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連続テレビ小説 おしん(166)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしんが佐賀の田倉家を出てから、1年と2か月が過ぎていた。その間、佐賀に残った竜三(並木史朗)からは一通の便りもなく、おしん(田中裕子)は夫婦の縁も切れたと思い、雄(ゆう)と母子二人で生きる覚悟をしていた。佐賀では、竜三が、義姉(観世葉子)から渡されたこれまでのおしんの手紙を読んで、おしんの本当の気持ちを理解し、仕事が成功したら、独立しておしんを佐賀へ呼び寄せようと心に決めた。

 

 

恒子さーん! やっぱりこのお方、すごく頭のいい人だー。

 

めし加賀屋でくつろぐおしん、お加代様、浩太、雄、おりきさん。手紙が届いてないんじゃ疑惑を話す浩太になんとなく話を逸らすおしん。おりきさんは正月から加賀屋に挨拶に行き、おしんの飯屋にもやって来るフットワークの軽い人。

 

少女編の頃に、近所の人で集まって杉の苗を山に植える作業の時、おしんの家は行ける人がいなくておしんが谷村家の代表で行ったら、おりきさん夫婦が「あんな賢い子が~」みたいなこと言ってたんだから、おりきさんは旦那さんはいるはず。

 

最初見たときは単に近所の人と思ってたんだけど、一挙放送でもう一度見たら、おりきさんと認識し、近所の集まりに普通に参加してたんだ~、と妙に新鮮な気分だった。おりきさんって普通に農作業もするんだろうけど、読み書きできるし顔が広いしで、普通の主婦とは違うな。

 

おりきさんには、いずれ落ち着いたら酒田によぶつもりだというおしん。おふじは地元を離れないんじゃないかな~。でも、東京で暮らすよりかは同じ山形で時々おりきさんも来れるくらいなら、酒田がいちばんいいだろうな。

 

浩太はまた旅へ。ん~家庭を持つのに向かない人だと思う。おしんはある程度自由があっていいだろうけどさ。あんな美人を一人ほっておくのは危険です。

 

佐賀の家では、お清が再婚を渋る竜三に浩太からの手紙(開封済み)を渡す。しかし、竜三にしてみたら浩太って確かお加代様が入れあげてた人じゃ…?くらいの認識で全く意味が分からなかったんじゃないかな。そんな奴におしんと結婚するから籍抜けとか言われてもなぁ。しかしこの手紙をお清が持っていたことで、今までの竜三宛ての手紙も握りつぶされたんじゃないかとようやく気付…いてたよね?

 

縁側でぼんやりしている竜三に恒子さんが裏貼りしたおしんの破かれた手紙を渡す。丁寧な仕事してるわー。そして、お母さんの気持ちもわかる、お母さんを恨んじゃダメ、自分に礼はいらない等々かっこよいセリフを繰り出す。礼はいらないと言われても、お礼は言ってね! おしんも竜三も恒子さんの扱いが軽いぞ。

 

竜三は手紙を読むのに夢中で恒子さんの話は聞いてなかったように見えたけど、とにかく竜三は見合いは断ってくれ。おしんは俺の女房だ!と宣言。干拓が成功したら佐賀に呼ぶとか言ってるけど、佐賀は…どうなの? でも私は竜三を応援します。

 

おしんは、竜三からの20円の為替入りの分厚い手紙に胸を熱くする…この間、浩太で胸を熱くしたばかりだけど。恒子さんの手紙の裏貼りだけじゃなく、浩太の手紙、おりきさんのおしゃべり、いろんなことが重なって事実が分かるというのが面白いなぁ。