公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
日清戦争は続いていたが、りん(斉藤由貴)の叔父・彌七(ガッツ石松)は突然戦地から帰って来た。大喜びするりん、小野寺源造(渡辺謙)、きわ(永島暎子)を横目に浮かぬ顔の彌七。実は戦争で大きなけがを負っていたのだ。気落ちした彌七を懸命に励ますきわ。それを見た源造は、りんの手を引っ張って…。
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おぉ、今日は前半は彌七おんつぁんの辛い従軍体験で後半はトレンディードラマだった。
昨日の食事会の続きから。お酒ばかり飲んでいる彌七にきわは三平汁を出すが、戦友たちに食べさせてやりたかったと彌七に元気がない。りんがお椀を差し出してようやく食べだすが、左手で箸を持ち不器用に食べ、具を取り落としてしまう。右手に弾丸が入ったままで右手が動かなくなってしまったのだった。戦争の悲惨さを話すガッツ石松さんの熱演が素晴らしかったです。
りんと節子の日曜学校でも子供を通わせていた親が英語というのは敵国・清を陰で応援しているイギリスの言葉だから教えてもらいたくない。それなら女の子に裁縫でも教えてもらいたいと言ってきた。それができないならやめさせるしかない。彌七のことやその親たちのことを思い、「戦争って何だべなぁ。何だかみんな変になっつまったなぁ。戦争で誰が幸せになるんだべ…?」と考えてるところに、鶴次先生登場。鶴次先生も彌七と同じ船で帰って来たらしい。無事を確認するため、手を握らせるりん。
彌七の家できわが右手が動かなくなっても、左手もあるし、私の手もあるよと「ゲゲゲの女房」の布美枝さんみたいなこと言ってる~(茂がなくしたのは左手だけど)。二人の会話を聞いていたりんを源造が引っ張り出す。
ああいうときは二人っきりにしてやれよという源造と言い争いになり、その言い争いから「結婚しよう」とプロポーズされた。きゃあ~! しかし、学校の先生になるより僕と結婚したほうが幸せになれるよという言葉にりんは怒る。せっかく夢が叶うところなのに、そりゃあやっぱり源造が性急すぎると思う。先生辞めろというのもね。
しかしながら結果は分かってるわけで、どういう過程でりんの気持ちが変化するのか。
橘りん=磯村春子
松浪毅=押川方義
↑ここは公式で言われているモデル
浜田くに=相馬黒光
二宮しづ=斎藤冬子
里見なつ=小平小雪
滝村東風=北村透谷
↑この辺は何となく周辺人物を調べた
モデルはいるけど、だからといってその人生をなぞっているかといえばそうではないんだろうな。松浪先生のモデルの押川方義には息子もいるし(「いだてん」にも出てきた押川春浪)、磯村春子と相馬黒光は確かにモデルになった宮城女学校で同級生ではあったんだろうけど、仲良かったみたいなエピソードも見かけない。相馬黒光は早々に宮城女学校を辞めてるしね。
「ゲゲゲの女房」だと原作の飯塚布枝さんをドラマでは飯田布美枝となんとなく元の名前の面影を感じる名前にしてあったけど、「はね駒」は名前を大胆に変えてあるので一応のモデルはあるけどだいぶフィクション寄りなのかな。