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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第20回

TBS  1977年2月17日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.9.20 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。中卒で職人の道へ。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。大学を中退し、せんべい職人へ。24歳。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。東作と南平の祖母。

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明:羽田勉…千絵の次男。

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戸倉家

克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。狭心症で亡くなる。

聰:松田洋治…千絵の長男。

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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。

昭子:奈良岡朋子…祐人の妻。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。4月で20歳。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。のんちゃん。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。秋田出身。南平と同じ歳。

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小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。常さん。

小田麻子:大鹿次代…常吉の妻。「はまかわ」でパートをしている。

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田代フサ:杉村春子…トキの妹。

田代奈々和泉雅子…フサの娘。25歳。24歳とも言っていた(16話)。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

sakaguchi-arare.com

 

南平帰宅。トレンチコート姿がかっこいい。寝込んでいた信乃は起きて肉まんを蒸していた。トキは長唄の稽古。信乃は聰の様子を聞くが、南平は何となくはぐらかす。結局、千絵は早く浜川に帰るつもりで納骨も済ませ、聰を置いてでも明日にでも帰ってくるつもりでいると信乃に話した。

 

戸倉家

聰はおばあちゃんと一緒にいると言い続け、今も近くで裁縫してるよ、ね?と話しかけている。東作と信乃が訪れ、聰の気持ちが落ち着くまで戸倉家にこのままとどまるように言い、昼間だけ店を手伝えばいいと譲歩してるのに、千絵が同居が条件でこれなら何のために浜川に嫁に来たんだかと言う。

 

もー、何なの、千絵は。東作や信乃はくれぐれも聰を一人置いてくるような強硬手段は取るなと言うのに、翌朝になると、聰に母さんと明はこの家に帰らないと言い、聰はそのままカギを持って学校へ。

 

浜川家

千絵は店や工場に顔を出し、桃子や職人たちに歓迎されたが、東作、信乃、南平は聰を気にする。私の気の済むようにさせてくださいと聰を置いてきた。怖いわ。何で浜川優先なの? 子犬のナンペーだってどうした??

 

あられ老舗はまかわ

千絵が接客していると、フサが訪れた。聰のことは濁す千絵。

 

浜川家

トキの部屋

フサがトキに奈々を呼び出すよう言っていた。フサは今でも奈々を別れさせる気満々。

 

ダイニング

南平は千絵に聰を迎えに行くつもりだと話すが、千絵は余計なことしないでと突っぱね、聰が自分で浜川に来るまで心を鬼にして待つつもりだと言い、南平は立派だと引く。え〜。なんで聰が悪いことになってんの?

 

ダイニングを出た南平と浜川家に来た奈々が顔を合わせた。奈々は玄関にフサの履物があってフサがいることに気付く。そりゃ気付くよねえ。

 

茶の間

奈々が勤めに出ていると聞き、専業主婦していると思っていたフサは月給分お金を送りつけてやると怒る。家事が苦手な奈々は姑に丸投げ。暇になったので大学で勉強した語学を活かして仕事をして充実した毎日を過ごしている。姑には何もできない嫁だと素直に頭を下げるので、かえって可愛がられている。奈々もお嫁に行って自由になれたとまで言うくらいフサは過保護だった。

 

実家にいたころの奈々は、せっかく大学を卒業したのに家事手伝いみたいなことしかフサに許可されてなく、フサはゆくゆくは婿を取って奈々と暮らす心づもりでいたらしい。なんで大学まで行かせたんだか。

 

信乃、その手があったと羨ましがってる?

 

戸倉家

聰が鍵を開けて家に入り、「ただいま帰りました」と声をかけ、買ってきたパンを仏壇に備え、克子と話をした。おお、克子さんが受け答えしていて、浜川へ行くように言ってる〜! 回想シーンでもないし、斬新な演出だ。

 

あられ老舗はまかわ

聰が学校から帰り、浜川に着いてもいい時間帯になり、東作が店に顔を出し、千絵に迎えに行くように言うが断る。

 

外の公衆電話から戸倉家に無言電話をかけるなよ、千絵! 迎えに行くのが甘やかしだと思わない。

 

戸倉家

聰は一人で歌を歌っている。おばあちゃんが亡くなって一人暮らしの状態の無言電話って怖すぎる。

 

ダイニング

聰の分の夕食を準備していた信乃。職人たちが来たが、南平は友達のところに行くとのんちゃんにことづけていた。どんな友達かしら?と思わず詮索しそうな信乃を止める東作。もうさ、信乃ぐらいの感じかわいらしく感じるほど千絵がひどく感じる。

 

戸倉家

南平が聰を訪ねていた。やっぱり南平だよ! まだ夕飯食べてないんだとシューマイ、寿司、トンカツなど食料を買ってきた。食後はマジックを教える。またかかってきた無言電話。南平はお母さんだよと教え、説教モードに入ってしまい、聰に追い出された。無言電話やめろ!

 

浜川家

遅く帰ってきた南平を叱る信乃。損な役回りで「心」の平ちゃんみたいな感じ。平ちゃんの親切もすごい後々になってバレたりしたから、南平の行いもしばらくみんな分からないままだろうな。

 

戸倉家を訪れた昭子。戸倉家の前には巡査がいて、巡査から子供が一人暮らししていると聞かされ、近所から子供が一人で暮らしていて火事など起こしたら危険だと通報されていた。

 

巡査:小島敏彦…渡鬼にも出演歴があるみたいだけど、主な活動は吹き替え。

 

昭子はそのまま浜川家に乗り込む。さすがに今日は千絵に怒ったー! 信乃や東作にも文句は言ったけど、今日は千絵に鬼だと言った。よく言った!

 

千絵は離婚してくださいと頼む。昭子は浜川のご長男ですもの相手はいると納得し、聰には千絵しかいないのよ、この結婚は最初から無理だったのよと千絵の決断を支持する。

 

幼稚園から帰ってきた明はおばあちゃんの絵を描いたと信乃に見せた。信乃は懐いてくれている明に涙。明も切り替え早すぎ! 克子からしたらちょっとやりきれないよ。

 

あられ老舗はまかわ

配達から帰ってきた南平は千絵が受けた注文数が間違いだったことに触れた。千絵も動揺してんのね。桃子から上條先生の奥様がきていると聞き、あのヒステリーばあさんか…とあきれ顔。(つづく)

 

いや〜、私は結構昭子さん好きだな〜。千絵にズバリ言ってくれてスッキリ! 昭子ってツイッター上でも南平にも嫌われてるけど、私はトキのほうが苦手なんだよな。昭子は浜川家と浜川家を優先する千絵が嫌いなんだよね。

 

それにしてもキャストクレジットに杏子の名前があったけど、昨日も今日も杏子いた?