TBS 1981年10月16日
あらすじ
典夫(柴田恭兵)は、久美子(古手川祐子)の勤務先へ電話をかけたり、押しかけて来たりするようになった。そのため久美子は上司・古屋(平田満)から注意を受けてしまう。
2025.12.10 BS-TBS録画
久美子のナレーション<つまらない男に乱暴された。でも、そんなことで私は自分の将来を真っ黒に塗りつぶしてしまおうとは思わない。私はもっと自分を大切にしている。振り返っていい思い出だったと言えるような、そんな青春を切り開きたいと、そう思って生きている>
山田太一 脚本
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音楽:ザンフィル
(フィリップス・レコード)
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佐伯のぶ代:森昌子
𠮷川久美子:古手川祐子
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池谷香織:田中裕子
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根本典夫:柴田恭兵
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𠮷川武志:児玉清
妻・優子:谷口香
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佐伯賢作:前田武彦
妻・静子:坂本スミ子
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松永課長:菅野忠彦
中野二郎:加藤健一
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岡崎勇:矢島健一
古屋係長:平田満
佐伯茂:安藤一人
大沢良一郎:名倉良
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隣のおばさん:赤木葉子
事務員:恩田恵美子
三河章子:菅原園美
秋川元子:長沢けいこ
阿波光子:吉田智子
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高岡幾代:黒川明子
チアガール:矢野智美
森脇恵
大久保龍子
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ロマンスカーウェイトレス:広江佐奈枝
森川ゆき
内藤綾子
石井ももこ
守田さなえ
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アパートの青年:加藤彰
方言指導:照井湧子
エンゼルプロ
劇団いろは
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協力:小田急電鉄
参考資料:ゆれる24歳
(サイマル出版会)
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プロデューサー:大山勝美
片島謙二
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演出:豊原隆太郎
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制作:TBS。
小田急電鉄には「久美子来てるかよ」と根本が電話をかけていた。係長が対応してるだけありがたい…いやいや、職場はダメだ。
二郎は、のぶ代に諦めない宣言。しつけえ。
今度は職場にまで現れた根本が同僚の胸を触り、つり銭の入った箱をひっくり返すなど嫌がらせをする。ひでえよ!!
係長は女性の班長も同席させ、久美子を呼び出して、話し合い。今まで心当たりがないと言っていた久美子は、ようやく知り合いと認め、一緒に部屋に行ってくれないかと頼んだが、ヤクザみたいな電話だったと弱腰になる係長。
警察に行ったらどうかというと、触ったぐらいで警察が引っ張れるかしら?と久美子は反論する。これ、今でも変わってないのかなあ?久美子は1日考えさせてほしいという。
香織は課長に呼び出され、月、火と休んだのは俺のせいじゃないだろうね?と聞かれた。課長は4時5分前だけど、もういいからねと若い男性と引き合わせた。ん? この人が矢島健一さん?? 銀縁メガネで背丈の感じは割と合ってるとニコニコ。
球場
投 水谷
7 庄司
8 弘田
2 高橋
村田
五十嵐
高木
小林(晋)
新谷
立花
ロッテvs阪急戦。1981年のロッテオリオンズは3位。のぶ代のチアガールデビュー?
根本のアパートを訪ねた久美子。「眠ってた。来いよ」と明るい笑顔を見せる。パンツ一丁でTシャツを着る。
久美子は持ってきた包丁を根本に向ける。根本は「死ぬの生きるのなんてあんまりじゃない?」って嫌がらせしといてよく言うよ!
うだうだ言い続ける根本をとにかく座らせる久美子。
試合が始まる。のぶ代のチアガールデビュー戦。
サナエさんたちにいやらしい事したの?と問い詰める久美子。根本は久美子を好きだと繰り返す。仕事を辞めさせたいのだろうと指摘する久美子にあんなつまんない仕事してないで、モデルでもしたらいいという根本。好きだから好きな仕事をしてほしい…ん~、勝手すぎて…。
ロッテオリオンズ、勝ってるよ! のぶ代の応援も盛り上がる。
佐伯家
まだ足出したり、パンツ出したりと両親がのぶ代に文句を言う。母に自分では気づかないけど焦ってるんだと指摘され、のぶ代の文句が茂に行く。茂は親も少しは遊べばいいと言う。釣りやるとかトルコ行くとか。
風呂までつけてたら消されたかな。
課長と定食屋に行った香織。変わった顔だと言いつつ、気に入りましたと言っていたという見合い相手。店が混んできたので喫茶店に移動。今どきのお嬢さんは今のことしか考えてないもんだと思っていたという課長。結婚するしか生きようがないのかしら?という香織の言葉に感動していた。
菅野忠彦さんってちょっと系統的に矢島健一さんに似てるよねぇ!?
木下恵介アワー「兄弟」では静男の会社の係長。
え、課長、香織を口説いてる?
夏の休みを急に取ったと言って実家に帰ってきた久美子。
香織は職場の電話から久美子の職場に電話。基本的に久美子と香織は連絡し合う関係でのぶ代は蚊帳の外って感じだな。
風呂上がりののぶ代のもとに二郎が訪ねてきた。のぶ代は身なりを整え、二郎を家に上げた。二郎は茶の間に置くウエストミンスターの音がする掛け時計を持ってきた。二郎が持ってきた電気座椅子なんか全然使ってないと返そうとしたのぶ代だが、コンセントがささっていた。
うちに来るのに勇気がいると言いつつ、諦めないという二郎。なんでだ~!?
久美子は浴衣を着て、実家でくつろぎ、縁側で線香花火をしていた。
帰ってきた父は根本の話を聞いてきて、退職させようとしていた。ひとりで強く生きようとしているのに封じ込めなくていいじゃない!と反発する久美子。
夜、中島みゆきさんの「あわせ鏡」を聴く。
父に清水駅まで送ってもらい、東京に戻ってきた久美子。部屋で根本がシャツにネクタイでくつろいでいた。アパートのカギなんて簡単だから、と勝手に部屋に入ってた! 久美子は近所の住人に「今度あの人が来たら警察呼んでください」と叫び、根本を追い出した。根本は愛してるって言いたかっただけと帰っていった。
岡崎と昼食を一緒にしていた香織。握手で別れた。2人を偶然見ていたという課長。ちょっときめえな。
職場に戻ると、男性社員から課長と怪しいとウワサが立ってると言われた。近くに寄った男性社員を「口くさい」と撃退する香織。さすが!
久美子は久しぶりにのぶ代に電話し、土曜の夜に会う約束をした。電話を聞いていた母は行きずりの女と会うのはよくないと注意する。
社長からもらったという掛け時計を飾っていた母。のぶ代は持ち帰ってもらったのに!と文句を言う。母は、のぶ代を絶世の美女というわけじゃないし、あれだけ思ってくれるんなら考え直してあげたら?という。自分を大切にしたいというのぶ代にだったらアラン・ドロンさんと結婚すればぁ?と返す。なにげにひどい両親だよね。
バラの花束を持って久美子を訪ねたのぶ代。香織も来ていた。あ、ここ、香織の部屋か。当たり障りのない話をしていた3人だったが、結局は何もかも話した久美子。タバコを吸っている香織。野菜スティックをかじっているのぶ代。3人で励まし合っていたら11時を過ぎていた。
雨の中、久美子の部屋をノックし続ける根本。(つづく)


