徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】キイハンター #15 殺人ドライブ

TBS 1968年7月13日

 

あらすじ

銃の弾丸を作る秘密組織に罠を承知で飛び込んだ。恐怖を乗せてトラックは突っ走る。積み荷は火薬。しかも、時限爆弾がセットされている。残された時間は、あと5分。無事、目的の工場に着いたところで殺されるのだ。脱出の可能性ゼロ。奇跡を祈って死のロードを行く。

2025.10.21 J:COM BS録画

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ナレーター<この部屋のグループは5人>

 

元 諜報部員・黒木鉄也:丹波哲郎

 

元 諜報部員・津川啓子:野際陽子

 

カー狂・島竜彦:谷隼人

 

記憶の天才・谷口ユミ:大川栄子

 

元 新聞記者・風間洋介:千葉真一

 

<彼らの愛するものは自由。求めるものは平和>

 

国際警察特別室

 UNIPOL JAPAN

 

国際警察・村岡特別室長:仲谷昇

 

<彼らの活躍がここに始まる。彼らの行くところ不可能の文字なく、彼らを遮る国境もない。彼らは、こう呼ばれる…>

 

KEY HUNTER

キイハンター 

 

制作:東映株式会社

   TBS

 

前回と同じオープニング。まだ慣れない。

 

険しい山道を1台のトラックが走っている。いつもこういう映像を見るとヒストリーチャンネルの「アイスロード・トラッカーズ」という番組を思い出す。

そういや、地元ケーブルテレビのチャンネルから、いつの間にか外れちゃったんだよな、このチャンネル。

 

たくさんの積み荷を積んだトラックが山奥の工場のような所へたどり着くと、高見沢という男が声をかけてきた。「よく、無事に着いたな。今まで2台に1台は必ず谷底に落ちてる。1人で運転して、ここまで来たのはあんたが初めてだ」

男「この道は知ってるからな。二十数年でこんな廃墟になってしまうのか。ここで何を作ってる?」

じろりとにらむ高見沢。

男「何を作ろうが今のわしには関係のないことだがね。約束の金(かね)は?」

 

高見沢は笑い、ポケットから札束をそのまま渡した。札束をパラパラめくって確認した男は高見沢の前から去り、高見沢はサングラスの男に目で合図。男が水を飲み、顔を洗っているとサングラス男から猟銃を向けられた。男は逃げるが、同じように銃を構える男たちが数人いた。「撃つな! 撃たんでくれ!」

 

しかし、高見沢に撃たれて倒れた。

 

島とユミがオープンカーでドライブ。おしゃべりなユミに運転している島はうんざり。

風間「やかましい! な~んだよ、2人ともペチャペチャペチャペチャさえずって、まあ。坊や、花月ハイランドホテルまだなの? 俺は早くのんびりしたいよ」と後部座席から顔を出した。ギャグみたいな泥棒ヒゲ。

ユミ「おじいさんみたいなこと言わないでよ」

 

   国立公園吾妻連峰

     髙湯温泉

花月ハイランドホテル

     標髙800米

www.kagetsu.net

三角屋根で外観はそんなに変わってないね。

 

「おやじ太鼓」もそうだけど、昭和ドラマは観光地に行くよね~。

 

風間の名前で予約し、部屋へ向かう。

 

廊下を車いすで進んでいた泰子という若い女性。男が突然、車いすの手押しハンドルを握り、スピードを上げて廊下を進み、階段から突き落とした。

 

303号室に入ろうとした島たちが悲鳴に気付き、階段を駆け下り、泰子を発見した。「誰かがあたしを…」と泣いていたので、風間は泰子を島に任せ、階段を駆け上がり、廊下の人影を追って、308号室へ入った。男は手すりからロープを下げ、逃げていた。

 

部屋のベッドで突っ伏して泣いている泰子。

島「落ち着くんだ。俺たちがついてるから、もう大丈夫だ」

ユミ「ひどいことするのね。いったい誰かしら? こんなこと」

風間「犯人の顔は?」

首を横に振る泰子。「あたし、ここで父を待ってたんです」

 

父はどこに行ったか分からないと泣き続けていた泰子は父の写真入りペンダントを風間たちに見せた。さっきの高見沢に撃たれた男の人だ!

