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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第6回

TBS  1976年11月11日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.8.28 BS11(イレブン)録画。

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浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。二浪の末、心理学部2年生。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作、南平の祖母。

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明:羽田勉…千絵の次男。

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戸倉家

克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。

聰:松田洋治…千絵の長男。

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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。

昭子:奈良岡朋子…祐人の妻。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。

小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

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村山医師(下條正巳)が信乃が倒れたので往診に来た。現代劇で白衣じゃなくて着物の医師を初めて見た! トキは信乃が太り過ぎて血圧が高いと医師に言う。

 

しかし、信乃はいつも通り起きて着替えて働こうとしていた。

 

ダイニング

朝食の準備を手伝いに来た桃子は信乃が倒れたと聞いてビックリ。南平は信乃に勘当されたと話す。

 

茶の間

大学を中退することを聞いて、東作は南平に怒る。南平は大学に行ってみて、はっきりせんべい屋になりたいと自覚した。東作は美術学校に行きたかったが中卒で職人になった。うーん、それは東作もかわいそう。東作は婿入りしたおじいちゃん似、南平は職人気質のひいおじいさんの血を濃く受け継いでいるという話になる。

 

みんなが店を継ぎたくないという「道」とは大違いだし、「心」ともまたパターンが違って面白い。どの店も繁盛しているのが共通している。

 

ダイニング

南平が家に帰りたいという理由も聞かず、明日にでもアメリカに帰ってちょうだいと怒る信乃。話聞かないね〜。せっかく千絵には理解ある姑っぽく振る舞っていたのに。

 

あられ老舗はまかわ

店の奥で箱詰めをしている桃子に子供っていいねえという南平。桃子は南平は贅沢だ、恵まれてるという。桃子自身は中卒で集団就職して定時制高校を卒業。父は元・炭坑夫だが爆発事故の後遺症で働けず、桃子が仕送りしている。母は父を看病していたが倒れてしまった。

 

南平は昔からせんべいを焼きたかったと桃子に熱く語る。アメリカの生活は快適でアメリカが嫌になって帰ってきたわけではない。店に顔を出した信乃は南平を許していない。

 

店の客…酒井郷博

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90年代くらいまでたくさんドラマに出演してました。

 

店の客…堀口良子

 

茶の間

掃除を終えた千絵が大きな掃除機を持って出ていく。

 

信乃と東作と南平の話し合い。東作は中卒で15年修行してきた。東作30歳か。他の職人もみんな中卒。信乃は今から職人になるのは遅いと言う。南平はせんべいくらい焼けると言い、東作は諦めさせるためにせんべいを焼いてみろと言う。

 

敬太やのんちゃんも5年以上修行していてまだまともにせんべいが焼けない。のんちゃんいくらなんでも二十歳じゃありませんよねえ!? 敬太より年上っぽいからそれはないか。

 

ダイニング

昼食はレバーとサラダ。今日から千絵が食事担当。桃子は敬太を呼び出し、南平の力になってほしいとお願いする。敬太は桃子に気があるっぽく見えるな。「道」の国夫ちゃん状態。あんなウルウルした目で見つめて魔性の女だね。

 

2階の作業場に行く階段に座り歌い出す南平。

 

♪空の青さを少し…

 

「空が少しずつ」という草刈正雄さんの歌。「ほんとうに」のB面かな。

 

千絵には聰から絵ハガキが届いていた。おばあちゃんはお正月用の着物で大変と書いてたから仕立物とかやってるのかな?

 

ダイニング

信乃からお昼がちょっと贅沢なんじゃない?とチクチク言われる千絵。しかし、聰に会いに行ったら?とも言ってくれる。明は南平がアメリカに行くと聞き泣き出す。

 

戸倉家

昭子が千絵に会いに来たが浜川に帰ったと聞き驚く。東作のこともあんな男が頼りになりますかと鼻で笑う。好きだわ〜、昭子さん。

 

聰が東作と家に帰ってきた。東作は聰にも明と同じパトカーを買っていた。昭子は今から信乃に話があると言うが、克子が東作を家にあげた。昭子は東作が月給をもらえ、そうじゃなければ千絵にお手当を出せと「道」でも「心」でも聞いたような会話をする。仲人の立場でそれはちょっと口出し過ぎ!?

 

克子は千絵は戸倉家とは縁を切ったのだから、聰も母のいない生活に慣れなくちゃ、明も浜川でかわいがってもらうのだとキッパリ言う。昭子は古くさい考え方だと言うが、克子は考えを変えない。

 

浜川家

南平がいないと探している信乃。廊下に出た千絵は焦げ臭いといい、信乃と東作が工場を見に行くと南平が敬太とのんちゃん指導の元、せんべいを焼いていた。思わず熱血指導してしまう信乃。(つづく)

 

1時間が早い。最後の最後に「ほんとうに」を歌う草刈正雄さんの映像もありました。次男も後を継ぎたいというパターンか。南平、がんばれ!

 

今日は出番ないけど、よく考えると、フサの孫が30代と20代で妹のトキの娘が25歳ってなんだかすごい。フサとトキは意外と歳の差があったりするのかな。役者の実年齢は妹の杉村春子さんのほうが年上なんだけどね。