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【ネタバレ】ありがとう 第3シリーズ 第26話

TBS 1973年10月18日

 

あらすじ

歌の家出騒動があってしばらく経った朝、仕入れに出掛けた歌は、かねてから愛にプロポーズしていた健二(前田吟)に出逢い、愛を嫁さんにくださいと申し込まれた。丁度そこに居合わせた百子は、そんな健二の話を聞いて何故かショックを受けた。百子は、愛を自分の息子の元気(石坂浩二)の嫁にと、密かに思っていたのだ。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2025.9.25 BS12録画

peachredrum.hateblo.jp

蒸かした芋を持ったまま、松永と会ってしまった歌。松永はすぐ帰り、愛が追いかけた。

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦大

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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協力:東京魚商業協同組合

   築地東京青果物商業協同組合

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志村愛(あい):水前寺清子

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志村歌(うた):山岡久乃

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熊取唯一(ただいち):岡本信人

熊取七之輔:松下達夫

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寺川元気(もとき):石坂浩二

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寺川百子(ももこ):葦原邦子

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熊取乙美(おとみ):園佳也子

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安田十志子:岡本あつ子

君野善吉:坂上忍

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中央明子(なかおあきじ):井上順

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中央玉子:波乃久里子

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中央素子(もとこ):沢田雅美

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中央方子(まさこ):奈良岡朋子

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中央玉之輔:佐野浅夫

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滝本加乃:吉川満子

柴田保:森本健介

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新堀名津(なつ):長山藍子

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新堀未絵(みえ):音無美紀子

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滝本新太郎:長谷川哲夫

清水健二:前田吟

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木下三三九(さんさく):児玉清

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木下行司(ぎょうじ):新克利

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木下桔梗(ききょう):佐良直美

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演出:川俣公明

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プロデューサー:石井ふく子

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制作:テレパック

   TBS

 

朝、愛が1階へ行くと、組合に用事のある歌が買い出しに行く準備をしていた。魚清の娘が結婚式でパリかハワイで結婚式を挙げるので、魚勝さんに相談する。お前は、さしずめアフリカだね、母さんはニューギニアだな、何言ってんだい私は花の都のパリだよ…って今、炎上しそう。

 

寺川家

百子が元気を起こしに来た。百子が買い出しに行くので、元気に起きて、ご飯を食べたらちゃんと片づけるように言って出かけた。

 

中央家

明子はオートミールに半熟卵を作って、まだ寝ていた玉子に持ってきた。明子は夫婦ゲンカするたびに親に言いつけるのはやめようと玉子に注意し、夫婦同士で話し合って決めようと言った。イチャイチャする2人だが、外から玉之輔の叫び声がする。

 

9時になったのに店が開いてない。乙美が「ガス中毒ちゃうか?」と言い、玉之輔も保も焦るが、店を開けた明子は平然とし、玉子は寝坊したと言って、「わたしの彼は左きき」を口ずさむ。

わたしの彼は左きき

わたしの彼は左きき

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玉子たちの態度に玉之輔も方子も怒る。

 

熊取酒店

インスタントラーメンの新商品が来た。乙美は家族で試食会をすると言う。

 

名津が味噌と煮干し1袋を買いに来た。乙美は遠くの親戚より近くの他人、人に親切にすることをおせっかいの世話焼きということをどう思う?と聞き、名津から言いたい人には言わせておけばいいと乙美の思うような回答を得られてご満悦。

 

市場の食堂

歌と百子が瓶牛乳を飲んでいると、健二が声をかけてきた。毎日「チョッちゃん」見てるせいか、前田吟さんがめちゃくちゃ若く見えるな~。「チョッちゃん」の14年前だからね。

 

健二は歌の縁談の話をした。愛をお嫁に出してからと歌が言うので、僕にラブちゃんをくれませんか?と聞く。喜ぶ歌に隣で聞いていた百子は牛乳を吹きそうになった。

 

