徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(57)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

授業ボイコット事件の後、東京の明和女学校に移った二宮しづ(高橋ひとみ)が病気で危篤状態になり仙台に帰ってきていた。りん(斉藤由貴)は駆けつけるが、しづの意識はなかった。慕っていた明和女学校の滝村先生が自殺してから、しづはほとんど何も食べておらず衰弱していたのだ。しづの滝村への深い愛を知るりん。深夜、看病していたりんと2人きりになった時、しづは目を覚ますが…。

 

 

令和の視聴者だからということじゃなく昔から恋愛で盛り上がってる人を醒めた目で見てしまってすみません。特に朝ドラは、「ゲゲゲの女房」みたいな感じが一番好きなんです。

 

危篤状態のしづをどういう風に運んできたのか知らないけど、仙台のくにの実家で看病する。今回、なつさんはいなかった。そういえば、りんが最終学年ということは、しづやなつは3学年くらい上のはずだからとっくに学校自体は卒業してるのでは?

 

東風としづの授業はまるで二人きりみたいにリリカルでポエティックで…浜田くに談

 

リリカル…叙情的なさま。

ポエティック…詩的情緒豊かな。

 

プラトニックだと昨日も黒田菊子さんが言ってたし、今日も浜田くにさんも言ってたけど、滝村東風って相当タチ悪い男じゃねぇ? そこまで想い合ってたくせに自殺するとは。松浪先生はそこは毅然としてたし。

 

しづは東風が自殺してから食べ物を口にしなくなってしまった。しづさんはすでに女学校は卒業していて、そこで先生と生徒じゃなくなったんでますますのめり込んでいったのか。しかしあくまでプラトニックらしいけど。

 

ただこういう話を明治時代の日本なら美談として新聞記事にしてそうだなーとは思った。そういう時代感は出てたような気がする。

 

りんは朝方源造をたたき起こしてお金を借り、反物を買って花嫁衣裳を作る。夢中で作るりんにおにぎりやお茶を差し入れてくれる源造。しかし、花嫁衣装は間に合わず、しづの死装束になってしまった。

 

ドラマ内では涙涙の展開だったけど、今日ばかりはシラーっと見てしまいました。松浪×りん、彌七×きわ、東風×しづ…このドラマに出てくるカップルはそれぞれ情熱的過ぎてついてけない。

 

橘家のほのぼのが見たいね、そろそろ。