TBS 1974年5月22日
あらすじ
取り違え騒動が起こって以来、一郎(春田和秀)は元気をなくしてしまう。そんなある日、一郎の先生が初めての家庭訪問に訪れる。一郎の秘密を話すべきか迷っていた大吉(松山省二)夫婦だったが…。
2024.5.3 BS松竹東急録画。
福山大吉:松山省二…太陽カッター社長。字幕黄色。
福山紀子:音無美紀子…大吉の妻。字幕緑。
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和泉和子:林美智子…元の妻。
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妙子:井口恭子…一郎の担任教師。
滝沢春生(はるみ):高沢順子…和子の姪。
福山隆:喜久川清…大吉の弟。浪人生。
田口:桐原新…隆の友人。
原:安東結子…元の教え子。
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福山一郎:春田和秀…大吉、紀子の息子。小学1年生。
和泉晃:吉田友紀…元、和子の息子。小学1年生。
ナレーター:矢島正明
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福山ゆき:小夜福子…大吉の母。
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和泉元(げん):杉浦直樹…中学校教師。
一郎にとって、この1か月は変な日々であったのですが、その意味が分かろうはずもありませんでした。ただ、和泉親子のことを忘れることはなかったのです。一郎にすれば、自分を見て泣いた人など今まで見たことがなかったからです。
一郎を含め、小学1年生男児6人が道路脇に並んで立ち、車が来る度に耳をふさぐ。かんしゃく玉を車の通る所に置いて、車がかんしゃく玉を轢いて音が鳴る?のを楽しんでいた。派手な格好の運転手が降りて、子供たちを怒鳴る。「なんだ、お前。集団でイタズラして! こら!」
散り散りに逃げた一郎は買い物帰りの紀子に会う。今日は家庭訪問の日。先生が来ている間はおばあちゃんと静かに遊ぶよう一郎に言う。
福山家
隆「ねえ、母さん。俺、予備校行ったほうがいいかね」
ゆき「そんなこと自分で決めたらいいだろ」太陽カッター事務所内を掃除中。
隆「うん」
ゆき「大体、今頃入れる予備校はあんのかい?」
隆「うん、あるよ。無試験でね。まあ、やっぱりさ、ちゃんと電車に乗ってさ、毎日、規則正しい生活をしたほうがいいのかもしれないね」
ゆき「そう思ったら行ったらいいだろ」
隆「うん。いや、うちにいるとさ、落ち着かないんだよな、いろいろと」
ゆき「そうかね」
隆「例えば一郎のことだってあるじゃない。この1か月、ほとんど頭から離れないもんね。俺にしたって。でも、どうすんのかね、ケンカしちゃってさ」生返事のゆきに「兄貴なんかに任せておかないで母さんあたり少し動いたらどうなの?」「まあ、兄貴も頭にカーッとくるだけが取り柄だからね。あっ、母さん、ロッカーの脇腹、まだ拭いてないよ」と言葉を重ねる。
ゆき「ああ…ああ、ちょ、ちょっとのいて」
隆「そこでさ、実は少し計画があるんだ」と言うが、ゆきはうるさがり、「なんでもいいから早く勉強しな」とあしらう。そうか、一郎の先生が来るから、熱心に掃除してたのね。何か言いかけた隆だが、すねて茶の間に寝転がった。
帰ってきた大吉にどなられる隆は茶の間から出て行く。初めての家庭訪問なので、早めに帰ってきた大吉。先生が来るのは4時。
大吉「ねえ、母さん。隆、あんまり甘やかしちゃダメだよ」
ゆき「甘やかしてなんかいやしないよ」
大吉「昨日だってさ、街の真ん中で、ほら、あの田口っていうヤツと2人でさ、かくれんぼだかなんだか知らないけどさ、変なことして浮かれてんだからね」
ゆき「ふ~ん」