魚平

歌いながら開店準備をする愛のもとに善吉が顔を出した。昨日帰ってきて、ママはもうどこにも行かないと言っていたと報告し、十志子と幼稚園に向かった。善ちゃんの登場、メチャクチャ久しぶり! 2か月ぶりか。

 

松永から電話。まだ歌は帰っていなかった。

愛「松永の奴、ちょっと甘い顔すると毎日電話きやんの」

 

三三九

行司に鶏肉を取りに行くように言う三三九。桔梗は電話中。うちの親には手紙で知らせた、反対じゃないと話している。三三九が長電話を注意するが、向こうからかかってきたと気にしない。三三九は桔梗をかばった行司に次々、仕事を命じた。

 

寺川家

タバコを吸いながら新聞を読んでくつろぐ元気。そろそろ出かけようかなあと食器はそのまま。帰ってきた百子は片付けと2階の掃除をするように怒る。店を手伝っていた明子が元気にそろそろ結婚したら?と言うが、元気は人手不足解消のために結婚はできない、女房ってのはお手伝いじゃないんだからと反論した。

 

明子も玉子はお手伝いじゃないと言いつつ、元気に上着を着せて、出かけさせた。結局、片付けするのは玉子。元気が自分のことちゃんとしてよ!

 

志村家

魚清の旦那は髪がすっかり白くなっていた。年は55。サラリーマンなら定年退職の年で夫婦で仲良く旅行したいと言っていたと歌が愛に話していた。

 

愛は松永から電話が来たことを報告。早く結婚しないと電話代で破産するぞと脅す愛。いつも電話で気候の話をするが、それでいい、と歌が言う。

 

歌は健二が来るという。ミルクホールで会った。あそこはミルクホールなのか!?

 

中央肉店

開店準備する玉之輔。明子が養子に来たのにメンチもできてないし、ハムもできてないと方子が文句を言う。玉子も明子も八百一にいて、玉子が台所の片づけをしていると保に聞き、方子は玉子は嫁にやったんじゃない!と怒る。素子が青果組合に勤めてるのも八百一の仕業だと言う。どこかに働きに出たいという素子に仕事を世話したのは八百一の死んだ旦那。

 

三三九

行司に鶏肉の切り方が大きいと注意する三三九。桔梗が帰り、直後、郵便配達が三三九に速達を届けた。差出人は実家の母で桔梗の縁談がまとまりかけていると書かれていてびっくり。

 

桔梗はおめかしして出かけようとしていた。三三九が桔梗に問い詰めると、これから滝本と母が来て、プロポーズするという。

 

魚平

乙美がサンマ4匹買いに来た。今日が魚なら明日は肉。商売は相見互い。

 

八百一

今度は八百一に顔を出した乙美。明子と玉子が手伝っていることに嫁に出したようなもんやなあと嫌みを言い、この店では買い物しない、無関心で個人主義な店では買い物しないことに決めたと言う。

 

唯一が来ると、明子は「帰ってくれ」と追い返し、百子は泣き出した。

 

三三九

滝本の母・加乃は桔梗がお気に入り。滝本も桔梗に一目ぼれ。ぜひ、新太郎の嫁になってやってくださいまし。女の子がいなかったので、娘が出来たと思うと嬉しくってとはしゃぐ。三三九は信州の両親に話しませんと…というが、桔梗は三三九に届いた母からの手紙を見せた。

 

加乃は今年中に結納を…と言い、滝本も桔梗の誕生日を聞き、11月15日の桔梗の誕生日にしては?と提案。私はいつでも、という桔梗。どんどん話を進める加乃たちに三三九はテーブルの下で桔梗の足を踏んだ。

 

荒物屋

玉子は乙美の意見に賛同した名津に文句を言いに行った。名津は八百一さんのことを言ったんじゃないと弁明し、未絵は変な話に姉さんを巻き込んで!と熊取さんに文句を言う!と怒った。

 

中央肉店

百子は玉子に二度と店の手伝いはさせないと玉之介たちに頭を下げた。明子にも謝り、店を出ていった。方子は八百一さんに告げ口したのは、玉之輔だろうと愚痴る。玉之輔は、これじゃ養子にもらったのか嫁にやったのか分からねえと言ったんだと自分が言ったことにした。

 

魚平

刺身を作る歌。町内の様子が何となくおかしいと感じる愛。健二は愛をお茶に誘う。

 

三三九

滝本と桔梗が向かい合って座り、桔梗が歌う。

♬花嫁は よく似てる

ママが村に嫁いだころ

花婿は…

二人だけで歩きだす道

小さな村で育った二人に…

 

歌詞検索しても全然出てこない歌。聞き違いしてる?

