徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】ありがとう(第1シリーズ)#29

TBS 1970年10月15日

 

あらすじ

鶴田清子警部補(奈良岡朋子)の死は、光(水前寺清子)や香子(和泉雅子)達は後輩の婦人警官に大きなショックを与えた。焼香する光達の眼からは、止めどなく涙が溢れた。麻薬密輸事件に関係し、清子を死に追いやる原因を作った異母弟の文夫(山崎猛)は特に許されて焼香に来て、姉の遺影の前で泣き崩れた。そして更生を誓う文夫に玉造(伊志井寛)は、あなたが一人前になった時、何よりもまず清子の墓前に有難うを言いなさいと悟した。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.10.31 BS12録画。

peachredrum.hateblo.jp

作:平岩弓枝

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四方光(よもひかる):水前寺清子

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段進矢(だんしんや):石坂浩二

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四方勝(よもかつ):山岡久乃

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洞外大介:中村俊一

妻・きく:初井言栄

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吉川美沙子:桜むつ子

正司良二:岡本信人

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杉本比奈子:長山藍子

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杉本公一:児玉清

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洞外次代(どうがいつぎよ):沢田雅美

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松平雪乃:佐良直美

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鶴田幾平:加藤嘉

鶴田和江:日高ゆりえ

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松平定利:神田隆

鶴田文夫:山崎猛

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少年係主任:下川辰平

質店の客:神田正夫

洞外三千介:宇佐美豊

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九玉造(いちぢくたまぞう):伊志井寛

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九静香(いちぢくしづか):乙羽信子

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堀江香子(ほりえきょうこ):和泉雅子

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

 

雪乃に進矢さんのことで話があると言われた光。それにしても先輩後輩みたいな関係性が感じられないタメ口っぷり。「スクール⭐︎ウォーズ」最終回に“中村俊一”という名前を見かけたけど、それらしい人がいないなと思ったら、このドラマに出演した中村俊一さんは1980年にお亡くなりになっていた。同姓同名の方だったのね。

 

炊事場

あんなに悲しい初七日ってなかったと帰ってきた九夫婦。文夫のことをあれで立ち上がれなきゃ人間じゃないと言う静香。

 

園長はお腹を空かせていたが、お風呂に入っている間に何か作ると風呂に行かせた。その後、進矢もお腹が空いたと帰ってきた。

 

雪乃と光は食堂へ。雪乃は焼きそば、イカ天、野菜焼きを注文。光は焼きそば、海老天、あんず巻き?、飲み物は2人ともお茶。鉄板がテーブルにあるから鉄板焼き屋? 雪乃は鶴長さんが亡くなってから命について考えていた。進矢をどう思うか聞く雪乃は進矢は光を愛してると言う。団さんを諦めて、光と仲良くなりたい、仲間になりたいと言い、ここはあなたのおごりね?と笑う。

 

豆せん

中川は死刑だろうと話し合う公一と比奈子。香子はショックで落ち込んだまま。比奈子は香子と一緒に寝てやりたいと公一の許可をとった。枕を持って2階へ行こうとした比奈子にナンセンスだと断った香子。公一が笑う。

 

四方家

帰ってきた光にピリピリしている勝。身代わりから解放された光が進矢に抱きついたことを問い詰めた。自分に抱きついてくるものだと思っていた勝はイライラ。そんなに怒ること?

 

九保育園

園庭を掃いている良二と勝。香子は運動会のお菓子はあれでいいかと確認に来た。事件直後に特に延期もしないって、昭和だな〜。

 

炊事場で朝食をとっていた進矢に雪乃の父が会いに来たと勝が呼びに来た。

 

上野署

山根主任が鶴長さんのお別れに行ってきなさいと光と次代に言う。次代は雪乃が光を呼び出したことを気にしていた。

 

園長の部屋

一般人にケガがなくてよかったと言う雪乃の父。結婚を約束したような人がいるのかね?と聞いてきた。

 

炊事場

美沙子が事件のことを聞きつけ園長に会いにきた。

 

園長の部屋

進矢は心に決めた女性がいるが、自信がなく、先の話だと言う。美沙子が立ち聞き。進矢は美沙子のことを気にしていた。伯父、伯母には愛情があるが、母に対してそういう思いはなく、結婚相手に説明できない。聞かんでいいことまで詮索してしまったと雪乃の父は謝り、美沙子は進矢に会わずに帰った。

 

鶴田家を後にした光と次代は昨日、雪乃と行ったお店で焼きそばを食べた。「太陽の涙」の鉄板焼き屋は高級な感じだけど、こっちは庶民的な感じ。光と次代の恋バナ。

 

2人は豆せんへ。比奈子に公一と喫茶店に行ったか尋ねた。どっちから誘ったか次代が聞き、メモを取る光。愛されてると実感したこと。しょっちゅう家に遊びにきたり、棚を直してくれたり、じっと見つめたり…見込みがないと落ち込む光。

 

園長の部屋

文夫が両親と挨拶に来た。文夫の兄は大阪から戻って告別式に出てまた帰ったと話してたけど、途中から全然出てこなくなったね〜。文夫はスーツを着て一生かかっても姉に償いをしたいと頭を下げた。幾平は文夫を勘当せず罪と向き合っていくと話し、園長はいつかお姉さんのお墓の前で「ありがとう」と言いなさいと諭した。感動の場面。幾平さん、よく元気になったね。

 

炊事場

比奈子から聞いた話をメモしたことを読む光。良二と進矢が入ってきた。光の前でも大声で笑う進矢にガッカリした光は部屋を出て行った。

 

豆せん

香子はスリ係の研修が終わり、上野署の交通課に戻ってもいいが、スリ係に残って欲しいと言われていた。スリ係に残りたいと公一に話す。仕事に生きがいを持つお兄さんなら分かってくれると公一に話し、公一から比奈子に説得してもらった。

 

洞外質店

大介は次代が度胸があると客に自慢話をしていた。次代は、もうこんな話はやめてくださいと頼んだ。美沙子が客としてやってきた。着物や指輪を売りに来て、引越しで遠いところに行くと言う。

 

園長の部屋

園長、静香、光、進矢で勝の作った親子丼を食べることにした。芋食うんじゃなかったと言う進矢に消化剤を渡す光は、事件の後、抱きついたことを「どういうつもりで抱いたの?」と聞いた。

 

美沙子が訪れ、好きな男ができて大阪に行くと言う。電気会社で働いているオオイケンタロウだとしどろもどろに答え、今日一緒に大阪に行く、進矢にはすまないと思ってるのよと謝る。

 

四方家

勝は私も再婚しようかなと冗談を言う。

 

進矢は美沙子を送りに外に出た。封筒? 紙?を渡す進矢。貯金もあるしと言ってたから給料でも渡した? 保育園の窓から覗き見る光。(つづく)

 

次で最後と思えないくらいのんびりした展開に思える。