大吉役の松山省二さんは「若者たち」では末っ子の末吉。両親を早くに亡くして長男次男が学歴で苦労したため、大学に何としても入るように言われている。
続編だと進学しなかった末吉は金の亡者となり車のセールスマンでバリバリ働いている。しかし、この映画から数年で父親役なんだよね。
一郎と紀子が一緒に帰宅。1時間も道草していた一郎。
和泉家
「ノクターン」を弾く和子を見ている春生。
また家の前まで来ている隆と田口。
隆「あの子かな? あの子だよ」
和泉家
和子「しばらくやらないからダメだわ。指が硬くなっちゃって」
春生「でも、とってもうまかったわよ」
和子「無理しなくてもいいのよ。大体、春生ちゃんはクラシックなんか好きじゃないでしょ?」
春生「うん。私はどっちかっつうと分かりやすい音楽ならなんだっていいのよ。簡単に楽しめるしね」
和子「そりゃそうね」
春生「ねえ、叔父さんはどうなの?」
和子「あの人は無趣味ね。ホントに好きなもんなんてないんじゃないかしら」
春生「感じね」
和子「そうでしょ? 同僚の人はそれぞれ趣味があんのに、あの人にはないの。どっか不精なのね」
春生「でも私、そういう人好きなの」
和子「でも相手してるほうはくたびれるわよ」
そういうドラマじゃないだろうけど、「たんとんとん」で新さんが若い嫁さんをもらってたせいで春生が元を好きだと言うの、なんだかドキドキする。
春生「そりゃ、叔母さんにやりたいことがたくさんあるからじゃないの?」
和子「そんなの昔の話よ。今は晃のことで精いっぱいだわ。その晃のことだって、うちの人、まるで向こうに遠慮しちゃって全然話が進まないの。そりゃあ、向こうに都合があることぐらい分かってるけど、自分の子供を引き取るんですもの。多少無理を言ってもいいと思うのよ。そう思わない?」
春生「まあ、しかたがないと思う」
和子「そうよ。親とすれば相手から盗んできたって許されると思うわ。それなのに、みんな冷静なの。みんな黙ってるの。まるで解決したくないみたいだわ。もっともケンカしちゃったから当分の間は解決しないけど。(春生と話していたが振り返ってピアノに向き合う)このピアノ、結婚したとき持ってきたのよ。当時はこの辺でもちょっと騒がれてね、でも、こんな気持ちで弾くとは思わなかったわ」
和子の解決とは2人の子供を引き取ることでしょ!? 怖いわ。
晃が帰宅。
和子「偉いわね。お勉強の時間、忘れないで」
晃「お母さん、その角でまた変な男たちに会ったよ」
和子「春生ちゃん、あんたの言ってたヤツよ」
春生「また来たのかしらね」
公園
隆「♪タンターン タンタン タンタララン。ベートーヴェンっていいな」
田口「ショパンだよ」
隆「ピアノだよ」
田口「うん」思いきり大あくび。「ねえ、もうよそうや」
隆「なんでだよ?」
田口「俺たちの出る幕じゃないよ」←おっ、まともなこと言ってる。
隆「なんだよ、急に」
田口「勉強だよ」
隆「ひでえな、お前。俺がこんなに困ってるのに逃げ出すのかよ」
田口「まあ、無理だよな」
隆「何が無理だよ? いいかい、俺はね、決心したんだよ、ホントに」
田口「じゃあ、あのうちへ行けばよかったのに」
隆「それはまた別の問題だよ」
春生「ねえ、君たちどこの子?」
思わず立ち上がっちゃう田口。
春生「ねえ、なんの用なの? うちの周り、ウロウロして。返事しなさい、高校生のくせに」
隆「なんだよ、高校生とは」
春生「あら、働いてんの? じゃあ、会社戻って仕事したらどうなの?」
隆「浪人だよ、俺たちは」
春生「プッ…ウソついてもダメよ。いい? 今度うちの周りウロウロしたら警察呼ぶから、そのつもりでいてちょうだい」立ち去る。長身のせいかちょっと猫背ね。
田口「決心したんだろ?」
隆「そうさ、決心したさ」春生を追いかけ、「俺はね、福山のうちの者なんだ。怪しい者なんかじゃないぞ!」と叫ぶ。「生意気だな、あいつ」
なんかさ、女性ってなんにもしてないのに男性の意にそわないと「生意気だな」と言われちゃうんだよね。
