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【ネタバレ】24時間テレビ48ドラマスペシャル「トットの欠落青春記」

あらすじ

1946年――。 戦争が終わって1年、疎開先の青森で母と暮らしていた徹子(芦田愛菜)は、やりたいことを見つけるために、母(尾野真千子)を青森に残して単身上京。東京の香蘭女学校に通い始める。

おてんばで声が大きくて、興味があることは何でもすぐにやらないと気が済まない徹子の性分は、女学校に通い始めても一向になおる気配がなく、むしろ加速する一方。学校帰りに、禁止されていた映画館に寄ってこっそり映画を観ては、スクリーンに映し出される自由で美しい世界に心を奪われていた。

そんな中、念願の東京の家も完成し、母と再び暮らし始める。さらに、戦争後シベリアに抑留されたと噂される父(小澤征悦)の消息が判明、もうじき日本に帰って来るという。 これでまた家族みんなで一緒に暮らせる!と喜ぶ徹子の人生に、将来を真剣に考えなければならない時がやってきて――。

2025.8.30 日本テレビ録画。「チョッちゃん」の再放送が終わったら、見ようと思ってました。

原案: 黒柳徹子トットの欠落帖」(新潮文庫刊)

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脚本:佐藤友治

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音楽:青木沙也果

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協力:吉田事務所

時代・風俗考証:刑部芳則

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黒柳徹子芦田愛菜…字幕黄色

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黒柳朝尾野真千子…字幕水色

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ナレーション:山寺宏一

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赤木:寺川里奈

中野留吉:江頭勇哉

牧師:及川いぞう

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東野加代子:柿原りんか

みゆき:田中絆菜

洋子:共田すず

清美:住田萌乃

和子:松本麗世

のぶ代:倉島颯良

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亀岡孝洋

伊藤麻実子

田村義晃

中川素州

もろいくや

小熊樹

中江翼

生見司織

坂本文子

乾りさこ

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中村たんぽぽ

野村たかし

宮下和

EmmaHoward

Mandy

櫻井瑶

山下ひかり

水口

室田真宏

相馬龍輔

宮田浩徳(声)

辻しのぶ(声)

おぎのさな(声)

ジョビィキッズ

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中岡:三宅弘城

兼高ローズ:白本彩奈

三輪:阿南健治

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黒柳守綱小澤征悦

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演出:猪股隆一

 

最近のドラマのキャストクレジットって、ホント、愛がないなあ。やたら小さいわ、一瞬で流れるわ、なんだもん。もっとバーンと名前出してほしいよ。

 

1946年 東京

 

香蘭女学校に通い始めた徹子。香蘭女学校1888年に創立された由緒ある女学校。空襲で校舎が全焼、当時、九品仏(くほんぶつ)にある浄真寺の境内を借りて授業が行われた。

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杉山学園に通っていた加津子がよく散歩に行くと言ってた九品仏

 

牧師が来て、聖歌を歌う。本堂で鳴らす木魚の音が気になる徹子。「チョッちゃん」でいうと小学生の頃の加津子みたいな落ち着きのないおしゃべりな感じ。

 

青森でリンゴ泥棒を見張る小屋で母と2人で暮らしていたとクラスメイトに話す徹子。一人っ子設定なんだね!?

 

回想。母は徹子さんと呼び、戦争が終わったらすぐ東京の母の友達の家で下宿し、東京の学校に通ったらどうかと提案した。母はお金がたまるまで青森で働く。徹子さんは昭和8年生まれだから、中学に上がるタイミングで東京の女学校に行ったのかな? 「チョッちゃん」では描かれなかったエピソード。

 

上京してきた母・朝と再会した徹子。スルメイカをリュックに詰め、朝は青森で定食屋を営みながら、行商をしていた。ほ~、「チョッちゃん」と同じところと微妙に違う所とあって面白い。

 

徹子の下宿に来た朝は新聞記事を見せた。

 

  引揚者帰還

シベリア各地の収容所より

抑留者の期間が相次いでい

る。引揚者からの情報によ

ると、シベリアの収容所に

日本交響楽団のコンサート

マスターであった黒柳守綱

の姿もあったという。文化

人の抑留も各方面に衝撃を

与えている。

 

こっちがホントで、引揚者が「ユーモレスク」を口ずさんでいた「チョッちゃん」が創作だけど、オシャレな創作だよな~。

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落ち着きなく、担任の赤木に叱られる徹子。

 

行商しながら夫・守綱を捜す朝。

 

赤木先生と面談した朝に、赤木先生は徹子のことを友達思いで、その場が明るくなると褒めた。朝は泊まらずに青森に帰った。

 

男子学生から手紙をもらうエピソードは「チョッちゃん」にもあったね~。ふかしたてのサツマイモのようなあなたへ~という書き出しに手紙を破ってしまう徹子。朝にその子なりの最高の誉め言葉だったかも…と言われて深く反省した。

 

柳家完成。すごいな~! 「チョッちゃん」だと叔父さんとか音吉さんとか男手が結構あったのに、本当は朝さん1人でやったんだね~。

 

