割と深刻なドラマだったけど、意外と当時の歌謡曲も取り入れてありました。
↑気まぐれに作った他のドラマのプレイリストはこちら。
1話
「わが子は他人」のファーストソングは太陽カッター従業員が歌う民謡。
「五木の子守歌」
次に大吉が歌った「ソーラン節」
またまた大吉が「木曽節」を歌う。
意外と初回は民謡尽くし。戦後生まれの当時20代の社長と従業員の会社の割に渋い。
3話
テレビから流れる郷ひろみさんの歌声。8話でも歩行者天国で流れる。
4話
またしてもテレビから流れる歌声。子供がいるからテレビを見る場面が多いね。
アグネス・チャン「小さな恋の物語」1973年10月25日発売
またしてもテレビから。音楽番組も多かった!? 8話でも歩行者天国で流れる。
フィンガー5「学園天国」1974年3月5日発売
大吉と一郎が風呂場で歌う。
フィンガー5「恋のダイヤル6700」1973年12月5日発売
8話
和子が弾くノクターン
外で聞いてた隆は春生の演奏だと勘違い。
歩行者天国で数曲交じって流れる。「花とみつばち」「学園天国」、研ナオコさんの「うわさの男」など
9話
バーだかスナックで飲んでる隆と春生のバックに流れる。なぜこの曲?
あおい輝彦「二人の世界」1971年2月5日発売
11話
親戚づきあいスタートの前に一郎が「うみ」を歌う。12話では一郎と晃で歌う。
12話
昭和元年生まれの元が歌います。
「城ヶ島の雨」1913/大正2年10月に発表された楽曲。作詞・北原白秋
13話
テレビから流れる。
チェリッシュ「愛のペンダント」1974年4月25日発売(「ふたりの急行列車」のB面)
14話
隆たちのドライブでカーステレオから流れる。
チェリッシュ「ふたりの急行列車」1974年4月25日発売
17話
一郎が「証城寺の狸囃子」を歌う。
18話
テレビ画面に西城秀樹さんが映ってる!
西城秀樹「薔薇の鎖」1974年2月25日発売
福山家の面々はテレビの「必殺仕掛人」に夢中。
テーマソングも流れたし、1974年2月16日公開された「必殺仕掛人 春雪仕掛針」の場面もテレビに映りました。
18話はドラマ本編に関係のない西城秀樹さん、林与一さん、岩下志麻さんなどがテレビ画面に映るというちょっと変わった演出でした。
23話
元がジュークボックスで流して紀子と踊る。
このくらいかな。そう多くはないか。昭和元年生まれの元さんの曲チョイスが面白い。
演出の名前を毎回ちゃんとチェックしていたわけではないですが、「わが子は他人」17話以降は木下恵介さんと同世代の映画監督・中村登さんで「思い橋」も前半、終盤は中村監督だったらしく、出演者がテレビを見るという演出が好きだったのかも。
今は「おやじ太鼓」も再放送もしていますが、「おやじ太鼓」の場合は部屋にテレビはあったけど、見ている場面はほとんどなかったように思うし、ましてテレビ画面内が映ることもなかったので、70年代に入り、技術の進化なのでしょうか。
あ、「おやじ太鼓」もあったよ。12話からカラーだったのに、13話冒頭が白黒だったのは、テレビのニュース映像が流れていて、それを愛子が見てるって場面があった。それくらいだったけど。
「おやじ太鼓」も気にすると音楽は流れてるけど、知らない曲ばっかりだな。70年代はまだ歌手は分かるけど、曲は知らないというパターンが多く、60年代だと歌手も分からないから調べようがない感じ。
劇中であおい輝彦さんの「二人の世界」がかかったのは、木下恵介アワー最後の作品で木下恵介アワーを象徴するような作品だからかな? でも木下恵介アワーで一番視聴率が良かったのは「3人家族」だったらしいけどね。