかったのに。もっとこの代の描写が欲しかったね〜。

 

宿を抜け出した賢治は神社へ。ゆかりを寝かせた節子もいた。「勝ちたい。勝たせてやりたい」と言う賢治に「勝つわ」と断言する節子。勘がよく当たるといい、賢治に初めて会った時もこの人と結婚すると思っていたと話す。

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岡田奈々さんのブルマ姿を再度見せたかっただけじゃない!? ここでオープニング。

 

滝沢賢治:山下真司

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滝沢節子:岡田奈々

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名村直(ただし):鶴見辰吾

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甘利信之:三浦浩一

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江藤桂一:谷村昌彦

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大木大助:松村雄基

富田圭子:伊藤かずえ

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野田文義:大石吾朗

竹村司:佐原健二

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勝又欣吾:倉石功

森田光男:宮田恭男

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杉本清美:諏佐理恵子

西村明子:坂上亜樹

滝沢ゆかり:間下このみ

海老名健三:武内文平

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平山誠四方堂亘

三上謙介:小川隆市

柳俊子:松井きみ江

マーク・ジョンソン:チャールズ・モーガン

江川恭司:番哲也

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岩佐邦靖:名古屋章

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内田勝:宮田州

尾本輝正:鈴木秀一

丸茂良三:松本誠一

栗原昭:榊原晃

内田治男:岩本宗規

清川誠一:森勇治

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矢木純平:近藤哲也

広川:高山成夫

部員:佐々間英之

部員:高味一也

竹下:和田浩敬

赤津真治:増村翼

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部員:高田暢彦

永井政春

松尾秀一郎

中村俊一

涌波博

アナウンサー:須永慶

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山崎進:福田豊

山崎静代:谷口香

奥寺俊也:北村総一朗

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山城晋平:下川辰平

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下田夕子:和田アキ子

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内田玄治:坂上二郎

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脚本:長野洋

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「落ちこぼれ軍団の奇跡」

      馬場信浩 著

光文社「カッパノベルズ」より

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音楽:菊池俊輔

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ナレーター:芥川隆行

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主題歌「ヒーロー」

  歌:麻倉未稀(キング・レコード)

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

  • provided courtesy of iTunes

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監督:江崎実生

 

一進一退の攻防を繰り返す名勝負。平山から栗原に指示を飛ばしたが、途中で止められた。

 

解説席に座る勝又元監督。暮れの30日に父親を亡くした江川監督は通夜にも葬儀にも出席しなかった。マスコミのインタビューで勝負は最後の5分で決まると話す。賢治もまた勝負は最後の最後まで分からない。勝ちたいと思いますと話した。

 

観戦席の大木にブランデーの入った容器を渡したのは名村。

こんな感じの携帯用のやつ。

 

試合中に倒れた治男。右目が腫れ上がったが、立ち上がった。

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タックルの練習をする回想シーン。

 

和歌山でも山崎一家がテレビで観戦し、イソップの父も墓の前で試合中継のラジオを聴かせていて、甘利先生も駆けつけた。大きいラジカセ懐かしい。

 

城南の反則からペナルティゴールの権利を得た川浜。赤津のゴールが決まる。

 

職員室

去年、試合を見に行ったが負けたので今年は現地に行かなかった岩佐校長。先生たちと応援する。

 

前半終わって3-0で川浜がリード。名村は仕事があると帰って行った。

 

後半、今度は城南のペナルティゴールが決まり、3-3。勝負は降り出しへ。

 

消防署

休暇も取らずに試合を見る尾本。通報があり、また現場へ向かう。

 

栗原はまた脱臼になり、マネージャーが入れた。入試の成績が一番だった栗原はエンジニア志望で高校でラグビーをやめるつもりでいた。度重なる故障にやめようと思ったこともあったが、マネージャーたちが止めた。成績は3年間、常にトップ。

 

グランドキーパーの海老名健三は風向きが変わったことに気づいた。

 

残り5分。平山の麻酔が切れ、激痛が走る。城南のゴールは決まらず、ロスタイムへ。

 

現場から戻った尾本がまたテレビにかじりつく。

 

平山と清川のアイコンタクト。栗原がトライを決めた。赤津がゴールキックを外したが、7-3で勝利した。

 

みんなが勝利を喜ぶ中、賢治は呆然。マークに「you're winner!」と言われてようやく実感が湧いた。インタビューで「信は力なり。勝ったぞー!」と叫ぶ。森田と圭子が抱き合って泣き、大木は丸茂と抱き合って泣いている。

 

選手たちに胴上げされている賢治をみて、泣く節子。

 

山崎家もイソップの父も職員室の面々も喜ぶ。尾本も涙をぬぐい、再び現場へ。

 

グラウンドを歩く賢治。観戦席で見ている節子とゆかり。戦いは終わった。明日から新たな戦いが始まる。(終)

 

終わってしまいました。小学生の時にリアルタイムで見たものと思っていたのですが、当時は土曜9時放送と知り、再放送で見たのだと確信しました。小学校低学年で土曜日に9時からドラマを見てたなんて思えない。多分、1980年代に幾度か平日夕方に再放送していて、それを見たんだと思います。

 

1980年代はTBSの火曜8時と土曜9時に大映ドラマ枠があり、私が印象にある「少女に何が起ったか」「スチュワーデス物語」「不良少女とよばれて」「乳姉妹」は火曜8時、「スクール☆ウォーズ」「ポニーテールはふり向かない」は土曜9時。「ヤヌスの鏡」はフジ系。

 

1990年代に入り、ドラマ好きになってあれこれ見るころには大げさ演技が時代に合わなくなって、ちょっと苦手で大映ドラマと分かると避けるくらいになってた。だけど、今でも80年代までの大映ドラマは面白いと思う。

 

ちゃんと最初から最後まで見たのが数十年ぶりだったので、覚えてるところとそうじゃないところの差が激しかった。「悔しいです」は度々バラエティ番組でも取り上げられるから記憶にあったけど、私の場合、富田圭子の記憶が全然なくて、当然、名村財閥関連は全く記憶になし。鶴見辰吾さん、出てたんだ!?みたいな。

 

このドラマで知って、ずっと印象にあったのは勝又監督の倉石功さんや二人の校長先生(下川辰平さん、名古屋章さん)かな。あと、改めて見て岡田奈々さんのかわいらしさにびっくり。

 

面白かったけど、創作の部分に興味をひかれなくて、森田と圭子の恋人関連とかどうでもいいからもっと部員にスポット当ててくれと思ってしまうところもあった。当時も今も恋愛関連の描写に興味がわかない。当然、加代が賢治に憧れてたとかいう展開やイソップ→加代も記憶になかった。

 

最初は見たことのない赤いシリーズをもっとやってくれと思って、見る予定はなかったんだけど、いざ見始めると面白かったな~。もっと80年代の大映ドラマが見たくなった。どんどん再放送求む!…字幕ついてるともっとありがたい。

 

裏番組のBS松竹東急の「太陽の涙」もちょうど同じ日から始まって同じ日に最終回。来週からの「幸福相談」では、かわいい勝又監督を見るー! 正直、豪華キャストなのに脚本はイマイチだったけど、山口崇さんのビジュアルは最高なので、こっちも楽しみ。