 

父からもらった手紙も風間たちに見せた。

「泰子、やっと山荘に滞在している藤波東一郎(ふじなみとういちろう)氏と連絡が取れ、いい仕事をくれた。トラックを山頂のある場所まで運ぶだけで100万円になるのだ」

 

島「えっ? 100万円? くさいなあ」

 

手紙の続き。「わしは足の不自由なお前にできるだけの金を残してやりたいのだ。泰子、お前の誕生日にホテルで会おう。楽しみに待っていてくれ」

 

手紙をもらったのは1週間前で、泰子の誕生日は昨日。しかし、父は帰って来なかった。島は「事故に遭ったか、100万円を誰かに狙われて、殺され…」と言いかけ、風間やユミから蹴られたり、つねられたり。

 

泰子「じゃあ、父は死んだと?」

島「いや、そこまでは…」

風間「そう、お父さん、大丈夫ですよ。ここであなたの誕生日を祝うのをあれほど楽しみにしていたんだ、そのお父さんが死ぬわけないじゃないですか。さあ、しっかりして」

島「そうですよ」

風間「坊や、活動開始」

島「待ってました。手がかりは、その山荘ですね」

風間「さえてらっしゃる」

 

窓辺?で立ち聞きしていたスーツの男。ん? 小林稔侍さん??

 

オープンカーに乗った島と風間は山荘へ。

島「藤波東一郎さんって、どんな人なんでしょうね?」

風間「さあ、分からん。ただ、この事件の謎を解く重要な人物には間違いないだろう」

 

外から中を覗いていると、急に女に声をかけられた。「何をしてるの? 泥棒に入ってもお金なんかないわよ」

 

風間は泥棒ではなく、藤波東一郎氏に会いに来た滝口さんを捜していると話した。みどりは藤波東一郎の娘で、父は3年前に亡くなったという。みどりは毎年夏に父と過ごした山荘に来ている。

 

島「先輩、誰かが死んだ藤波氏の名前をかたったんじゃないですか?」

風間「そうだな、坊や」

 

島って前から”先輩”とか言ってたっけ!? 2人は山荘を出て再び車で走り出したが、2人を滝口に銃を向けていた男たちが監視していた。車に細工もした?

 

風間「坊や、調子に乗って、あんまりスピード出すんじゃないよ」

島「ブレーキが変なんですよ」

風間「ええっ?」

島「先輩、ブレーキが故障だ!」

 

制御不能状態になってしまった車。

風間「坊や、あの山に乗り入れろ!」

 

何とか車を止めることができた島。「先輩、誰か俺たちを殺そうとして山荘にいる間にブレーキに細工したんですよ」

風間「ちきしょう。だんだんおもしろくなってきたぞ。ハハハッ」

 

遠くで見ていた男たち。「クソ! くたばらねえ」←あっ、小林稔侍さん。

男「必ず始末はつける。だが、その前にひと仕事やらせている」

 

ホテルに戻った風間はフロントに呼び止められ、電話に出た。

男「100万円の金になる仕事があるんですがねえ」

風間「なんだと?」

男「あすの朝7時、国道14号線にあるドライブイン吾妻に来てください」

 

黒木に電話した風間。ドラマが始まってようやく黒木さん登場。「ホテルで事件が起こった? 退屈しのぎにいいじゃないか」

風間「やつらは死んだ人間の名前をかたって滝口さんをおびき出したんですよ。それを知ってしまった俺たちを殺そうとした。そのうえ、罠を仕掛けてきたんです。ええ、罠を踏んでみるつもりなんですけどね。ええ、ユミちゃんは残していきますからね。なんかあったら連絡してください」

ユミは、ちょっとガッカリ。

島「君は残ってんの、ねっ?」

 

「オーケー、ボス」と笑顔で電話を切る風間。それにしてもヒゲ面に慣れない。

 

啓子は地図を広げる。「え~っと3人が行ってる高湯の花月ハイランドホテルってのは…あっ、ここね」

啓子「ねえ、ボス、3人に任せといて大丈夫? あたしが行こうか? なんなら」

黒木「ハハッ。手に負えなくなったら連絡してくるさ。それまでは3人に任しとこう」

啓子「フフッ、そうね」

 