茶の間に客用座布団を置くゆき。4時から5時が福山家の割り当てだが、4時半になっても先生が来ない。人を待つのが落ち着かない大吉は晩飯の用意をした方がいいんじゃないかと紀子に言う。
紀子「そんなにゆっくりできないらしいわ」
大吉「いくらなんでも、こんな遅くまでやんないだろ。うちが最後だよ」
紀子「なんでも、お勤めのおうちは夜にしてるらしいわ」
大吉「そうか。まあ、先生としては家族全員を知っておきたいってわけだな」
大吉は一郎のことを先生に話しておいたほうがいいのではないかとゆきに言う。何かあったときに困るんじゃないか。紀子は子供にはすぐ分かるから、特別扱いされたくない、一度誰かに言うとパーっと噂が広がると反対する。ゆきも先生に気を遣ってもらうのも悪いと同調。「普通のうちの普通の子に見えたほうが何かにつけていいんじゃないか?」
一郎の担任教師・妙子がやって来た。
茶の間
妙子「お勉強のほうは、まだ気になさらなくてもよろしいと思います。今んとこは、ほとんど幼稚園の復習みたいなもんですから」一郎は先生の脇にくっつき腕を組んでいる。
大吉「そうですか。もう親のほうがまるでその…勉強は苦手だったもんですからね」
ゆき「いえ、そうじゃないんです。この人が中学のときに主人が亡くなったもんですから」
妙子「はあ」
ゆき「上の学校へ入れてやることができなかったんです。成績はなかなか良かったんですけどね」
妙子「そうですか」
大吉「母さん、つまんないこと言わないでくれよ」
まだ妙子にべったりくっついている一郎。
紀子「一郎ちゃん、そんなことしてると、先生、鬱陶しいでしょ?」
大吉「一郎、こっち来い。先生、くたびれちゃうよ」
妙子「いいわよね」
ゆき「おばあちゃんと散歩に行こう」
一郎「やだよ」今度は先生の首に両手を回す。
妙子「ホントにお気になさらないでください」
紀子「とにかく反抗期っていうんでしょうか。なんか言うとやだよって言うんです」
大吉「言うことは聞かないな」
紀子「学校でもイタズラじゃないかと思いますけど」
妙子「そうですね。一郎ちゃんはどっちかっていえば、まあイタズラのほうですね。でも、男の子ですから少々のことはしかたがありませんわ。ねっ?」
一郎「うん」
ゆき「もうホントに聞かなくて」
大吉「紀子、ちょっと連れてけ」
紀子「ええ、一郎ちゃん、いらっしゃい。ジュースあげるから」
大吉「一郎!」ようやく先生から離れる。
妙子「ハハッ。一郎ちゃんは元気でいいですわ」
大吉「ええ、もう、それだけが取り柄で、もう…」
妙子「入ったばっかりのころ、何度かお休みがありましたね」
大吉「ええ」
妙子「一郎ちゃんから聞きましたけど、何度か血液を採ったそうですね。何かご病気だったんですか?」
大吉「いいえ、別に」
ゆき「じゃあ、あの…風邪の注射を間違えてたんですよ」
一郎「違うよ」台所から戻りジュースを手にし、また先生の隣に座る。
紀子「一郎、先生のお洋服、汚すといけないからお店で遊んでらっしゃい」一郎は手にジュースを持ったまま事務所へ。
大吉「まったくしょうがないヤツだな」
紀子「ホントに先生と親の見境がないんですから」
妙子「それはしかたがないんです。小学校の1年生にとって受け持ちの教師は一種の親なんです。子供が家庭から離れて、初めて出会った精神的な親なんですね。ああ、ですから、私たちは、その児童心理を考えて子供たちが喜んで学校へ出てこられるように指導するわけなんです」また先生の隣に戻る一郎。「まあ、ただいくらやっても私たちは仮の親にしかすぎませんけど」
一郎「先生」
妙子「なあに?」
一郎「あしたも給食でしょう?」
妙子「ええ」
一郎「僕ね、卵が嫌いなの」
妙子「知らなかったわ。でもなんでも食べないと大きくなれないのよ」
一郎「はい!」
紀子「まあ、先生だと随分、聞き分けがいいのね」
ゆき「お若くておきれいだし、一郎、いい先生で幸せだね」
一郎「うん!」
妙子「まあ、困ったわ。じゃあ、先生の子供になっちゃう?」
一郎「なる、なる!」
妙子「ハハッ。でもイタズラしたら怖いわよ」
