TBS 1981年12月25日
あらすじ
しばらくの間離れていた香織(田中裕子)、久美子(古手川祐子)、のぶ代(森昌子)。ある日、のぶ代は久美子と香織を呼び出し、二郎(加藤健一)とよりを戻したいと話す。
2025.12.24 BS-TBS録画
久美子のナレーション<私たち3人はバラバラになってしまった。私は郷里に帰って、あの人のこと、忘れようとしていた。香織さんはお嫁に行くまで福島のうちから出さないと言われていた。のぶ代さんは前の工場には戻りにくくて、近所のスーパーでとりあえずパートの仕事をしていた>
のぶ代は香織に電話し、2人にとても会いたいのと言う。とても変な気持ちになって困っている。
山田太一 脚本
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音楽:ザンフィル
(フィリップス・レコード)
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佐伯のぶ代:森昌子
𠮷川久美子:古手川祐子
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池谷香織:田中裕子
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根本典夫:柴田恭兵
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𠮷川武志:児玉清
妻・優子:谷口香
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佐伯賢作:前田武彦
妻・静子:坂本スミ子
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池谷信吾:佐藤慶
妻・由起子:佐々木すみ江
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中野二郎:加藤健一
佐伯茂:安藤一人
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マスター:深江章喜
国枝妙子:田中美佐
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池谷理一:岡本直樹
妻・葉子:岡本ひろみ
工場の事務員:西村淳二
スナックのママ:行田正子
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フロント係:山根久幸
おばさん:丸山由利亜
襲う男:勝田武
ウェイトレス:松山薫
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青山信一:根津甚八
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エンゼルプロ
擬斗:國井正廣
方言指導:大方斐紗子
照井湧子
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協力:本田航空
参考資料:下重暁子編著
ゆれる24歳
(サイマル出版会)
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プロデューサー:大山勝美
片島謙二
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演出:井下靖央
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制作:TBS。
久美子はホテルのフロントで手続き。
𠮷川家
父の反対を押し切って上京してきた久美子。
久美子がホテルの部屋で待っていて、次に香織、のぶ代も合流して3人になった。おとなしけりゃいい娘、ただし、自分が親ならこんな娘なら困ると言いあう。
食事のときにのぶ代は変な気持ちだと言い、両親に断られて泣いた二郎を見て、いい人だと思えてきたという。ええ~!?!? 2人に了解してくれなきゃ誰にも言わないつもり、殴って、という。香織、久美子がゲンコツをして、了解した。
佐伯家
両親に話すと、うれしそうではあったが、父は向こうからまた結婚してくれと言わせるんだ、という。
喫茶店
久美子と香織は拍子抜け。久美子は妊娠したかも!?!?
マ・ヤンへ行った久美子と香織。マスターは典夫の行方は知らない。
久美子は典夫の悪口を言う香織に私がうまくいくの嫌なんでしょ、あの人に会わせたくないんでしょと逆ギレし出し、香織と言い争いになった。
マ・ヤンのマスターが典夫の部屋を訪ねた。チャッカマンでタバコに点火。典夫に久美子が子供ができたことも話し、幸せにする気がないならそのままで、と言いつつ、今、泊まっているホテルの連絡先を渡した。
のぶ代の職場のスーパーに茂が来た。二郎がおじのところに来ていたが、ちょっと痩せていて、とぼとぼ歩いていた…と話してると、レジ中におしゃべりしていたことを客から切れられる。
佐伯家
父も二郎を見かけたが、スナックピョンピョンに入って行ったから、入ってコーシーでも飲んでれば向こうから声をかけてくるという。
スナックピョンピョン
のぶ代が店に入ると、カウンターに二郎がいた。コーヒーを注文し、スナックのママと話していると、私がここにいるの気付かないわけないのに、振ったほうが気を遣うべきと二郎が店を出ていこうとした。結婚してもいいと思ってこの店に来たというのぶ代だが、怒らなくてもいいのにと店を飛び出した。追いかけてきた二郎の前で泣いてしまったのぶ代。
レストランで食事する久美子と香織。もう捜すのよすという久美子は、もう子どもなくしちゃって忘れるという。
男の人って堕胎を簡単に考え過ぎだよね。「沿線地図」といい、そこが嫌。もっと昔の映画だと「始末しろ」って言葉が嫌。
久美子は、どっちが幸せになるか競争しよう!と香織と言っていると、典夫が店に来た。「子ども堕ろしたりしてないだろうな?」といって、久美子を連れていった。
1人残った香織はホテルの部屋に戻ろうとしたが、突然、エレベーターで一緒になった男に襲われた。嫌だなあ、こういうの。電話で殴り、反撃する香織。
部屋の前で見ていた男にフロントに連絡して!と引き渡した。「何で助けてくれないの?」という香織に男は「あんた、あんまり強いから見とれてた」と笑う。キャーッ、根津甚八さん!
