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ドラマの感想など

【ネタバレ】パワーレンジャーSAMURAI

 

以前、「パワーレンジャーサムライ」をおススメする記事を書いたけど、もう2年前かぁ。当時、前半はCSの東映チャンネルで後半はauビデオパスで吹替版を見ました。今は、amazonビデオで見られるんだねぇ。

 

元々は「侍戦隊シンケンジャー」にハマりすぎて、どうしても見たくて英語が分からないのに英語版のブルーレイを買ったのがきっかけです。

パワーレンジャーサムライ」はアメリカで2年かけて40話放送されたそうですが、このブルーレイはその後半20話分です(前半はDVDのみ?)。

 

しかしまぁ不思議な構成でシンケンジャーでいうと第三幕から始まってます。今回はラストまでネタバレしまくりで感想書いていきます。

 

パワーレンジャー SAMURAI

第1話 サムライレンジャー参上! 

The Team Unites(第三幕 腕退治腕比)

・既に仲間になってるので、仲良し。マイク(千明)はジェイデン(丈瑠)に対して、それほど反抗的ではありません。ついでにいうと、5人にそれほど力の差はない設定みたいです。

 

第2話 ナイロックとの契約 

Deal with a Nighlok(第四幕 夜話情涙川) 

・少年は遠くにいる軍人の父が戻ってくるように野球を諦めようとする話になってます。シンケンでは少年がケガをして試合もベンチで見ていましたが、こちらは捨てた野球用具をゴミ収集車に回収されただけなので道具を取り戻し、最後はホームラン! 『思』のモヂカラでおじいさんの幻を見せたシンケン版と異なり、『夢』で父の幻を見せました。

 

第3話 サムライたちの休日 

Day Off(第五幕 兜折神) 

・巨大化したナイロック(アヤカシ)を倒した後、別の日に休みをもらい今度は5人で遊園地で遊ぶシーンがラスト。シンケンでは5人で遊園地に行くことはなかったのでifの世界みたいでこれはこれで楽しい。

 

第4話 戦士に必要なもの 

Sticks and Stones(第六幕 悪口王)

・ミア(茉子)もエミリー(ことは)も明るい性格なので、ここに来て急にことはっぽい性格に違和感。日本の話に合わせるためにこうなってしまったんだろうけどね。しかしラストはマイク(千明)におんぶされたエミリー(ことは)がめざとくアイスクリーム屋の移動販売車を見つけ、みんなで車を追いかけるというラストになってました。エミリーの姉の名はセリナです。

 

第5話 ソードフィッシュを捕まえろ 

A Fish Out of Water(第七幕 舵木一本釣)

・これもまぁシンケンとそう変わりない話だけど、黒子さんがいないので、ケビン(流ノ介)を助けるのは、その場にいた漁師さん? ラストがまた爽やかでみんなでキャッキャと海で戯れてます。これ、シンケンメンバーで見たかった~…イヤイヤ、シンケンジャーの余韻のある終わりが好きだけどね、これはこれで好きです。

 

第6話 消えた花嫁 

There Go the Brides(第八幕 花嫁神隠)

・ケビン(流ノ介)の花嫁姿は、なし! ミア(茉子)とエミリー(ことは)でウェディングドレスを着ています。ナイロック(アヤカシ)を倒した後、街を歩いてるときの会話 マイク(千明)「エミリー、花嫁姿かわいかったよ」 エミリー(ことは)「ありがと。自分でも思ってた」 !!! ことはなら絶対言わねー!

 

第7話 呪われたブルー 

I've Got a Spell on Blue(第九幕 虎反抗期)  

・大体その通り。だけど、好きだったシーンの一つである丈瑠の「ごめん」にあたるシーンがないんだよなー。5人に身分も力の差もない分、仲はいいけど、薄いんだよなぁ。顔出し敵幹部の十臓にあたるデッカーが雰囲気がよく似てる。

 

第8話 木を見て森を見ず 

Forest For the Trees(第十幕 大天空合体)