ドライブイン吾妻… DRIVEIN AZUMA

 

三角屋根の大きなドライブイン。吾妻の後ろにも何か3文字くらいあるけど読めない。同じ名前のドライブインは検索すると出てくるけど、見た目が全然違うし、ここ数年で閉業してしまったみたい。

 

テンガロンハットをかぶった風間と島がテーブル席で食事していると、男が近づいてきた。「どうもご苦労さんです。こっちへ来てください」

風間「あいさつぐらいしたらどうだい?」

男「あいさつは、きのうさせてもらいましたよ」

風間「ほう…すると、きのう、ブレーキに細工したのは、あんたかい?」

島「この野郎」

風間「坊や。(男に)あれはなんのまねだい?」

男「腕を見せてもらったんですよ。今度の仕事はちょっとばかり危険なもんですからねえ。よろしく」2人の前から立ち去った。

 

風間「おもしろいじゃない」

島もニヤリ。

 

男は荷物が積んであるトラックの前にいた。

風間「こいつを運ぶのかい?」

男「ある仕事で山奥にボーリングをすることになった。こいつがそのセメントと建築資材だ」

風間「なぜ自分で運ばねえんだ?」

男「道が危険なもんでねえ。一歩誤れば谷底に転落して、おだぶつだ」地図を風間に渡し、広げて見ていると、半分に裂いた。「半分は途中で渡す。報酬の100万は目的地に着いてから払う。さあ、出発だ」

 

早速車に乗り込んで走り出す風間と島。

 

ホテルのレストラン

ユミ「お父さまは今まで何してらしたの?」

泰子「川崎にある火薬を作る工場に勤めてたんだけど、そこを定年退職になって、ここに職を探しに」

ユミ「火薬? 火薬工場か…」指でこめかみをたたく。「何も出てこないわ」

泰子「えっ?」

ユミ「そうだ、ボスに連絡してみよう。待ってて」

 

半袖のハイネックとハンチング帽の休日スタイルの黒木。

啓子「ああ、ボス、なんか分かった?」

黒木「川崎にある火薬工場で耳寄りのことを聞いたよ。行方を絶った滝口は戦時中、弾丸を作る工場に勤めていたらしいんだ」

啓子「それで?」

黒木「太平洋戦争の末期は軍需産業は、みんな空襲を避けて地方に疎開していた。滝口は、その疎開していた工場で弾丸を作ってたんだな。啓子ちゃん、その工場、いったいどこにあったと思う?」

啓子「えっ? まさか、吾妻スカイラインのほうに?」

黒木「工場は鉱山の跡を利用して作られたんだ。当時、ここで弾丸を作っていた工場の経営者が藤波東一郎だ」

啓子「3年前に死んだ?」

黒木「定年退職した滝口は藤波東一郎を頼って職を探していた。そこで藤波東一郎の名をかたる何者かにだまされてトラックを山中に運んだんだな」

啓子「じゃあ、今、その同じ道を風間くんと島ちゃんが向かってんだわ」

黒木「事件を知る手がかりは、それしかないよ」

 

セメント袋を積んだトラックが山道を走る。

島「いったいどこへ行くんでしょうね?」

風間「行き先は地獄かもしれねえぜ」

島「今ならまだ…」

風間「引き返せる?」

島「せっかく手がかりをつかんだんだ。地獄へだって、どこだって行きますよ」

 

道幅の狭い悪路を飛ばすねえ。

 

道の真ん前にトラックが止まっていて、島は急ブレーキをかけた。トラックを降りる島と風間。「んんっ? 俺たちとおんなじ荷物だ。おい、お前たちも100万円に釣られた口かい?」

驚いて顔を見合わせる男たち。

風間「俺たちもおんなじよ」

 

上空にヘリコプター。

男「まずいなあ、前に出発したやつらと話してるぜ」←あっ、稔侍さん!

