徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】泣いてたまるか 第2話「やじろべえ夫婦」

TBS 1966年4月24日

 

あらすじ

オモチャ会社の研究員の太田清はある日、会社をクビになってしまう。幼稚園に再就職するが、ここもクビに。清が最後に行き着いたところは・・・。

泣いてたまるか

泣いてたまるか

  • 渥美清
  • 演歌
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

2026.8.9 TVK(Tver配信)

peachredrum.hateblo.jp

プロデューサー:岡本良介

        高島幸夫

*

脚本:桜井康裕

   山根優一郎

*

タイトル:岩本春彦

*

助監督:平松弘至

玩具考察:戸田盛和

*

音楽:木下忠司

   主題歌「泣いてたまるか」

   クラウンレコード

   作詞:良池まもる

   作曲:木下忠司

   歌 :渥美清

*

太田清:渥美清

*

チャコ:四方晴美

マチコ:曽我町子

*

中村是好

トミナガ:桑山正一

渡辺篤

*

イシヤマ:南廣

幼稚園の先生:直木晶子

園長先生:川上夏代

*

松風はる美

上野綾子

北町史郎

今村源兵

*

二見忠男

村田やすし

高村洋三

広瀬康治

*

国方伝

永谷悟一

小杉公子

楢木道子

国創典

*

専務:森川信

*

マチコのおじ:伊志井寛

*

 監督:山際永三

*

制作:国際放送

   TBS

 

チンドン屋がチラシを配り、子どもたちがついて歩く。シオミマーケットの大売り出し。ひょっとこのお面をかぶってチラシを配る女性にマチコおばさんと話しかける少女。マチコはお面を外し、笑顔で応じる。

peachredrum.hateblo.jp

この方も時々「キイハンター」のゲストでお見かけする曽我町子さん。

 

マチコを見た白髪の男性がそんな真似をして恥ずかしくないのか?と近づいてきた。

peachredrum.hateblo.jp

「ありがとう」シリーズの園長または院長の伊志井寛さん。変わらないね。

 

男性はマチコのおじで、マチコは逃げ出してしまった。自殺だ、自殺だと道行く人が騒いでいるので見に行ったマチコはビルの屋上にいる太田を見かけて「あんた…」とつぶやいた。

 

太田はビルの屋上に歩くやじろべえのおもちゃを置いて歩かせていた。上司やマチコが屋上に駆けつけ、太田を止めるが、太田は、やじろべえの平均運動が風に吹かれるとどうなるのか実験していたという。バランスを崩し落ちていったやじろべえを拾いにビルの階段を駆け下りた太田だったが、塀の上でバランスを取っているのを見かけ、「よし!」と満足そう。

 

  株式会社

オトギ玩具

 

会社に戻った太田は上司のイシヤマから営業にいくよう命じられた。このまま研究を続けたいと訴えるが、イシヤマは責任者として、さっきのような物騒な事件を起こされては困ると言い、会社に来ていたマチコもいっしょになってイシヤマにお願いする。

 

家に帰った太田とマチコ。おじと女の子がきて、家賃を7カ月ためている太田を責めると、太田は逃げ出した。

 

マチコに別れるように言うおじ。マチコを娘代わりに育ててきて、人がよすぎると馬鹿になると説教した。おじに借りた2万円は、おもちゃの材料である材木やブリキ代、すき焼きやお酒に使ったというマチコ。夫婦どっちもお金使っちゃうタイプね。

 

おじと一緒にいた女の子・チャコを連れて居酒屋のカウンターにいる太田。チャコちゃんシリーズは、もう始まっていて、このドラマでも役名が”チャコ”。居酒屋というか、おでん屋かな? チャコは自分でおでんの具を注文している。

君といつまでも

君といつまでも

  • 加山雄三
  • 歌謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

店内で流れているのは「君といつまでも」。1965年12月5日発売。

 

おじちゃんが会社を辞めたらおもちゃがもらえなくてつまらないというチャコのために、ポケットに入っていた歯ブラシを折り、ブラシ部分の裏に絵を描き、箱を置いてトントンと箱をたたき、ブラシ部分を下にして動かした。素朴だね~。