両親のなれそめ。朝には許婚がいたけど、パパに声をかけられ…喫茶店に誘われ、喫茶店の上に住む守綱の部屋を見に来ないかと言われて、それ以来、一緒に住んでいる…ってのは史実通りだね。心配した家族が新聞の「尋ね人」に出した。サラッと描いてるけど、ホント、すごい話だ。

 

徹子はオペラ歌手を夢見始める。

 

そんな時、守綱が帰ってきた。なんと、あっさり! みんなで食べるとおいしいなと守綱は言うけど、3人きりの家族。おばあちゃんもいない。ソ連にいる将校に日本にいる女や娘は、みんなアメリカ人のものになっているから帰ってもしかたない、モスクワでバイオリンの先生になってくれと引き止められていた。ひでぇ話だな。そこで諦めたらもっとひどい話だけど。

 

香蘭を卒業しないで音楽学校へ通おうと思った徹子だが、クラスメイトから学費はどうするの?と聞かれ、説得しようと決意し、守綱に話しに行き、守綱から好きなことをしなさいと言われ、東洋音楽学校へ通い始めた。

 

オペラ歌手になりたいというきっかけになったトスカが口パクと入学直後に知り、ショックを受ける徹子。

しかし、「夜の女王のアリア」のコロラトゥーラ・ソプラノにハマり、歌い続けた。

 

周りの友達の進路が決まり始めるが、徹子は何も決まらない。人形劇のポスターを見た徹子は実際に見に行った。劇を見ている子供たちが劇を見て泣き笑いしているのを見て、感動し、家に帰り、朝に「なりたいものがある。お母さんになりたい!」と宣言した。子供たちを笑顔にさせられるのは、お母さん。上手に絵本を読んであげられるお母さんになりたい。

 

絵本を上手に読める方法を教えてくれるところはどこか朝に聞くと、新聞を読めば分かるかもということで広げた新聞で「NHK専属俳優募集」の記事を見つけた。テレビジョンが何なのかよく分からなかったものの受けてみることにした徹子。

 

チラッと映った履歴書

 

大田区北千束四丁目

 

チョッちゃん」が住んでたのは目黒区洗足、どっちも”せんぞく”で隣接している地域で字が違うのね。この辺りで何度か引っ越しをしてたらしい。

 

筆記試験の会場を間違え、遅刻。時間内に会場に滑り込んだものの問題が難しすぎて、ほとんど解けず…まともに書けたのは自分の長所のみ。しかし、筆記試験も合格、二次試験も受かった。

 

しかし、父に言えないまま最終面接へ。面接官からバイオリニストの黒柳守綱さんと関係あるの?と聞かれ、父だと答えたものの、その後は失言を重ねる。

 

落ちたと落ち込む徹子を励ます朝。

 

ある日、中岡が合格を伝えに来た。中岡は徹子が無色透明だから合格させたと言われ、最終面接で険しい顔をしていたのは笑いをこらえていたのだという。

 

NHKの専属俳優になった徹子だったが、守綱が反対する。トット助が辛い思いをするのを見たくない。朝が徹子の思いを伝える。しかし、それでも守綱は反対。

 

守綱さんは優しい感じに描かれてはいたけど、反対されると思って、なかなか言えないという描写で、「チョッちゃん」の要のような怖い部分もやっぱりあったのかなーとは思った。

 

徹子は何日も食事の場に現れず、ようやく守綱が根負けした。いつでも徹子のやることを「いいんじゃない?」と肯定してくれる朝。

 

晴れてNHKの専属俳優になり、あとは黒柳徹子さんの実際の活躍の様子を写真で…

 

24時間テレビ内のドラマだったので、ざっくりと21時50分くらいから始まる、ということしか分からなかったので、21時50分から4時間くらい録画してたら、意外と予告通りの時間に始まってたのね。CM入れて2時間弱くらいの長さでした。

 

尾野真千子さんってホント、昭和の作品が似合うね~。「マー姉ちゃん」を見たときに、以前、「長谷川町子物語」を録画していたことを思い出し、改めて見返したけど、あれも対比して見ると面白かった。

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マー姉ちゃん」は町子の姉が主役、フジ版は長谷川町子さんの物語ということで漫画についてはフジ版のほうが詳しくやってた。

 

でも、徹子さんの著作ってきょうだいとの思い出が薄いのはなんでなんだろう? 長女って良くも悪くも小さいお母さん扱いされそうなものだし、「チョッちゃん」では弟の面倒も見てた。私自身、「チョッちゃん」を見ていなければ、黒柳徹子さんって一人っ子なんだとずっと思ってました。ちょっと気になる部分。

 

ぶっ飛んだテンションで、それでも言葉遣いは丁寧で、失敗は失敗として落ち込んで、トットちゃん関連の本を読んだことがない私には面白かった。

 

でも、現代ドラマのキャストクレジットの雑さにはなじめないんだよなあ。あんな小さい字で! 画面の端っこで! 役名くらいつけてよ。