男「どうってことない。鉱山に着いたら4人ともバラすんだ」

 

2台のトラックが山道を進む。

 

前のトラックの積み荷が落ちそうになり、島がクラクションを鳴らして知らせたが、セメントの袋が谷底に落ちて爆発! なんでよ。

 

島は驚き、急ブレーキをかけた。前のトラックの男たちもトラックから降り、谷底を見る。「おう、今の爆発はなんだい?」

島「セメント袋が落ちて爆発したんだ」

男「えっ! セメント袋が爆発した?」

男「そんな、バカな」

 

風間は荷台の袋を確認すると、本物のセメント袋もあったが、火薬の詰まった袋もあった。

 

さっきまでヘリコプターに乗っていた坊主頭の男が銃を向ける。「よけいなことを知ったようだな」隣にいた稔侍さんも猟銃を持って立っている。

風間「2台とも火薬が積んであんのか?」

坊主男「そうさ。セメントと火薬と半々だ。誤って岩にぶつけたり、谷底に転落すれば間違いなくおだぶつだ」

前のトラックの男。「ええっ? 断るよ。金なんかいらねえや!」

坊主男「そうはいかねえ。この仕事を引き受けたからには契約破棄はできないことになってるんだ」

前のトラックの男「ええっ? じょ…冗談じゃねえよ。冗談じゃねえや!」

 

逃げようとした男に猟銃を放つ。「おい、止まれ! 止まらんと撃つぞ!」

 

撃たれた男は谷底へ。人形!

 

風間「この野郎…」

 

しかし、銃口を向けられ、手も足も出ない。

 

風間「こいつをどこまで運ぶんだい?」

坊主男が地図を渡す。「目的地は、その鉱山跡だ」

風間「そこに何があるんだい?」

坊主男「そいつは着いてからのお楽しみさ」

風間「ホテルで待ってる娘の親父さん、どこにいるんだ?」

 

坊主男はシラを切り、つかみかかった風間に手錠をかけ、ハンドルとつないだ。

風間「ちっくしょう、囚人と間違えるんじゃねえよ!」

 

坊主男「時限爆弾をセットしろ」

猟銃を持った男がトラックの脇に積んであった時限爆弾を車の前に付けた。

 

風間「アホ! 火薬を積んだ車に時限爆弾をセットするとはどういうことだい?」

 

坊主男は笑い、もう一人の男が時限爆弾のスイッチを入れた。

坊主男「時限爆弾は2時間後に爆発する。それまでに鉱山に着かなければ粉々に吹っ飛ぶぞ」

猟銃男「助かりたかったらな、2時間以内に鉱山へ着け!」

 

どこかに止めていたヘリコプターにまた乗る男たち。坊主男のほうが操縦なのね。

 

トラック2台も走り出す。前を走っていたトラックは道に落ちていた岩に乗り上げ、ハンドルを切り損ね、谷底へ。トラックは爆発、炎上。後ろを走っていた風間はトラックを止めた。

 

島「先輩、ヤバいですね。どうします?」

風間「どう転んでもヤバいことには変わりねえ。坊や、突っ込むぞ」

島「はい」

 

風間が運転し、島も汗だくになって助手席に乗っていたが、後ろのタイヤの辺りから煙が出ていることに気付いた。

風間「何? 油に引火したのか?」

島「どうもそうらしいです。水たまりでもあれば助かるんですが」

 

しばらく走ると川を発見。風間は川へトラックを走らせ、止めた。

 

あんな山道を走ってたのに、急に川があるかー!

 

風間「唇が乾いちまったよ。下は水がいっぱいだっていうのに、こんちくしょう」

島は風間がかぶっていたテンガロンハットに水を汲み、渡した。

 

うへえ~。自分がかぶっていた帽子でも嫌だよ。

 

風間「ハァ~、うめえ。坊や、大人になったな」

島「ハハハッ。いや、それほどでもないですよ。えっ! 先輩!」時限爆弾の時間が迫る。

 

ホテルのエレベーターを降りた泰子とユミ。「あの2人なら大丈夫よ。殺されたって死なないわ」

泰子「お父さま、無事に見つかるかしら?」

ユミ「大丈夫だったら。今に元気な顔して、みんなと一緒に帰ってらっしゃるわよ」

 

山道を走るトラック。

島「先輩、時間がないですよ」

風間「あそこが近道だな」ハンドルを左へ。

 