 

オトギ玩具の営業…運転手になった太田。川で子供達が騒いでいるのに気付き、川へ行くと幼稚園バッグが落ち、子どもが泣いていたので太田はボートとパラソルを借り、ボートの上でパラソルを広げ、風力でカバンに近づいたが川に落ちてしまった。川の杭につかまって助かり、子どもたちが太田を見て笑っていた。

 

会社に荷物が届かないと苦情の電話が入った。太田は服を車の外に縛り付け、乾かしながらパンツ一丁で運転した。

 

研究室に寄った太田。以前、太田が作ったキツツキのおもちゃの特許を取ったらどうかと同僚に勧められた。金儲けがしたいわけじゃないとあいまいな返事をする太田だったが、家に帰り3000円都合してくれないかとマチコに頼んだ。

 

風呂へ行こうとタンスの中を見た太田はマチコのヘソクリを見つけた。

 

暇さえあれば研究所に寄る太田。今度間違いをしたらクビだと課長に注意される。

 

マチコは3000円がなくなっていることに気付き、太田の会社に行き、責めた。あさっての結婚記念日のために貯めた3000円で太田のセーターを買おうとしていたと話す。「あなたのセーターがだいぶイカれてるから」って面白いなあ。女の気持ちが分かってくれないと帰っていった。

 

団子をやけ食いするマチコ。太田が来ると無言で貼り紙を指さす。

 

だんご三十本

十分以内に喰べた方

一、金千五百円也

 進呈致します

     店主

 

7分3秒。記録更新で店主から1500円もらい、マチコは太田にお赤飯を注文した。そうやってすぐ使うもんなあ~。あさってはバッチリお祝いしようと言い合う。

 

トミナガというおもちゃ工場の男が工賃をもう少し上げてくれないと品物を納めないと太田に言う。太田は最近運転手になったから知らなかったものの、ずっと値上げをしてほしいと言っていたらしい。会社に掛け合ってみたらどうかと太田がいうので、トミナガたちと研究所に向かった。

 

社長室に乗り込んで工賃値上げを訴えるトミナガたち下請け業者の人たち。トミナガたちの側についた太田は社長室内のおもちゃを作動させドタバタ。クビを命じられた。

 

ああ、字幕があったらなあ…誰が誰か分からないってのもあるし。

 

土曜日、10時。おでん屋で「おめでとう、マチコ」とつぶやく太田。

歌劇《リゴレット》 第3幕: 女心の歌

歌劇《リゴレット》 第3幕: 女心の歌

  • ルチアーノ・パヴァロッティ, ロンドン交響楽団 & リチャード・ボニング
  • クラシック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

店内で流れるのが「女心の歌」!

 

マチコは、おじとお祝いの準備をしていたが、待ちきれずに食べようとしていた。酔っ払って帰ってきた太田にマチコは帰りが遅い太田を心配して会社に電話し、クビになったことを知っていた。特許会社からハガキも届いており、届け出は却下になるだろうと書かれていて、太田はがっくり肩を落とした。

 

太田は会社をクビになったことをおじに責められる。大家は保証人であるおじの家に駆け込み、家賃が払えないならあした出ていけと宣告した。おじは太田と別れてマチコに家に戻るように言うが、マチコは断った。

 

仕事探しをせず、河原でおもちゃ作りをしていた太田。川で会った幼稚園の先生に再会し、幼稚園に就職が決まった。園長先生?らしき黒縁メガネの女性が川上夏代さんかな? 「兄弟」で紀子の近所のおばちゃんだった人。

 

幼稚園の先生は直木晶子さんという美人女優。前年の朝の連続テレビ小説「たまゆら」では主人公の娘役に抜擢された。これ、笠智衆さんが主人公の話なんだよな。

 

太田は先生にお礼を言い、僕は前から幼稚園の(無音)いっぺんやってみたいなって、と笑う…何を言った? 用務員さん、または小使(こづか)いさんあたりだろうか? 満面の笑顔だからそんな変なことを言ってるとは思えない。

 

先生の働く幼稚園は小学校の進学予備校のような幼稚園で英語も教えている。お遊びよりもお勉強。

 

ピエロの衣装を着たマチコが太田のところへ来た。きょうからは幼稚園に住み込み。

 

太田「報告します! (無音)用心棒兼、太田清です。よろしくどうぞ」

 

言葉の感じだと●●兼、用務員兼、用心棒兼…って言ってるな。

 

マチコも「同じく(無音)マチコです」と自己紹介してたけど、こっちは??