一郎「怖くないよ」
妙子「ハハッ、もう」
そのとき、大吉たちは一郎が全てを知り抜いたうえで自分たちに復讐しているのではないかと思ったほどです。それは、わが子と他人(ひと)の子を見分けることができなかった大吉たちの後ろめたさでもありました。
一郎の担任教師・妙子役の井口恭子さんは「たんとんとん」の中西敬子。
「二人の世界」ではスナックフジのマスター夫人。声で分かるね。
それから数日後の日曜日。元は家族連れで出かけました。あの家の中でなすすべもなく一日中、座り続けることが耐えられなかったのです。少なくとも晃には、そんな両親の姿を見せたくないと思うのでした。
動物園に行った和泉親子。ロケ地は野毛山動物園らしい。キリンを見ていた晃を肩車する元。晃が手を伸ばすとキリンの顔に触れそうで、驚いて手を引っ込める。ゾウをバックに和子と晃が並んで立つ姿にカメラを向けた元には一瞬、晃が一郎に見えた。でも、やっぱりちょっと似てるは似てるよな。
「チーズ!」と写真を撮った元にすぐ駆け寄る晃。「よく撮れた?」とむける笑顔に元は頭を撫でた。
ベンチに座って休憩中。
晃「鳥、見てきていい?」
和子「いいわよ」
元「お父さんたち、ここにいるからね」
晃「うん」
和子「あんまり遠くへ行っちゃダメよ」
晃「は~い!」
和子「学校入ってから急に大人っぽくなったわね」←ここ、字幕の名前が”晃”になってた。
元「うん」
和子「もう食べないの?」
元「うん」
和子「だいぶ残っちゃったわ。おいしくなかった?」
元「いや、そんなことはないよ。君の分まで食べちゃ悪いと思ってね」
和子「あら、遠慮してるの?」
元「じゃ、のり巻きもらおうかな」
和子「どうぞ」
のり巻きを頬張る元を見て笑顔になる和子だったが、迷子のアナウンスを聞き、晃を捜す。
元「ああ、大丈夫。あそこにいるよ」
和子「どこ?」
元「ほら、檻の右っかわ。赤い洋服の隣」
和子「あっ、ホントだ」
元「ハハッ。あの子は慎重だから迷子になんかなったりしないよ。向こうでちゃんと僕たちを見てる」
和子「フッ、そういう子ね」
元「そのかわり気をつけないと、もうなんでも分かるからね」
和子「ええ」
元「万一、気がついたりしたら大変なことになるよ」
和子「当分の間、あの人たちに会うこともないから安心だわ」水筒のお茶?を差し出す。
元「そうもいかないよ」
和子「どうして?」
元「ねえ、和子。お前も晃の将来を考えるだろ?」
和子「もちろんよ」
元「僕も考えていたんだけどね。子供にとってはやっぱり血のつながった親が一番いいのかもしれないね」
和子「あなた…晃を手放すっていうの?」
元「そういう気持ちじゃないけど」
和子「考えられないわ」鳥を見ている晃を見る。
元「そうだろうな。僕だって決心なんかつきやしないよ。ただね、この問題をもう少し別の角度から考えなくちゃいけないと思うんだ。少なくとも僕たちの気持ちは捨てるしかないよ。子供のためにね」
うつむく和子。
元「とにかく自分の子供を見分けられなかったんだ。子供に対して弁解できないよ」
和子「晃のいない生活、考えられる?」
お茶を一気飲みする元。
和子「あなただって結局は自分の気持ちを捨てることなんてできやしないわ。それに晃の気持ちだってあるのよ。まさかあの子に私たちを忘れろなんて言えますか」
元「おい、晃が見てるよ」
元と和子が手を振る。じっと見ていた晃が大きく手を振る。
商店街を歩く和泉親子。
晃「ねえ、お父さん」
元「なんだい?」
晃「これからどこへ行くの?」
元「ただの見物だよ」
晃「もう病院へは行かなくていいんでしょ?」
元「ああ、行かないよ。どうして?」
晃「やだよ、あそこ行くのは」
和子「大丈夫よ、約束するわ」
晃「ホント?」
元「ホントだよ」
晃「わ~い!」
歩行者天国で流れているのは
フィンガー5「学園天国」1974年3月5日発売
かな? いろんな曲が混在している。研ナオコさんの「うわさの男」(1973年10月25日発売)も流れたような?
