徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】それぞれの秋▼第5話

TBS 1973年10月4日

 

あらすじ

稔(小倉一郎)は清一(小林桂樹)の借金返済に協力するため、家庭教師をしている。また、不良グループに深入りしていく陽子(高沢順子)のことが心配でならなかった。

2024.12.20 BS-TBS録画

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小倉一郎さんのナレーション好きだな~。

 

<僕のうちは5人家族で平凡な勤め人の一家だ。しかし、うちのような平凡な家庭でも家族の一人一人が心の中で何を考えているのか、黙って外で何をしているのか、お互いにはほとんど知らないのではないかと思う。

最近、わが家は父が50万もの借金を抱えて困っていることを知り、僕が家庭教師を始めたり、兄貴がうちへ入れる金を3万円にしたりして、ちょっとガタガタした。妹にも問題がある。僕だけしか知らないことだが、不良グループとつきあっているのだ。なぜ僕だけしか知らないのかというと、そのことを家族に言えないわけがあるのだ。もししゃべると妹は僕が一番家族には知られたくない秘密をみんなにしゃべると言うのだ。僕は一人きりでやはり妹を救わなければならないと心に決めていた。まあ大体そんなことを5回目を見る人は頭に入れておいてもらいたいと思う>

 

字幕なしのナレーションを文字で起こすのは大変だ。やっぱり字幕は必要。

 

今回はちゃんと橋の下でロケしてるね。それと、痴漢がバレたら恥ずかしいことという自覚はあるんだね、ならなぜやる?

 

企画:木下恵介

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脚本:山田太一

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音楽:木下忠司

 主題歌作詞:山田太一

 歌:中新井節子

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清一:小林桂樹

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稔:小倉一郎

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茂:林隆三

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陽子:高沢順子

唐木:火野正平

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津田:桃井かおり

遠藤:四方正美

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守江:三戸部スエ

陽子の連れの男:樋浦勉

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呼び込みの男:肥土尚弘

スナックのおばさん:宮内順子

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バーテン:伊藤正次

中華そば屋の主人:小池幸二

寿司屋の出前:名塚新也

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女子学生:浦野啓子

     須崎泰代

     内田友子

     岩橋敏子    

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女子学生:西山厚子

     高宮千尋     

エースプロ

エクランプロ

劇団いろは

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由利子:緑魔子

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杉本みさを:春川ますみ

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麗子:久我美子

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プロデューサー:飯島敏宏

        酒巻武彦

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演出:井下靖央

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制作:木下恵介プロダクション

   TBS

 

杉本家

家庭教師をしている稔。小学5年生の頭のいい子を教えているが、自分が近視になっていることも気付いてないで稔が眼鏡を作ってあげたことから、やっぱり小学生だなあとかわいく思えるようになった。陽子も稔を敵視しなければいいのにと考え込む。

 

和服のみさをが紅茶とケーキを運んできた。唐木は稔がずっと1番だとみさをに吹き込んでいて稔は苦笑。教え子のジュンイチロウはあきれたような表情で稔を見ていた。

 

帰りの電車で唐木と会った稔。唐木はスーツ姿で親父が競馬で11万当てて、2万円お小遣いをもらったのでキャバレーに行こうと誘う。5万? お札を何枚も持っているように見えた。

 

キャバレーに行く前にラーメン屋で腹ごしらえ。稔は19歳で入っていいのか?と戸惑うが、唐木は23歳と思えと励ます。稔は夕食はいらないと電話を入れた。←「ありがとう」にはこういう描写がないんだよね~。

 

しかし、唐木は店に入る前にビビってしまい、結局、入らなかった。呼び込みの男の前をわざとらしく通りかかっても、未成年と判断されたせいか無視される稔たち。

 

家に帰った稔はステーキを食べてきたと麗子に見栄を張る。お母さんてつまらないねと麗子に寄り添う稔。「お母さんつまんない」は繁も言ってた。

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「兄弟」の順二も同じようなこと言ってた気もする。

 

1日何してるの? 昔の恋人はいないの?などと聞く。麗子は内職で忙しいのだと言う。稔は昔の恋人とたまには会ってもいいんじゃないと浮気のススメ!?