・力の差がない設定なのに、シンボルパワー(モヂカラ)を使いこなせているということでビートルディスク(兜折神)を受け取るミア(茉子)。悔しそうなマイク(千明)。ジイがバイク乗りなのも同じだけど、ラストで『蔓』のモヂカラで植木鉢の植物が手の形に変形し、ジイとグータッチして終わりました。意外と本家よりモヂカラを使うシーンが多いのです。ただし、書き順はめちゃくちゃ。

 

第9話 リーダーの条件 

Test of the Leader(第十一幕 三巴大騒動)

・マスター・ザンドレッド(ドウコク)は盃で何かを飲んでるけど、頭痛持ちで薬を飲んでいる設定になってます。シンケンジャーとパワレン版の大きな違いがここで出てます。こちらははっきりと先代レッドをジェイデンの父と言っているのです。秘密の内容が違うのです。

 

第10話 ジェイデンの挑戦 

Jayden's Challenge(第十二幕 史上初超侍合体)

・ジイはジェイデンの師匠なので、ジイの方が偉いんです。大体そのままの話なんだけど、ジェイデンの父の姿が全然違う。回想でのジェイデン父は首から下はレッドレンジャー姿でマスクオフ状態。これがパワレン版の後々の伏線です。

 

第11話 予期せぬ再会

Unexpected Arrival(第十七幕 寿司侍)

・間の話がごそっと抜けて、アントニオ(源太)登場。アントニオは漁師という設定ですが、道端で魚を売ってるところにミア(茉子)たちと出会う。最後、ジェイデン(丈瑠)は出会えて普通に笑顔を見せてます。アントニオはホントに源太にキャラも見た目も(体の厚みは違うけど)そっくり。

 

第12話 6人目の戦士 

Room for One More(第十八幕 侍襲名)

シンケンジャーではおなじみイカちゃんこと烏賊折神は見た目はそのままだけど呼び名はオクトゾード(タコ)。メールでオクトゾードと交信できるようになり、サムライモーファー(スシチェンジャー)を作った天才アントニオ(源太)。前回笑顔を見せていたのに今回は友達を危険に巻き込みたくないと突き放すジェイデン(丈瑠)。最後は仲良く庭で魚を食べる仲間たち。

 

第13話 新たな友情

The Blue and the Gold(第十九幕 侍心手習中)

・女性がさらわれるという話が子供のおもちゃが盗まれるという話に変わってました。全体的に言えることだけどみんないい子の優等生なので、もちろんシンケンメンバーもそうなんだけど流ノ介と源太がケンカというかじゃれ合いみたいなものはするし、微笑ましいのにそこまでなくなってしまうのはちょっと寂しい。

 

第14話 失われた魂

Team Spirit(第二十幕 海老折神変化)

シンケンジャーも大好きだけど、この話のラストもまた好きです。エミリーの誕生日なのでお姉さんからバースデーカードが届くなんて素敵。この回もまたミアの料理ネタありですが(^^; ことはと違いエミリーもまた他の男子メンバーと同じくミアの料理は苦手です。

 

第15話 テンゲン・ゲートの秘密

The Tengen Gate(第二十三幕 暴走外道衆)

・またここで話が飛びます。本筋に大きく関わらない話はばっさばっさと省いてるみたいです。サムライながらぎこちなく頭を下げてテンゲンゲートをくぐるところが見どころです。

 

第16話 ジェイデンの不在

Boxed In(第二十四幕 真侍合体)

・日本ではありえない展開だけど、大人の事情かブラックボックス(インロウマル)を完成させず、ロボ戦はあったけど、アラクニター(ゴズナグモ)も倒さずに終わりました。シンケンが情緒的に終わる回でもキャッキャして終わる回が多いパワレンサムライでは珍しい回でした。

 

第17話 悪夢の世界 

Broken Dreams(第二十五幕 夢世界)

・ここに来てシンケンジャーと大きな違いが出ました。デッカー(十蔵)とダユウ(薄皮太夫)は結婚までした仲と判明しました。新婚生活でプレゼントを贈り合う二人。ダユウから刀(デッカーもサムライらしい)、デッカーからは白いギター。しかし、ナイロックに騙されて半分ナイロックになってしまったデッカー。その上、デッカーはダユウのことは覚えていない、という悲恋物語になりました。

 

第18話 シンケン大決戦!!