外国人観光客も歩く。道路の真ん中のパラソル付きテーブルでハンバーガーを食べる和泉親子。和子が晃にハンバーガーを買ってきて、ジュースも買いに行った。歩行者天国では着ぐるみも歩いてる。
元は教え子の原の姿を見つけ、立ち上がるが、晃がいなくなっていた。ジュースを買いに行った和子が戻って来た。「晃は?」
元「うん? どっかその辺にいるだろう。しょうがないヤツだな」
和子「見ててくれなかったんですか?」
元「いや、今、ここにいたんだよ。どこも行くはずないよ」
和子「でも、いないじゃないの」
元「おかしいな、お前、ここにいてくれ。ちょっと捜すから」
和子「ええ」
元「戻ってないか?」
和子「いいえ」
元「迷子になったみたいだな」
和子「だって一緒にいたんでしょ?」
元「うん? うん…もうちょっと待ってみようか」
和子「いえ、捜してください。子供は同じ所にいないわ」
「お父さん!」という子供の声に振り替える元と和子。子供がたくさん歩いている。発出所の景観にも聞き、伊勢佐木町のアーケード街を歩いていた元と和子が泣きながら歩いている晃を見つけた。
怪しげな看板のところを歩いてるな~。
上のほうが見えないけど
ッキング
スはすぐ大使館
遊びどころ・穴どころ
ネライは大使館
元と和子は大声で「晃!」と叫び、晃も気づいた。「お父さん!」
元「晃、どこへ行ってたんだ。お父さん、心配したじゃないか」
泣きだす晃を抱き寄せる和子。
わが子のためなら自分の気持ちを捨てることなど、ごく簡単に思えたのですが、元の決心はいつの間にか消えていました。ただ、元の気持ちとは関わりなく決心せざるをえない日が実は近づいていたのです。
笑顔でカレーライスを食べる福山親子。(つづく)
冷静に見えた元もまた一郎を引き取りたいとか思ってんのかな? 案外若い福山夫婦のほうが冷静なのかも。
「おやじ太鼓」25話はイネさん初登場。最初から武男推しだね。
毎週木曜日はBS11「ちょっといい姉妹」が2本立て、来週は水曜日からBS-TBSで「赤い疑惑」の再放送が月~金、ちょっと先の話だけど6月からBS12で「ありがとう」第1シリーズの再放送が毎週木曜日に2本立て、「わが子は他人」が終わっても「幸福相談」確定だし、昭和ドラマ好きには嬉しい悲鳴。全部TBSドラマなのもいい。
ただ、絶対視聴者がかぶってるはずなのに「ちょっといい姉妹」と「ありがとう」の石井ふく子プロデュースドラマを同じ曜日、同じような時間帯で再放送する意図が分かんない。もうちょっとばらけてほしいよ。「おやじ太鼓」と「赤い疑惑」もかぶってんだけどね。週1で2本という変則放送もちょっと嫌。