このままじゃ間に合わないと飛ばし始めた風間だったが、トラックを止めた。

島「先輩、どうせ死ぬんなら一か八か」

風間「坊や、もしかしたら勘弁しろよ」

 

慎重に丸太の橋を渡る。いつの間にか島がテンガロンハットかぶってる。1本、丸太を落したものの何とか渡り切った。

 

あと3分。鉱山まで飛ばす。

 

風間「鉱山だ。火薬でなんか作ってる」

島「先輩。あと1分ですよ」

風間「やつら、俺たちを必ず殺す。十分気をつけろ」

島「はい」

 

高見沢が男たちを従えて待っていた。

坊主男「どうやら間に合ったようだな」

風間「時限爆弾、早く外せ!」

高見沢は笑い出し、猟銃男が時限爆弾を外し、山に投げた。すごい爆発。

 

高見沢「いい腕だ。ご苦労だったな。ハハハハッ」

坊主男「ご苦労ついでだ。火薬を降ろす仕事を手伝ってもらおうか」

 

ロッコに火薬の袋を積んで押す。早く歩けと尻をたたかれる島。風間と手錠でつながれており、猟銃男が後ろから監視する。風間は袋を破り、少しずつ火薬を落しながら歩く。

 

火薬が着いた先にいたのは、さっき、山荘にいたみどり。

風間「へえ、あんたがボスなの? 死んだ藤波東一郎の名前をかたって滝口さんを呼び出したのは、あんただったのかい」

みどり「別に父の名前を偽ったわけじゃないわ。ただ、父が二十数年前にここでやっていた仕事を受け継いだだけの話よ」

風間「仕事? どんな仕事だい?」

 

猟銃男が弾丸を見せた。「これだよ」

 

坊主男「二十数年前、ここは軍需工場だった。ここで弾を作ってたんだ。俺たちは、そのときな、亡くなった藤波さんの下で働いてたのさ」←え、いくつよ?

風間「ほう…これは驚いたぜ。こんな山の中で秘密に弾を作ってるとは思いもよらなかったよ」

みどり「父は死んだとき、何も残してくれなかったわ。だけど、あたしは生きてかなきゃならない。でも、女のあたしに何ができて?」

風間「だから、死の商人になったってわけかい。チェッ、あんたの顔を見てるとへどが出るよ」

男「行け!」

風間「キチガイ野郎…」

 

島と風間が物置小屋に閉じ込められると、奥から滝口が出てきた。風間は泰子が持っていたペンダントを見せた。

滝口「ええっ? こ…これは娘のもんですが」

風間「ええ…娘さん、高湯の花月ハイランドホテルにいるんですよ。あなたの帰りを待ってね」

島「娘さん、やつらに殺されそうになったんですよ」

滝口「えっ?」

風間「あなた、弾を作ってることを知ってここへやってきたんですか?」

 

滝口は、それは違うと否定した。藤波東一郎が亡くなったことも知らずにここにやってきた。戦時中、工場の主任として働いていたため、今だって弾は作れる。生きるために弾を作ることを自分のほうから、やつらに申し出た。

 

みどり「2~3日中には弾の取り引きができるわね」と高見沢に笑いかける。

高見沢「これでいよいよ日本ともお別れだ。ハハッ、俺たちは巨万の富を握って、おめえと2人、外国で一生遊んで暮らすんだ」

みどり「あの2人、どうすんの?」

高見沢「滝口の失踪を知った以上、用済みだ。死んでもらおう」

 

物置小屋

風間は滝口に泰子の伝言を伝える。「足は一生治らなくてもいい。お金もいらない。だから、あなたは危険なことをしないで、ずっとそばにいてほしい」

うなだれる滝口。

 

風間は火薬を盗んでいた。床に置いた少量の火薬の上に手錠の鎖を置き、手錠を仕立てに布を巻く。そして、火をつける。爆発が起こり、手錠が切れた。

 

そんなうまくいく!?