香織「根津甚八さんですか?」
男「よく言われるんだ」
喫茶店
香織は根津甚八似の青山信一と会っていた。デレデレ~な香織がかわいい。
青山と整備工場までついてきた香織。事務員に「ホントは青山さんじゃないんでしょ?」と聞く。埼玉県桶川の青山信一さん。派手なことが嫌い。
ジープタイプのオープンカー! 最近、連日「キイハンター」で見てるよ!
青山にロイヤルホストまで送ってもらい、一緒に食事する香織。草刈正雄を例に、モテるスターの話をし、何度も根津甚八さんじゃないんですか?と念を押すと、バレたらしょうがないんだけど、キツネなんだとツリ目ポーズ。今はやりの!?
青山は香織を連れて飛行場へ。教官をやってると言い、飛行機に乗ってみないかと言う。スパゲティをおごったり、飛行機に乗せるのは「好きだから」という青山に香織はメロメロ。
本当に飛行機は飛んでるけど、青山と香織は乗ってなさそう。香織は青山が結婚してないと聞いて、安堵する。
翌日、典夫と実家に向かう久美子。「ちゃんとした仕事に就いてくれるんだね?」と念押しする久美子の父。
のぶ代は3日後にはドライブインで働いてた。ガソリンスタンド2軒、ドライブイン1軒を持つお金持ちの奥さんになった。
1カ月後、香織はハワイにいた。セスナのパイロットの青山信一さんと2人だけの結婚式を挙げた。
香織の実家では主のいない祝杯を挙げた。
ハワイから帰って10日後、小さな披露宴をするのに呼ばれた久美子。妙子は喫茶店で働いていた。入れ違いにのぶ代、香織が来た。お互い自分がいちばん幸せだと言いあう。
数年後の姿
ショートカットメガネの香織。子だくさん? 久美子は赤ちゃんにミルクをあげていた。のぶ代も子供をビシッと叱っていた。
3人で話していたが、それぞれ時間がないので、夕暮れの中、別れた。
想い出を作ろうなんて思ってなかった。夢中だったな、と1人になって思う久美子。
典夫は車の整備士、二郎はガソリンスタンドの接客。ああ、出光だ。青山はパイロット。のぶ代はドライブインで接客。久美子は実家の店で働き、香織は青山と一緒に飛行場で働いている。(終)
このドラマ、リアルだと12月25日が最終回だったんだね。始まりが夏だったせいか、夏のドラマの感覚だった。前回は2話で挫折したけど、見続けてよかった。
結局は3人とも24歳のうちに結婚し、多分、その後、子宝にも恵まれて…というのが1981年の精いっぱいだったのかな。終盤、マ・ヤンのマスターがまともな大人として登場したけど、これが女性脚本家ならこの立ち位置の人、年配の女性じゃないかなと思ったりして。今、こんな感じのドラマが作られたら、結局、誰も結婚しないで終わりってのもありそう。
どこかで「彼女たちの時代」を思い出すというのを見て、確かにちょっと世界観似てるかも!? 1999年放送の「彼女たちの時代」は1973年生まれ、団塊ジュニア世代が26歳のときの話。
さ、あしたから「深夜にようこそ」久々に見る!
昭和ドラマを好んでみるようになったきっかけが「おしん」。で、再放送された2019年は手あたり次第いろいろ見たな。その中でも当たりの作品。