The Ultimate Duel(第二十六幕 決戦大一番)

・ジェイデン(丈瑠)VSデッカー(十蔵) この辺はまぁシンケンと同じだけど、シンケンなら初スーパーシンケンブルー回のはずが、まだブラックボックス(インロウマル)が完成してません。

 

第19話 発端 Part1~レッドからの招集~

Origins, Part 1(第一幕 伊達姿五侍)

・ここでいきなり説明もなしに第一幕が始まるのです。水泳選手のケビン(流ノ介)はプールから服を持って駆け出し、ミア(茉子)の幼稚園の前にはシバの紋章入り黒塗りの車、マイク(千明)は走りだし、エミリー(ことは)もリュックサック一つを背負い、田舎の牧場を出る。初対面で初戦闘ながら結構認め合ってる5人。

 

第20話 エピソード・ゼロ(後編)

Origins, Part 2(第二幕 極付粋合体)

・そして第二幕。シンケンだと殿と爺が見守る中、家臣たちが庭でモヂカラの練習をしていたけど、対等な仲間なのでジェイデン(丈瑠)もみんなと並んで”火”を書いてるのが新鮮。火のシンボルパワーで紙が燃え、筆先の火を吹き消すジェイデン。その後、いなくなったエミリー(ことは)は一人で練習。姉の代わりだとネガティブ発言したのを慰めてたのに、エミリー「あら、才能はあるわ。フルートだってうまく吹けるし剣さばきだって結構な腕前よ。パワーレンジャーになるのって新たな私の始まりね」…エミリー!!

 

1シーズン目の最終回がこの話って不思議―。役者さんの見た目も初期の頃に見えるのがますます不思議。

 

パワーレンジャースーパーSAMURAI

第1話 スーパーサムライ見参! 

Super Samurai(日本での該当話なし)

・前のシリーズの16話で倒せなかったアラクニター(ゴズナグモ)再登場。今までほったらかしになっていたブラックボックス(インロウマル)がようやく完成し、スーパーサムライモードに。すんごいごついスーツ。ジェイデン(丈瑠)は髪が短くさっぱりしている。

 

第2話 シェル・ゲーム

Shell Game(第十六幕 黒子力)

・パワレン版には黒子さんはいませんが、黒子力をベースにした話。ケビン(流ノ介)、マイク(千明)、エミリー(ことは)が庭で稽古中、ジェイデン(丈瑠)はミア(茉子)の買い物に付き合う。ミアの買い物バッグ(食材)を持ってくれる紳士なジェイデン。アントニオ(源太)はサムライモーファー(スシチェンジャー)を落としてしまい、ジイと連絡とれずこの回はひたすら釣りして戦闘に参加せず終わってます。

 

第3話 スイッチビースト

Trading Places(第二十七幕 入替人生)

・ノームの置物になったジェイデン(丈瑠)、オルゴールのバレリーナになったケビン(流ノ介)、扇風機になったミア(茉子)、魚になったアントニオ(源太)。シンケンだと千明が不安がることはを励ますシーンがあったけど、マイクとエミリーだとどっちも励まし合う感じ。メンバーで一番ギャップがあるのはエミリーだね。

 

第4話 光の力!ライトゾード!!

Something Fishy(第二十八幕 提灯侍)

・前回魚になってしまったことで猫に食べられそうになり、バラクーダブレード(サカナマル)に触れなくなったアントニオ。みんなで苦手を克服する。これがなかなかグロテスクで、ジェイデン(丈瑠)の腕には大きいクモを乗せ、マイク(千明)は暗所恐怖症で暗くて狭い納戸に閉じ込め、ミア(茉子)は大きなカエルとキス(口と口!)、ケビン(流ノ介)はミアの料理を食べる…(ぉぃ)。エミリーは? 魚が怖いのにジイに寿司を無理矢理食べさせられ復活するアントニオ。ジイが所有していたライトゾード(ダイゴヨウ)まで復活させる。しゃべらないけどね。

 

第5話 罠

The Rescue(第三十一幕 恐竜折神)

・病院が舞台だったシンケンとは違い、ジイとアントニオ(源太)で何やら相談してて、それを怪しむメンバー。アントニオがシャークゾード(恐竜折神)を復活させようとしていた。割とシバハウス(大きな家、中に道場、外で食べるスペースもある)でみんなで話し合うシーンが多かった。

 

第6話 出陣!ショウグン・モード!