 

爆発音に寄ってきた男たち。風間、島、滝口は小屋を抜け出した。高見沢が猟銃で3人を撃つ。風間は弾薬庫を爆破すると島に言い、1人で弾薬庫に向かった。

 

男たちを次々、殴り、火薬に火をつけた。火に気付いた小林稔侍さんと殴り合い! そして、トロッコに乗っても殴り合い。風間は走り出したトロッコから飛んで逃げた。

 

弾薬庫からの爆発が次々、ほかの施設にも映り、鉱山の建物全体が爆発した。

 

高見沢は「長年の苦心を灰にしやがって。必ずやつらを殺すぞ、殺すぞ!」と悔しがった。

 

風間はロープウエーを作動させ、ロープウエーに捕まって移動。みどりに追いついて捕まえた。高見沢に銃を捨てるように言う。「今の日本に弾は、いらん!」

高見沢「うるせえ、若造!」岩陰から飛び出したみどりに誤射。

 

風間と高見沢の一騎打ちは高見沢が左腕を撃たれて終了。「許してくれ、殺さないでくれ」

 

ホテルに戻った風間たち。滝口は泰子と涙の再会をした。

 

報告の電話を受ける黒木。「地獄へのドライブを楽しんできた? へえ、危なかったね、そりゃあ。まあ、とにかく3人で2~3日、逗留してこい。なあ」

啓子「もしもし、ヘヘッ。車いすの娘さんのお父さんは無事、助け出したのね? ふ~ん、これでようやく一人前になれたってわけね、ハハッ。ねえ、なんか楽しそうじゃない。何やってんの? ああ、彼女のお誕生日。ふ~ん。えっ、こっち? うん、ボスは真面目よ」

 

受話器を置いた風間。「18年前、彼女は生まれたばっかりだった。戦争は知らない。しかし、現実に戦争の燃えかすは残ってるじゃないか」

うなずく島。

 

ユミ「どうしたの? しゅんとして。地獄へのドライブをしてきて2人とも燃えかすになっちゃったの? だらしがないわねえ」

こいつぅ…とじゃれ合う島。

 

滝口たちもほほ笑ましく見ていた。風間がウィンク。

 

プロデューサー:近藤照男

        坪井久智

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脚本:高久進

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音楽 :菊池俊輔

主題歌:キイハンター

    非情のライセンス

作詩 :佐藤純弥

作曲 :菊池俊輔

 唄 :野際陽子

    テイチクレコード

非情のライセンス

非情のライセンス

  • provided courtesy of iTunes

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黒木鉄也:丹波哲郎…字幕黄色

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津川啓子:野際陽子…字幕緑

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島竜彦:谷隼人

谷口ユミ:大川栄子

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風間洋介:千葉真一…字幕水色

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高見沢:近藤宏

藤波みどり:国景子

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滝口:高島敏郎

佐藤京一

フロント:杉義一

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小林稔

佐藤晟也

田川恒夫

泰子:坂本道子

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監督:竹本弘一

 

今回は予告なし!

 

佐藤京一さんは坊主頭の男で、5話ではほとんど分からなかった小林稔侍さんは今回は結構顔も映るし、セリフもあった。どちらも役名は”男”。泰子役の坂本道子さんは夏純子さんの旧芸名だそうで、びっくり! 佐藤晟也さんは多分、逃げ出して撃たれたぽっちゃりめのトラック運転手で…って感じかな。

 

今回の監督、竹本弘一さんは「不良少女とよばれて」で監督してた。不思議とのちに監督や脚本家など大映ドラマに関わった人が多い。

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島って今まで風間を何て呼んでたっけ? 風間さん? 先輩とは呼んでなかったと思うので、今回の先輩連発にちょっと戸惑う。

 

久々に千葉真一さんのアクションが見られて楽しい…けど、あのヒゲは…

 

毎月20日になるとNHK BSのプレミアムシネマのラインナップが出るので、いつもチェックしています。自分の中でピンと来た作品を選んでいるのですが、1968年公開「黒蜥蜴」は、あらすじ的には、あまりひかれないな~とは思ったのですが、丹波哲郎さん、松岡きっこさんの名前を見かけたので、改めてキャストなどチェックしていたら、丹波哲郎さんの役名が黒木鉄也!?

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キイハンター」1、2話も「黒蜥蜴」も深作欣二監督で、ちょっと気になります。来月は「新幹線大爆破」もあるので、以前見たけど、改めてキャストクレジットを確認する意味でも見ようと思います。

 

予告がないのはツマラナイ。