 

曽我町子さんって声優もやってたんだっけ? 冒頭のお面かぶってたシーンもだけど、時々すごいアニメ声になる。

 

しかし、太田は住み込みは1人だけという条件だとマチコに謝る。マチコは、おじの家で暮らすことにし、いつか小さなアパートで暮らそうと約束した。

 

そういや、「ありがとう」の最初のシリーズだってヒロイン母娘は幼稚園に住み込みだったね。この時代、あるあるだったのかな!?

 

園庭にタイヤを使った遊具を作り、あっという間に子どもたちの人気者になった太田。これより後の時代だけど、私の通った小学校にもタイヤを利用した遊具がたくさんあったな~。

 

チャコがマチコが作った弁当箱いっぱいのおにぎりを運んできた。その後も泥だらけで遊ぶ子供たち。

 

だが、子どもが全然勉強しなくなったと教育ママたちが怒鳴り込み、園長から3日でクビを言い渡された。

 

夜、園庭に作った遊具を壊していく太田。ハンマーでぶったたいて簡単に崩れる木箱とタイヤじゃそもそも危なすぎる。バケツで作った大きなやじろべえも「壊さないで」とうマチコの声が聞こえたが結局は壊した。

 

天 野 屋 羅 紗 店

 

おじは生地屋さんなのかな? チャコが駆け込み、マチコに太田がクビになって行方不明になったと報告した。おじにほっとけと言われたものの心配なマチコ。河川敷でやじろべえを眺めている太田。川に投げ込まれたゴルフボールを拾っていると、男たちに話しかけられた。これが初代おいちゃんかあ! 

 

宿無しだという太田に「ふ~ん、住所不定か。(無音)」という男。昭和風ホームレス的なことでも言ったかな?

 

男たちは川でゴルフボールを拾い、かごに入れていた。太田は男のバラックに案内された。いつまでいてもいいという男の部屋は仕立てのいい背広、スタンダールにトルストイの本があり、あだ名は専務。太田は仲間たちに紹介され、一緒に飲んだ。

 

部屋の隅で少年が布団に寝っ転がりながらおもちゃで遊んでいた。これはアメリカの(無音)社が同じものを作っていたんだよ、と食いつく太田。自作のおもちゃを見せても、チャコと違って面白がることもなくつまらないという。

 

仲間の1人の孫でサブロウという少年はネフローゼという病気で3年寝たきり。

 

専務が寝ている間にゴルフボールを切断して中身を取り出す太田。朝になり、ゴルフボールで出来た駒を見せた。逆さにしても回る駒。確かにすごい。

太田は、おじの店を専務に借りた背広に着替えて訪ね、おもちゃで特許が取れたとマチコを迎えに来た。

 

川で遊んでいたチャコが太田を発見。「清おじちゃん、やっぱりおかしかったのよ」とマチコのおじに報告した。チャコにとって、マチコのおじは”おじいちゃん”らしいので、マチコのいとこの子ということになるのかな? 

 

太田はゴルフボールを拾う道具を作り、ボートに乗ってマチコと集めていた。マチコは太田と一緒ならこういう生活も平気っぽい。

 

おじが話し合おうと呼びかけても、太田とマチコは舟で川へ漕ぎだした。舟の先端ではやじろべえが揺れていた。(終)

 

マチコは貧乏なんて気にしない! お金がないなら自分で働けばいいし!というタイプみたい。幸せになってほしい。曽我町子さんの魅力が出ていたお話だった。