 

三三九は思わず「桔梗のバカー!」と叫んだ。

 

中央肉店

名津と未絵が釈明に来た。未絵は和泉が乙美にお世話になったため、乙美には直接言えないと言って帰った。百子は玉子がかばってくれたことがうれしく、もう泣かない!と言いつつ、玉子が店を手伝うというと嬉しくて泣いた。玉子、明子、百子は八百一に帰っていき、残った玉之輔と方子はバカバカしいなあとあきれる。

 

熊取酒店

♬勝つと思うな 思えば負けよ~と乙美は「柔」を大声で歌う。

柔

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店の外に向かって大声で歌う乙美に七之輔もあきれつつ、何も言えない。ワンコーラス歌いきって乙美に突っ込む唯一。八百一さんに何を言ったんだよと聞いてもゴーイングマイウェイだと答えない。

 

三三九

健二は愛にビールを注ぎながらプロポーズ。しかし、愛は子供の頃から知っているからと歯切れが悪い。健二は接吻だけでもしておこうじゃないかと謎の提案。

 

桔梗が帰ってきて、11月15日に結納だと母さんに言ってと三三九に言うが、反対された。

 

志村家

歌が遊びに来た善吉にホットカルピスを出した。あったね、そういうの。

 

歌は毛糸の束を持ってきて、愛と育のためにチョッキを編むのだというと、善吉が手伝いを申し出た。

 

八百一

元気が帰宅。明子が事情を話した。女というのはくだらないとあきれる。女、というか乙美さん個人の問題だよ。明子は元気が早く結婚して、嫁が味方になればいいという。しかし、中央家の手前、明子も玉子がこっちにべったりなのも気を遣う。

 

明子はラブちゃんはどうなの?と聞く。まだ、その時期じゃないという元気だが、女には引っ込み思案じゃダメ、おしてもだめならひいてみなと歌う明子。

おしてもだめならひいてみな

おしてもだめならひいてみな

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こういう歌があるんだね。

 

寺の境内

唯一と素子が話していた。唯一は問題は母さんとだというが、素子は乙美がいい人だから誤解されるのだとかばう。悪い人ならうまく立ち回る。八百一のおばさんも同じ。そうかね~? 相思相愛の唯一と素子!? でもいつまでも友達でいてねという唯一。分かっちゃいないんだね、と素子はあきれる。

 

志村家

帰ってきた愛は私が先に結婚した方がいいのかねえ?と聞く。一度結婚してるから愛が先だという歌。松永は愛も一緒に来てほしいと言っている。

 

松永の定年はこの秋のはずだが、定年が延びるかもしれない。愛は私より早く結婚していいよと許しを出した。

 

魚平

乙美は注文していたサンマを取りに来た。元気も買い物に来ると、乙美は農村では嫁をもらうには田んぼが忙しくなる前と決まってる、嫁さんをもらえば月給は要らないし、美容食で物はあまり食べないし助かりますわなと話しかけた。

 

乙美が歌と愛に今度の新商品のラーメンがおいしかったから持ってくると店に戻ると、元気は「何差し上げましょうか?」と聞いた歌に「ラブちゃん下さい」といい、愛と歌を驚かせた。(つづく)

 

で、来週ないんでしょ。ひどいや!

 

乙美さん、七之輔さんが帰ってきた時に改心したと思ったのに、また変な感じになっちゃったな。百子さん、全然酷い人じゃないのに一緒くたに変人扱いされてないか? それがまた気の毒に思ってしまう。