徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(90)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

建築費不払いのまま、建て主に夜逃げされてしまった家に、りん(斉藤由貴)の家族全員で住んでほしい。小野寺源造(渡辺謙)は、橘家一堂に頭を下げる。この家の建築は、源造が東京で初めて手がけた大きな仕事で、自分の親しい好きな人たちに住んでほしい、そして絶対すぐには売らないという。私たち家族のためにありがとうと礼を言うりんに、源造は家を売らないのは“その私たち”のためではないのだと言いだす…。

 

徳右衛門とこと、弘次郎とやえのそれぞれ夫婦の温かいやりとりがよかったな。

 

りんの家族に住んでほしいと頭を下げる源造。ことは頭痛がすると言ってその場からいなくなる(心配だなぇ)。

 

さすがに初めは弘次郎も断るが、やえが「今年はおみつが死んでつらい悲しい年でござりやした」とみつの話をし、来年は何もかも新しくなっていい年になるように新しい家で新しい年神様を迎えられたら、きっと来年はいい年になる、と助け船を出してくれて、徳右衛門も同意し、ついに弘次郎も折れる。

 

「黙れ」「すぐ黙っから」からのやえさんの長セリフ。「いつ黙るんだ!」みたいなやり取りもセリフを文字起こししても伝わらないけど、いいんだよねぇ。

 

源造を送ったりんは「私たちのために無理して…」と言って、源造に「私たちって誰のことだ?」という会話になる。相変わらずめんどくせー男だよ。りんの指す私たちは、りんを含む橘家の面々。源造が言いたいのは「私たち」は源造とりんのことで、源造もいずれあの家に住むつもりだということだった。来年の春に迎えに行くだって、キャーッ!

 

始めの頃に、りんと出会ってすぐ位だと思うけど、一緒にご飯を食べて泣き出したことがあったね。橘家の面々も好きなんだね。

peachredrum.hateblo.jp

最初の出会いは、鶴次先生の奥さんの出産の手伝いだった。

 

弘次郎は自らやえに湯を入れて(前も一度あったけど松浪先生の影響かな)、ことやりんのためではなく自分も行きたいんだろうと言った。「なして分かんだべ…」

 

徳右衛門はことの枕元に行き、「気分はどうだ?」と様子をうかがう。わしの着るものなどどうでもいいと気遣うが、汚い年寄りの女房は嫌でござりやすと、いつものやりとりになる。それぞれのカップルでここが一番ぐっと来た。

 

みそかの日、引っ越しの準備をしている。源造とりんが息の合ったやり取りを複雑な顔して見ている弘次郎。いよいよ出発かというとき、名古屋弁の夫婦と若い女性がやえに話しかけてきた。かみ合わない会話をしているうちに源造が出てきて、その夫婦が源造の両親と分かる。

 

源造の母は、おしんの魚屋の常連さんだっけ。なぜか大荷物で現れた源造家族、何か一波乱起きそう。