 

今帰ったぞ、父さんが!と大声で叫ぶ茂。2人で待ち合わせして2人で飲んできた。たまにはおごってやるからヨボヨボするんじゃないぞ!と清一を励ます。清一は茂に今日は実に楽しかったと涙ながらに感謝する。

 

それにしても稔のパジャマ。何? ズボンがない、緑の長い丈のシャツタイプ。

こんな感じの。こういうタイプの男性版を初めて見た。

 

茂は大きな顔をし、清一は大げさにへりくだる。そんな2人が腹立たしい稔。

 

朝11時、麗子に起こされた稔。麗子が部屋の窓を開け、布団を干す。外の家々は写真? なんか変な感じだ。

 

朝食時、麗子は陽子のことが気にかかるようになり、稔に聞いた。陽子が友達のところで勉強して帰ってきたとき、フッとお酒のにおいがしたので、午後、学校に行くと言う。

 

稔は陽子のことを話すには自分の恥を話さねばならず、知られたくないので、結局、母には話せずじまいだった。

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痴漢シーンの回想。

 

私服の津田たちの集まりで陽子はケンカの練習!? スケバンってそういうことするのか。面白くなさそう。

 

帰ってきた陽子は体育の時間にバレーボールをしたと腕についた大きな擦り傷を見せた。2階へ行った陽子は稔に麗子が学校へ行ったことを詰問した。しかし、陽子は簡単に尻尾をつかめないと自信満々。稔は陽子をビンタし、グループを抜けるように言う。痴漢したことを言ってもいいと覚悟を決めた。

 

陽子は裏切ったら顔を切られると恐れていて、グループに入ったことを後悔していた。なかなか抜けることはできないので、お母さんには言わないでと頼み込んだ。今日のところはしゃべらないということになり、陽子を信じるしかない。

 

またソファで寝ている清一を起こし、麗子は内職で稼いだ4000円を渡した。この調子なら1万円以上稼げる、利子の半分くらいは返せると言い、清一は感謝した。

 

帰ってきた茂を遅くまで大変だなと気遣う清一。麗子も茂にビールを出したが、疲れてるから先に休むわと伝えた。

 

今思えば父はあのとき、ずいぶん感情を押さえていたという稔のナレーション。

 

新島家

麗子は寿司2人前を頼んで守江に出した。守江はこれで上寿司?と嫌みっぽい。守江は清一の姉で日暮里の金物屋へ嫁いだ人で、清一も麗子とも合わない。

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茂が26歳なので見合い話を持ってきた。守江の口から絶え間なく出てくる嫌みの数々に麗子は閉口気味。三戸部スエさんは大体こういう役なのね。「あしたからの恋」のときは修一は25歳。

 

夜、見合い写真を茂に見せた麗子。茂は恋人がいるようなことをにおわす。稔は見合い写真を見て、どこをつついてもやわらかそうという感想を漏らす。麗子にも茂にもなんにでも首を突っ込むなと部屋に行くように言われ、2階へ。

 

唐木は稔と世慣れたところを見せたいとバーへ。稔にも酒をどんどん勧める。茂のつきあっている女性が水商売の女性なんじゃないかと妄想する稔。そこへ店に入ってきた陽子とサングラスの男。稔は陽子の手を引っ張って店を出た。

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「たんとんとん」ではサングラスに派手派手なあんちゃんだったな。

 

ひと言も口をきかずに家に帰り、陽子を部屋に入れ、僕の力であのグループから引き離さねばならないと固く決意した稔はスケバングループのたまり場のスナックへ。

 

スナックの2階には女性が一人ギターを弾いていた。おお、緑魔子さんか。

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おお、緑魔子さんも林隆三さんも「夢千代日記」出演者。

 

セーラー服の陽子たちが河原を走り、暗くなりかけの歩道橋を歩いている。

 

なかなか陽子たちが姿を現さず、女性と2人きりでドキドキの稔。(つづく)

 

ああ、絶対絶対字幕付きで見たほうが面白いドラマなのになー! 日本映画専門チャンネルかBS松竹東急で再放送しないかなー!