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【連続テレビ小説】はね駒(43)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)の先輩・二宮しづ(高橋ひとみ)と里見なつ(吉宮君子)は、日本人の伝統や精神を無視しない教育を要求する建白書を東北女学校の校長に出すが拒否され、授業をボイコットし抵抗したため、退校命令を下されてしまう。りんは今まで発言しなかったが同意見で、自分も罰を受けるべきと2人と舎監の田島ぎん(白川由美)に訴える。松浪毅(沢田研二)も「退校処分は厳しすぎる」と校長に抗議するが…。

 

 

「Go away!」と校長先生に言い渡された二人は校長先生と生徒たちにお辞儀をして出ていく。浜田くにさんも二人の肩を持ち、校長先生に抗議すると、周りの生徒たちも口々に抗議する。教頭先生がなだめようとしてもそれは収まらなかった。

 

校長先生も松浪先生に対して「力による自己主張を認めては教育は成立しません」と言う。ちょっと厳しすぎると感じるところもあるけど、校長先生の言うこともわかるような…。

 

浜田くには、しづとなつを連れて実家に行く。なぜかついてくるりん、節子、みどり。くにの実家は学校に近く、父は仙台藩の奉行職を務め、今は定年退職をし、悠々自適の暮らしをしていた。くにの父は一方的に誰かを非難するわけでもなく、みどりが「泣いて馬謖を斬る(将たる者は私情を捨てて大義を守る)」という例えを出したことに同意していて、校長先生の立場を慮った。

 

りんが「ボイコットという形ではなく話し合いをしたらよかったんでは?」と言うと、それにも同意してくれるくにの父。これからどうするのか?という話に、北海道出身のしづさんはもう学問を続けられないだろうというし、なつさんも山形に帰って結婚させられると…「おしん」のおきくさんも山形出身だね。くには、学校を辞めてしづさんに家庭教師になってもらうと言うが、あまり現実的ではないような。

 

最後は、節子とりんが一緒の部屋で寝ていたけどあれは、くにの実家にしづとなつは残って、あとの3人は寄宿舎に戻って来たんだよねぇ? いつもはしづとなつの4人部屋だったから寒く感じると言ってったってことだよね?

 

節子は、夫となる人(庄治あんちゃん)が外国駐在の武官となっても妻として困らないようにこの学校に来たので今の英語中心の教育方針に不満はないと言っていた。りんはどうしたらいいの??って感じ。

 

しづとなつは周りのみんなを扇動しているわけではないし、節子みたいに今の学校に不満のない人もいる。みんなそれぞれに考えて行動しているのがいいなと思ってます。

 

今日は実家パートもあった。りんから手紙が来ないことを心配するやえに弘次郎が湯飲みに白湯を注いでくれる。それを見ていた中河。「美しい光景ですね」と言ってるのに「わだすが美しいなんて」と言っちゃうやえさんいいわ。仙台に用事があるから何か言付けはありませんか?という中河に身を乗り出す。

 

「はね駒」の簡単なあらすじを読むと、りんの将来の仕事(ついでに夫)は分かってる。分かってるけど、今まだその片鱗も見えないのはモデルのいる人物としてはかなり珍しいのでは?