The Bullzord(第三十二幕 牛折神+第三十三幕 猛牛大王)

・2話完結の話を1話にまとめるという荒業。コーディという少年がブルゾード(牛折神)を解放させてほしいとディスクを持ってやってきた。シンケンに出てきたヒロはおじいさんと暮らす少年だったけど、コーディは父と暮らす少年。

 

第7話 再会のメロディー 

He Ain't Heavy Metal, He's My Brother(第三十四幕 親心娘心)

・ミア(茉子)の両親は登場せず、ミアの弟で医大生のテリー登場。ギターを持って登場したテリーに医者じゃなくロックスターになるつもりなのかと思ったミアはテリーに冷たい。最後は誤解が解け、テリーとアントニオ(源太)のバンドに飛び入り参加して歌うミアでした。シンケンではシリアス話だったけど、こっちはちょっと日常的な話というか、本筋と絡まない話になってました。

 

第8話 ケビンの選択

Kevin's Choice(第三十五幕 十一折神全合体)

・元水泳選手だったケビン(流ノ介)が地区大会出たいなぁと思う話。歌舞伎と水泳が違うだけであとはまぁ同じ流れ。この回のケビンはパワーレンジャーのことは誰にも話せないと悩むんだけど、前回のミアはテリーに仲間のこともいろいろ話してたっぽい。家族はいいのかな? 最後に水泳大会を見に行き、足がつった仲間の代わりにリレーに出場、優勝してました。

 

第9話 分身の術

Runaway Spike(第二十九幕 家出提灯)

・ライトゾード(ダイゴヨウ)は人格を持たないので、家出するとかその辺のエピソードはありません。その代わり、バルクとスパイクというパワレンの他のシリーズにも出ている一般人のエピソードが入ってます。初回から出てくるパワレンのファンというか応援者みたいな? おじさん(バルク)とそのおじさんの友達の息子(スパイク)はサムライになりたくて変な修行したりして。スパイクがミアに助けられてファンになったり(何気にそれまでも軽く接触してるけどサムライレンジャーとは思ってない)。

 

第10話 揺らぐ信頼

The Strange Case of the Munchies(第四十一幕 贈言葉)

・ここでまた一気に話が飛ぶのですが、もう全く違う話です。話の順番が違い、ジェイデン(丈瑠)は負傷してません(シンケンだと四十幕でドウコクにやられて寝込んでます)。冒頭、ミアとエミリーでショッピングに行ってファッションショーみたいに服を何度も着替たり、もうギャグ回みたい。稽古中、ケビン(流ノ介)に「エミリー(ことは)、君は人が好過ぎるんだ。もっとタフにならなきゃ」と言われ、ミアの財布を拾って届けに来たバルクとスパイクに軍曹風?のコスプレをしたエミリーが稽古をつけたり、そもそもジイがシバハウスに一般人入れるなよ、とかもうメチャクチャ。でも、エミリーの性格にはこっちの話の方が合ってる。

 

第11話 厄介な状況

A Sticky Situation(第三十七幕 接着大作戦)

・これはまぁそのまま。ただ、力の差がないはずだけど、シンケン版と同様マイク(千明)はケビン(流ノ介)の方が強いとか言っちゃってんだよねー。時々平等な設定が崩れる。

 

第12話 炸裂!ブル・バズーカ!

