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【ネタバレ】ありがとう 第3シリーズ 第17話

TBS 1973年8月16日

 

あらすじ

松永は歌に好意以上のものを持っているに違いない。愛は一人気をもむが、歌はそんな松永の好意をむしろ嬉しがっている様子なので、愛は面白くなかった。そんな夜、愛と歌は浴衣姿で植木市に出て、「三三九」で焼鳥を食べた。そこへ教え子の中学生を連れた松永の娘の育(大空真弓)がやって来た。体操の先生らしくテキパキした身のこなしの育に、歌はすっかり感心してしまった。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2025.7.31 BS12録画

peachredrum.hateblo.jp

松永の名古屋の職場に電話した愛だったが、松永が名古屋に帰っていないことを知る。「松永の奴…もしかして母さんのこと!?」

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦大

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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協力:東京魚商業協同組合

   築地東京青果物商業協同組合

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志村愛(あい):水前寺清子

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志村歌(うた):山岡久乃

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熊取唯一(ただいち):岡本信人

山口中(あたる):時本和也

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柴田保:森本健介

警官:山野史人

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寺川元気(もとき):石坂浩二

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寺川明子(あきじ):井上順

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寺川百子(ももこ):葦原邦子

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新堀立夫:下條正巳

新堀和泉:野村昭子

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新堀名津(なつ):長山藍子

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新堀未絵(みえ):音無美紀子

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熊取乙美(おとみ):園佳也子

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熊取七之輔:松下達夫

滝本加乃:吉川満子

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中央(なかお)玉之輔:佐野浅夫

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中央方子(まさこ):奈良岡朋子

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中央玉子:波乃久里子

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中央素子(もとこ):沢田雅美

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植木屋:丸山詠二

たうみあきこ

劇団若草

エース・プロ

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木下三三九(さんさく):児玉清

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木下行司(ぎょうじ):新克利

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木下桔梗(ききょう):佐良直美

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松永育:大空眞弓

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

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制作:テレパック

   TBS

 

七之輔が小川から熊取に戻った!

 

魚平

愛が掃除していると、スーツ姿の玉之輔が歌に話があると家に入って来た。そういえば、松永さんと会ってたんだっけ。

 

明子が頼まれたものだとキャベツなどを運んできた。520円。愛がお金を払い、受け取った明子が店を出ると、玉子が来て、一緒に八百一に入っていった。

 

茶の間

玉之輔が歌に松永の話をしていた。ひき逃げされた人を病院に運び込むなんて、今の世の中いない。人情が地に落ちた時代…この時代でそうなら今は…!? ひき逃げした車のナンバーを覚えていたという話から戦争を乗り越えた人間は肝っ玉が違うと話す。

 

今日の食事はお近づきの印、娘とも離れているので頼むと言われた。そして、松永の娘の縁談のことや、愛や歌の話も。

 

中央家

方子は娘たちに松永が歌に一目ぼれしたと話して聞かせていた。松永は50過ぎで男盛り。方子が、あ~あ、とウィッグを取るのでびっくり! 着物で出かける時用のウィッグなのかな? 同席した松永の上司の島崎の話によると、松永は娘のことを思って再婚しなかったのだという。歌も再婚しなかったという話になり、いい男は戦争でみんな死んじゃったという方子。

 

歌と松永が再婚するわけないと方子は笑うが、素子は愛を連れて再婚すればいいと言い、ボーイフレンドに会いに行くと部屋を出た。

 

熊取酒店

主婦3人が買い物に来ており、乙美と中が接客していた。唯一が注文を受けて、中が配達に行くことになった。駅前のスーパーが臨時休業のため、忙しい。

 

店の奥の茶の間に入った乙美と唯一。乙美は疲れて、料理するのが面倒になったと話すと、唯一は俺は缶詰でもいいけど、父さんはどうするの?と聞き、乙美は七之輔の存在をすっかり忘れていた。

 

唯一は女というものは御主人や子供たちにおいしいものを食べさせるのを楽しみに料理を作る、美人の奥さんは飽きるけど、料理の上手な奥さんは飽きないと説教する。唯一が中央肉店でメンチを揚げてもらうから、キャベツ刻んでてねと出ていった。亭主がいるのは面倒やのうとため息をつく乙美。

 

そりゃそうだよねえ。店で仕事して、その上、料理までってねぇ!

 

志村家

愛は歌に松永のことを聞く。娘のことを頼むなら、歌や乙美にだって頼めるというが、歌は玉之輔が一番しっかりしている、男同士で気が合うからだと答えた。歌は松永に名古屋でお世話になったから親切にしたいだけ。

ラバウル小唄

ラバウル小唄

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歌は「ラバウル小唄」を突然歌い出す。父さんの十八番。

 

新堀家

名津は両親に山形行きを話した。一度山形を見てみたい。今、遠くに行ってみたい心境。しかし、和泉は泣きだしてしまう。立夫は名津の意思を尊重する。自分の気持ちにそぐわないのならすぐ帰ってくるんだよと立夫がいう。山形行きは未絵には内緒。

 

野村昭子さんっていつも明るい役のイメージでこんなぽろぽろ涙を流す役、珍しく感じる。

 

三三九

元気と保がカウンターで飲んでいた。保は田舎に帰るのを面倒に思っていた。元気は八百屋になりそうな人を連れてきてほしいと頼んでいた。

 

桔梗は配達へ。元気はビールもう1本追加。元気のおごり。

 

