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【ネタバレ】ありがとう(第1シリーズ)#1

TBS 1970年4月2日

 

あらすじ

今日は、九玉造(いちぢくたまぞう:伊志井寛)が園長の九(いちぢく)保育園の創立二十周年記念日。日曜日だが記念式典があるため、保育園に母親と居宿している四方光(よもひかる:水前寺清子)は、保父の正司良二(岡本信人)を手助けして園児の面倒などでてんてこ舞い。玉造の妻、静香(乙羽信子)、光の母勝(山岡久乃)、保母の田中史代(長内美那子)も二百個の赤飯オニギリを作るのに大忙しだ。遊びに来た玉造の甥の上野署勤務の刑事、段進矢(石坂浩二)も仕方なく台所を手伝う羽目になった。ところが、婦人警官になった妹、香子(和泉雅子)の身を案じる堀江比奈子(長山藍子)が玉造に相談に来て、園児の交通指導の打合せに現れた香子と会い口げんかを始めた。勝も光の同級生、洞外次代(沢田雅美)が光のものだと警察官心得帳を届けてくれたことから、光が警察学校へ通っていることを初めて知り慌てた。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.6.6 BS12録画。

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌 クラウンレコード

ありがとう

 

 作詞:大矢弘子

 作曲:叶 弦大

 編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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四方光(よもひかる):水前寺清子

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四方勝(よもかつ):山岡久乃

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田中史代:長内美那子

正司良二:岡本信人

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山田咲子:豊田洋子

石川千代:深谷みさお

クリーニング屋:笠井一彦

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段進矢(だんしんや):石坂浩二

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堀江比奈子(ほりえひなこ):長山藍子

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洞外次代(どうがいつぎよ):沢田雅美

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劇団若草

劇団いろは

エースプロ

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九玉造(いちぢくたまぞう):伊志井寛

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九静香(いちぢくしづか):乙羽信子

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堀江香子(ほりえきょうこ):和泉雅子

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プロデューサー:石井ふく子

 

初めて見る「ありがとう」シリーズ! しかし、字幕もない時代に凝った名前つけるんだね。字幕はないけど、石井ふく子プロデュースドラマはキャストクレジットにフリガナ付きの役名が付いていてありがたい。しかし、緑一色に白文字は目がチカチカする。

 

九(いちぢく)保育園

子供の世話に追われる光。女の子は苦手と世話を押し付ける良二。岡本信人さんはいつの時代見ても変わらない。

 

九保育園

 創立二十周年

 

国旗を掲げる園長。子供たちも続々登園する。

 

勝と静香は、おこわのおむすび作り。園長は30分繰り上げて11時半にお昼にすると言い出し、炊事場はてんてこ舞い。女2人でおむすび200個! 園長が様子を見にきたので、妻の静香が話を引き延ばすように言う。

 

光が何か探し物をしているところに進矢が部屋に来た。警察官の進矢とはどういう関係?

 

園長先生のお話

創立記念とは保育園の誕生日だと言う。

 

勝は200個のおむすびを作り終え、光が配膳。勝は園長先生が炊事場にいるもんじゃないとか進矢に手伝わせなかったり、男子厨房に入らず派!? でも良二は普通に手伝ってた。

 

日曜日なのに料理学校に忘れ物を取りに行くという光。明日は試験。

 

創立記念日のお土産を運んできた比奈子。おお、どんどんお馴染みの顔が集まる。

 

進矢は九夫婦の甥っ子か。おじさんおばさんの字幕欲しいねえ。叔父? 伯父?

 

婦警の香子が来た。比奈子と香子は姉妹。良二は保父。どちらも当時は珍しい職業ってことかな。保父で女の子が苦手…いいじゃない。

 

次代が九保育園にやってきた。「このへんにいちぢく保育園があるはずですが」と通りすがりの寿司屋に尋ねたが、ここか「いちぢく保育園」だと言われた。九がいちぢくと読むと知り、知り驚く。一字で九なので、いちぢく!?

 

九=いちじくと本来書くのだろうけど、ドラマのフリガナが”いちぢく”なので以降、いちぢくで統一します。

 

比奈子が園長に香子のことを相談に来た。香子が婦警であることが気に入らない比奈子。女ならさっさと結婚したほうがいいと言う。香子は交通課なので危険な目に遭うことはないと説得する園長と進矢。しかし、香子は詐欺を捕まえる捜査第三課に配置転換を希望していた。

 

ネズミと猫と茄子が苦手な静香は園長が例えで「ネズミ」を出したのでギャーギャー騒ぐ。ネズミを連想させるので猫も嫌い。茄子はネズミと形が似てるから。

 

次代は光の教科書を届けに来た。警察学校の教科書と知り、勝は驚く。

 

光が帰ってくると次代がいた。光は電話帳で“洞外”という名字を調べて、次代の家に行って、すれ違いになっていた。次代も連れて茶の間で話し合い。勝に内緒で去年の11月から警察学校へ行っていた。

 

去年、長年、警察官だった父が誘拐事件の犯人捜しで神経をすり減らし、心臓発作で亡くなってから警察官になりたいと思ったと話した光。静香が光を説教する。勝と静香は友達で焼夷弾の中をくぐり抜けた仲。勝は夫を亡くして九保育園で住み込みで栄養士として働いている。警察学校の保証人は園長。

 

香子は、なぜそんなに反対するのか聞く。当たり前じゃない、こんな危ない職業、女の仕事じゃないと言う比奈子。

 

勝と光の話し合い。黙って試験を受けていたことにショックを受けたと言う勝。料理学校や洋裁学校へ行くと言って、勝から月給をもらっていた光。しかし、警察学校は月給をもらえる。貯金をしていて後で返すつもりだったと言うが、本当は警察学校に行ってたことを知ってたんじゃないの?と聞く光。

 

父を理解するために警察官になりたい光。しかし、勝は反対。

 

スギモトミツオくんがいなくなったと良二が駆け込んできた。(つづく)

 

1話で情報量がすごいんだ。でも面白い! 婦警に対する偏見がすごい。

 

木下恵介アワーは1970年4月14日が「兄弟」の最終回、翌週21日から「あしたからの恋」が始まっています。尾崎奈々さんより水前寺清子さんのほうが親子感はある。

peachredrum.hateblo.jp

山岡久乃さんはこの時期掛け持ち。

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31話では山岡久乃さんが「三百六十五歩のマーチ」を口ずさむシーンもありました。

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それにしたって、なぜBS11「ちょっといい姉妹」と時間帯をかぶらせる!? 同じ石井ふく子プロデュースドラマで視聴者層はかぶってるはず。違う曜日や時間帯にしてくれたらいいのに。