徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(185)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

加賀屋をとりしきっているはずの加代の夫が自殺したという知らせを、おしん(田中裕子)はおりきからの手紙で知らされた。おしんは、毎日、加代からの連絡を待った。しかし、加代からも浩太(渡瀬恒彦)からも何の知らせもないままに、昭和6年の春がめぐってきていた。おしんの店も不況のあおりを受けていたが、おしんと竜三(並木史朗)夫婦の人柄が町の人たちに愛されたので、商いは減ってもなんとかもちこたえられていた。

 

 

このあらすじは本編を見た後見るとまた面白くて、後半の”おしんの店も~”は今日の回には出てこなかった情報です。明日ひょっこり出てくるかもしれないけど。

 

加賀屋の様子が分からないから竜三と見に行ってみようという話になる。竜三にとってお加代様はおしんと知り合う前からの知り合いでキューピッドと言ってもいい人でもあるから、竜三も心配していた。

 

しかし、余裕はなくひささんに話をしてお金を借りて行こうと話してたところに、ひささんから呼び出しがかかり、おしんが行くと、そこに縁側でポーズを決める浩太がいた。今日もイラっと来るなぁ。

 

庄治は、ちょっとずつおふじに優しさを見せたところもあったし、おふじの態度もかたくななところもあって、一番嫌いな登場人物だったはずがちょっと愛着もわいてきたけど、浩太だけはもう…。

 

浩太はずっと東北にいて酒田に入ったのは最近で、加賀屋がつぶれたという話で持ちきりだったという。なんでも政男が商品相場に手を出し、それが大暴落してしまい、責任を感じて自殺。お加代様や家族、使用人は夜逃げ同然にいなくなったという。

 

その情報を浩太から聞いたとは言えず、家に帰ってきたおしんは、竜三には酒田に行かなくてよくなったとだけ告げる。ホントにあれ以上何も語ってなさそう。竜三も問い詰めなさそうだし。

 

で、あらすじの通りお加代様からも浩太からも何の連絡もなく1年過ぎた昭和6年の春、浩太が店の前に現れて「お加代様が見つかった」と告げる。店の前に来るんじゃねー! 田倉商会の店の前にも来たことあったような…雄をおぶったおしんを見てなんか言ってなかったけぇ? 

 

竜三はおしんに対して酷いこともいろいろしたけど、女給と酒飲んだくらいで、浮気とかこっそり運命の人とかとにかくあの見た目で異性の心配をしなくていい超優良物件だと思うなぁ。男のロマンとか言っちゃうけどさ。浩太が「雄の父親になる」と手紙送ったときも、今までお清が手紙破いてたんだ!に目がいって、あまり気にしてなさげだったし、竜三こそ朴念仁かもしれない。

 

おしんは、お加代様に浩太が部屋に来たことをずっと後悔してたけど、そもそもお加代様がおしんと浩太の間に割って入ったようなものだし、なにより浩太に気持ちがないし、あの結婚をしてなくても、また大奥様が選んだ人なら似たような人を選び直すだけな気がする。大奥様こそ学歴を気にしない働き者の番頭とかを選びそうなものなのにねぇ。