植木市

愛と歌は浴衣を着て出かけ、乙美と唯一も親子で歩いていた。愛たちと乙美たちが鉢合わせし、乙美は一家の主がいるのはいいとのろける

 

荒物屋

保が買い物に来て、これから友達が取った米沢行きの切符を払い戻しに行くという。保も帰るつもりでいたが友達一人置いて帰れないと様子を見るつもりでいる。払い戻せば、今の時期は帰れないだろうから、8月の終わりにでも帰ることにする。

 

保の故郷は会津。友達も会津だったが米沢に引っ越した。今夜の11時50分、上野発米沢行と聞いた名津はその切符、私に譲ってと頼んだ。

 

明子と玉子は女性に道を聞かれていた。2丁目15番地の三沢さん。おばあさんね、と呼びかけた明子に「まだおばあさんじゃございませんの」と答える女性。新聞で老婆と書かれるのは70以上になった。女性は70にはまだ少々間があるというが、今の時代からすると、グレーヘアに着物姿で完全に”おばあちゃん”に見えるし、60代ってのにびっくり! そういや、今あんまり老婆って聞かないね。

 

何と呼びかけていいか戸惑う明子に滝本加乃と名乗り、滝本さんと呼びかけると、配達終わりの桔梗が通りかかり、案内すると一緒に歩いていった。

 

桔梗を親切だと褒める明子にやきもちをやく玉子。

ミヨちゃん

ミヨちゃん

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♬僕のかわいい 玉ちゃんは~と歌い出す明子。「ミヨちゃん」の替え歌だよね。

 

三三九

桔梗が帰りが遅いことを気にする三三九。

 

歌と愛が来店。ビールと焼き鳥盛り合わせを注文した。

 

行司に配達先の電話番号を調べさせ、電話をかける三三九。桔梗は1時間前には帰っていた。心配した行司が店を出ていった。

 

寺の境内

名津が和泉を公衆電話で呼び出していた。未絵に分からなくするために立夫は時間をずらして来る。名津は今晩、山形へ行くと話した。

 

交番

警官と一緒に2丁目15番地の三沢さんを探す桔梗。

 

寺川家

持ち帰りの仕事をしている元気に焼きトウモロコシやスイカを勧める百子は元気の部屋にあるビニール製のソファに座り泣き出す。

百子は魚平も熊取も親子そろって植木市に散歩に行ったのに、うちは何なの!? こんなひどい親子断絶なんて、母さん我慢できない! 明子と玉子についていけばいいという元気だが、百子は明子から少しは気を利かせなよと言われていた。

 

ロクでもない世の中じゃ長生きしたってしょうがないという百子の迫力にしかたなく焼きトウモロコシを食べる元気。

 

植木市に出かけた行司は玉子と明子に会った。玉子は明子と一緒なことを気にするが、行司は桔梗がどこへ行ったか聞き、玉子から交番行ってみたら?と言われて走った。

 

寺の境内

立夫も来て、今晩というのは急だと戸惑う。名津は旧お盆でくつろいでいる時に行き、亡くなった娘さんのお参りもしたい、切符もあると話した。名津は亡くなったお母さんが山形を見せたがっているのだと思い、行かせてと頼んだ。和泉はまた涙。

 

三三九

他の客は帰り、愛と歌だけが残った。店は三三九だけ。育が教え子の男子中学生5人を連れて来店した。歌は、こんな立派な生徒さんたちで大したもんだねえと育を褒めるので、愛は面白くない。

 

交番

桔梗のことを聞きに行った行司。三三九と負けず劣らず行司も妹バカなのね。ちょうど交番を通りかかった桔梗と再会。桔梗は新しいマンションの5階に引っ越してきた人だと警官に話した。なんで警官が行かねーんだ!

 

熊取家

七之輔の部屋で風鈴を見て和む乙美。風がないのでうちわであおいだ。部屋に唯一が入ってきて、乙美がギターを弾くようにいう。

湯の町エレジー

湯の町エレジー

  • 近江 俊郎
  • 演歌
  • ¥255
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唯一が伴奏、乙美が「湯の町エレジー」を歌い出す。

 

中央肉店前で乙美の歌を聴いている素子。帰ってきた明子と玉子が親子合奏なんていいわねと話し、それぞれ家へ。素子は一人息子の家ってどうかな?と玉子に聞く。熊取さんのとこじゃ苦労すると玉子が言う。

 

三三九

三三九もいなくなり、育が焼き鳥を焼いて生徒に出していた。

 

外に出た三三九が行司と桔梗に鉢合わせ。

 

三三九

歌に言われて愛まで焼き鳥を焼く。歌は育を褒め、松永にホタルをもらったことも話した。育はホタルの話を聞き、何か察する。

 

三三九たちが戻った。桔梗がみんなに謝る。

 

新堀家

名津が手紙を書いていた。同じ部屋で寝ていた未絵が目を覚まし、何書いてるの?と聞く。日記と答えると、すぐ眠ってしまった未絵。名津は手紙を書き終え、ライトを消し、そっと涙をぬぐった。

 

手紙を書き終えた名津が出かける。和泉も一緒に上野まで行くというが、立夫は未絵が一人になるから見送りに行かない。

 

志村家

帰ってきた愛と歌。機嫌が悪く口が悪くなる愛。もらってきたホタルが光る。育が一人で訪れ、私のお父さんのことをお好きでしょうか?と尋ねた。父はおばさんのことが大好きなんですと気持ちを聞いた。アワアワする歌とムッとする愛。(つづく)

 

このシリーズは歌の再婚話がメイン!?