公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
長男の弘が昨日から小学校に来てないと、担任の先生に家で告げられ、動揺するりん(斉藤由貴)。最近元気がないのは気づいていたが心当たりはなかった。そんななか、やえ(樹木希林)が納屋にこもって本を読む弘を見つける。厳しい口調で理由を問い詰めるりんに、弘は口を閉ざしたまま。りんは新聞社を休み、弘と遊ぶことに。弘のために自分が仕事をやめるべきか、源造(渡辺謙)に相談するりんだったが…。
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弘の担任の先生が家を訪ねてきて、昨日も今日も学校に来てないことを告げられる。りんは弘がどこに行ったか心当たりもなかったが探しに行った。やえは裏庭に洗濯物がそのままになっていたのを片付けようとしていると納屋から物音が聞こえ、納屋の扉を開けると弘が本を読んでいた。
りんが問い詰めても口を閉ざしたまま。りんは仕事を休み、弘と過ごすことにし、源造の会社を訪ね、源造の会社の電話から新聞社に欠勤の電話をした。源造さんの会社に電話があるってことは結構儲かってるってことなのかも。
そこから「故郷の空」を歌いながら弘を連れて公園でかけっこしたり、なかなか乗っては来なかったけど、徐々にりんの後を追ったり、隣に寝転んだり…結局何があったのかというのは言わなかったけど、源造とりんは、お互い仕事が忙しく子供のことを忘れがちになっていたことを話し合う。
ここでりんが仕事を辞めた方がいいのか、という相談をするけど、源造は反対しない。でもこの時代の限界か手伝うところまではしない。「寂しかったのは弘だけじゃないよ」
りんは今度は弘を連れて新聞社に行った。内田さん、すっかり優しくなっちゃって。編集長に呼ばれていくと、イギリス人客と松浪先生! 白髪交じりで…って、最初に出会った頃にりんと同じ歳くらいの子供がいたって言ってたんだから、そうだよね…。ソバージュだったけどさ。
松浪先生のモデルである押川方義。松浪先生は伝道に夢中になるあまり、妻子を亡くした設定だったけど、息子である押川春浪は「いだてん」にも出てきたね。
りんより一つ上の明治9年生まれで、38歳でお亡くなりになっていた。父の方義さんは77歳まで生きたのに切ない…。
弘は本当に本が読みたかったのに、りんに外で遊びなさいと言われていたから納屋で隠れて読んでいたという感想を見かけてなるほど!と思いました。私も本が好きだったけど、小学校の時、休み時間はみんな外で遊びなさいと全員教室から出されてしまい、ベランダで本を読んでいたことがありました。源造だって本好きだし、弘もそうなのかも。