Trust Me(第三十八幕 対決鉄砲隊+第三十九幕 救急緊急大至急)

・ベースは三十九幕。島に行ったサムライたちだけど、ビーチバレーとかしてる陽気な集団に灰がかかり、ケンカするんじゃなく恐怖に震え逃げていく。シバハウスにはブルゾード(牛折神)の回のコーディが訪ねてきてブルバズーカ(モウギュウバズーカ)を持ってくる。バイクで届けてくれるジイ。何か秘密を抱えてるらしいジェイデン(丈瑠)だけど、そんなにシリアスにならず、マイク(千明)がふざけて、ジイに怒られて、みんな笑顔で終わり。

 

 

第13話 ザンドレッドの帰還

The Master Returns(第四十幕 御大将出陣)

・前回、デッカー(十蔵)に「弱くなった」と言われたことを気にするジェイデン(丈瑠)。ジイはジェイデンをバイクに乗せて連れ出し、話をする。ジイにいろいろ言われてもデッカーの言葉が気になるジェイデン(しつこいぞ!)。セラーター(アクマロ)に楽器を直してもらうつもりだったダユウだが騙されていたことに気付く。そこにマスター・ザンドレッド登場「ダユウ、お前の楽器を直してやる。その代わり、船に戻り、俺だけに仕えると誓え!」ダユウ「散々迷ったけど誓うわ」

 

第14話 世界の終焉

A Crack in the World(第四十二幕 二百年野望)

・ジェイデン(丈瑠)は前回のけがは引きずらず、冒頭から仲間たちと稽古。シンケン版ほぼそのままのセラーター(アクマロ)暗躍話。

 

第15話 運命の一閃

Stroke of Fate(第四十三幕 最後一太刀)

・敵を倒して夕焼けの中を歩くレンジャーたちはシンケンの感じと似てたけど、アントニオ(源太)がサムライじゃないから云々は前回も出てこなかった。デッカー(十蔵)に攻撃できなかったアントニオに対してジェイデン(丈瑠)は「イヤ、サムライは倒れているものを攻撃しない」って言ってるしね。

 

第16話 もうひとりのレッドレンジャー

Fight Fire With Fire(第四十四幕 志葉家十八代目当主+第四十五幕 影武者)

・ローレン(姫)初登場回。ここで大きく違うのはローレンはジェイデン(丈瑠)の実の姉だということ。みんな、お姉さんがいるなんて知らなかったよー、と驚きつつ歓迎。ローレンは封印のパワーを習得するため秘密の隠れ家に逃され修行、パワーを得る修行の間にもナイロックとは戦わねばならない。そこでジェイデンがその役を引き受けることになっていた。ケビンたちは仲間が一人増えたくらいにしか思ってないけど、ジェイデンはリーダーは二人いらないと出ていく。

 

第17話 シンケン大勝負!!

The Great Duel(第四十五幕 影武者+第四十六幕 激突大勝負)

・ひとりになったジェイデン(丈瑠)にデッカー(十蔵)が「お前は俺と同じ」と声をかける。ジェイデンを探しに行きたいけど、行けないマイク(千明)達。稽古を一休みしてキッチンにやってきたローレン(姫)はミア(茉子)の作った料理を気に入りすごい勢いで食べ続ける。ジェイデンとデッカーの戦いに割って入ったジイとジェイデンは崖下へ。ジイ「なぁ、お互い役目を終えたようだな」 シンケンだと姫とまともにかかわりあったのは丈瑠と源太くらい? ローレンには丹波のような存在がいない分、ケビンたちとコミュニケーションとれてる。

 

第18話 ナイロック・ライジン

Evil Reborn(第四十七幕 絆)

・ケビン(流ノ介)はローレン(姫)と一緒にシバハウスに残り、マイク(千明)達はジェイデン(丈瑠)を探しに行く。姉として弟を心配するローレンはケビンもジェイデンのもとへ行かせる。ウラマサが十蔵の脚に刺さるシーンはなくなっていて、ダユウがデッカーにすがりつき、ダユウは人間態に戻る。その姿はジェイデンたちには見えず、デッカーを後ろから斬ったのはケビン!!! シバハウスでジイの世話をするアントニオ(源太)はローレンにせがまれてジェイデンとの思い出を語る。

 

第19話 封印のシンボル

The Sealing Symbol(第四十八幕 最後大決戦)

・マスター・ザンドレッド(ドウコク)の封印に失敗したローレン(姫)は、ジェイデン(丈瑠)にリーダーに戻ってもらうとみんなの前で宣言しました。私は前も書いたけど、ぽっと出の若い女の子よりは、ジェイデンを想っているお姉さんという存在の方が好き。ジェイデンもローレン登場以降はローレンの発言に照れたり、弟っぽさも出て、まじめなリーダーが人間臭さが出るようになった。シンケンの姫は若いのに人格者だし強いし、性格が悪いわけでもない。ただ終盤に登場して他のメンバーとの関係性が薄いまま終わってしまったのがちょっと残念に思ってしまうのです。

 

第20話 サムライたちよ永遠に

Samurai Forever(最終幕 侍戦隊永遠)

・ローレン(姫)から託されたディスクをジェイデン(丈瑠)に渡したのはジイ。ピンク、グリーン、イエロー、ゴールドでマスター・ザンドレッド(ドウコク)を押さえ、シバファイヤーディスクを使って攻撃したのはブルーレンジャー、しかし、最後のとどめをさしたのはレッドレンジャーでした。ロボ戦でもシンボルパワーを出し切って勝利したジェイデンたち。そして別れの時。いつでも会えるといいつつ、出ていくローレン(なぜ?)。アントニオ(源太)は世界一周の旅へ。ミア(茉子)は料理学校へ。ケビン(流ノ介)は元の水泳チームに戻る。エミリー(ことは)は実家に戻り姉の看病。マイク(千明)は「エミリーと一緒に行く」!!! 度々仲いい描写はあったけど、びっくり。でもシンケンでもこの二人の組み合わせが好きだったから嬉しい。ジイとジェイデンは二人でギター。

 

このほかにもシーズンの終わりにハロウィンやクリスマススペシャルみたいなオリジナル話もあったみたいだけど、これは吹替版もないし、私が買った英語版のブルーレイにも収録されていませんでした。

 

シンケンジャーで完全にボツになったのが以下の話。

 

第十三幕 重泣声

第十四幕 異国侍(サブ脚本家回)

第十五幕 偽物本物大捕物(サブ脚本家回)

第二十一幕 親子熊

第二十二幕 殿執事

第三十幕 操学園(サブ脚本家回)

第三十六幕 加哩侍(サブ脚本家回)

 

バルクとスパイクを使ってシンケンブラウン回とかできそうなのにと思ったけど、あの二人は遠くから応援するキャラであまり実際に関わりは持たないみたいに見えました。バルクとスパイクはパワーレンジャーをとても尊敬してるので、シンケンブラウンみたいにはならないだろうけど。

 

ついでにいうとシンケン大好きなんだけど、シンケンブラウン回とカレー回だけはシンケンジャーの世界観じゃないってくらい苦手な話なので、なくてかなり見やすいです。執事とか学園モノは仕方ないとして、個人的には、千明の父親が登場する親子熊の回がないのが惜しいなぁ。貴重な女子回の重泣声もね。全身白タイツがかなりグロテスクなせいなのか、あとパワレン版の方が男子メインって感じました。ミアやエミリーメイン回はギャグ回っぽい感じや日常話というか本筋と絡まない話に変えられてたし。

 

前はネタバレしないように書いたから、ローレンについて語れなかったけど、シンケンジャーだと丈瑠と茉子がお気に入りでしたが、パワレンサムライでは、ゴールドレンジャーのアントニオとローレンがお気に入りでした。

 

ローレンは弟想いの優しい女性であり、もちろんリーダーとして強さもある。ジェイデンとローレンのシーンはどれも好き。別にローレンが来たところで、ローレンは別枠でジェイデンはリーダーのままでいいし、出ていく必要なんてないんだけど、でも私はローレンみたいな設定の方が好みでした。

 

全体を見れば、シンケンの話に合わせて作るから、それぞれの設定に矛盾が生まれているところも多々あるし、毎週挟み込まれるバルクとスパイクのシーンいらないよーって思うことも多かった(感想に書いてないけど、毎週出てました)けど、楽しかったし、何といっても私はローレンがお気に入りだったので、後半グッとしまったと思います。

 

欠点も多々ある作品とは思うんだけど、私にとっては愛すべき作品です。