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【ネタバレ】ありがとう(第2シリーズ)第49話

TBS 1972年12月28日

 

あらすじ

希(大空眞弓)をたずねてきた新一(宗方勝己)に、希の幸せを祈って淋しさをこらえながら姉をよろしくと頼む万希夫(井上順)と桃(沢田雅美)の兄妹。嫁いだばかりの新(水前寺清子)は、正月準備の忙しさにネをあげて、実家の母、友(山岡久乃)に手伝ってくれと泣きついた。ところが友は、頼みをきいてくれないばかりか、何もいわずに、京都にいる章子(河内桃子)の実家へ手伝いにいってしまった。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2025.5.8 BS12録画

peachredrum.hateblo.jp

太が泣いて新に抱きつき、龍之介と虎之介が険悪な雰囲気に…なぜか友に「新!」と怒鳴られる新。

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦男

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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新(あらた):水前寺清子

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古山友(こやまゆう):山岡久乃

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十鉄之介:岡本信人

小雪:小鹿ミキ

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十虎之介(つなしとらのすけ):石坂浩二

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千葉志津枝:長山藍子

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十儀介(つなしぎすけ):清水将夫

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きみ:大鹿次代

山本一夫:山崎猛

心の店員和子:金長晴子

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十龍之介(つなしたつのすけ):児玉清

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十章子(つなししょうこ):河内桃子

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千葉広道:山本学

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宮川十七子(となこ):佐良直美

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島省三:佐野浅夫

日下(ひのした)新一:宗方勝己

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横山:披岸喜美子

女中:和田房子

患者:大川真由

十太(つなしまさる):水野哲

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佐久間貴子(さくまたかこ):乙羽信子

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相沢桃(あいざわもも):沢田雅美

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相沢万希男(あいざわまきお):井上順

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相沢希(あいざわのぞみ):大空眞弓

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演出:川俣公明

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プロデューサー:石井ふく子

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制作:テレパック

   TBS

 

まだ泣いてる太を連れて、新は自室に連れてきて鍵をかけた。虎之介がノックしても、これから勉強すると言って締め出した。虎兄さんが来たらバットでぶん殴ってやると泣き止んだ太。

 

十家ダイニング

虎之介は広道の部屋へ。院長たちは希の話へ移る。院長に希との結婚について話そうとすると、日下が病院へ来たと志津枝が伝えた。希が会いたくないというので、志津枝が日下を院長室に通した。

 

院長室

日下は院長から希が会いたくないと言っていると聞かされ、驚く。何でそんなリアクション!? 約束すっぽかしたのは日下なのに。

 

十病院

どこから聞きつけてきたのか万希男と桃も駆けつけ、万希男だけが院長室へ行くことに。

 

十家ダイニング

婦長は希の気持ちを確かめる。好きという気持ちを大事にしなければ、と婦長がアドバイス。婦長も好きな人ができたが、体の弱い母とまだ中学生の弟がおり、ためらっているうちに相手は学徒動員で南方へ行って亡くなってしまった。弟も軍需工場の空襲で亡くなった。婦長の母は申し訳ながっていたが、終戦の年に亡くなった…なんつー重い話だ。今も後悔している、思いきって飛ばなきゃと自分の経験を交えて話す。

 

院長室

日下が院長に希さんに会わせてくださいと訴えていると、万希男と桃が部屋に入って来た。日下は約束の日、両親やきょうだいに了承させたいと思い立ち、広島に向かったと万希男たちに話した。

 

なんだ、それ。連絡できるだろ。

 

万希男は世間では家付き、カー付き、ババア抜きなんてのがいるが、うちの姉さんはそんな女じゃない、免状を持っているわけではないが、立派な姉さんだ、お姉さんをよろしくお願いしますと頼んだ。希が入ってきて、桃は部屋を飛び出し、泣いた。

 

院長からも希をふつつかな娘ですがお願いしますと頼んだ。

 

十家台所

友はお茶を入れに来て、新は太にカルピスを入れていた。

 

龍之介がダイニングに来ると、章子から電話が来た。友は章子の実家の旅館は正月も忙しいと龍之介から聞き、考え込む様子。

 

千葉家

広道と虎之介が語らう。今年の正月は友が一人だというと、広道が友を招待して、雑煮も食べるし、初詣も行くと話し、お前も早く親になれと勧めた。

 

突然、鉄之介が激しくノックした。小雪が腹が痛いと言っていると騒ぎ、流産かもしれないと言う。

 

十家ダイニング

イライラしている鉄之介。十七子が島先生を呼んだと話し、妊娠のことを島にも話していなかったことにあきれる。

 

診察室

院長と広道におめでたなんてウソだと白状した小雪。院長と広道は念のため、島に診察してもらったほうがいいと話し合う。

 

十家ダイニング

鉄之介は胸が苦しいと言い、虎之介にドイツの新薬をもらう。すぐよくなったと顔が晴れる鉄之介。しかし、十七子が何の薬か聞くと重曹だと笑う。

 

診察室

小雪は島から妊娠4か月目に入ったと告げられた。予定は来年6月。

 

古山家

婦長と友はもう小雪の妊娠のことを話している。新ちゃんも…みたいなの、今は言っちゃいけないね。友は鳥取に行って主人の墓参りをしてくると婦長に報告し、お正月は一緒に過ごそうと約束した。

 

友は婦長という隣人がいるだけいいと思う。

 

友は毎年、新に1000円お年玉をあげているという話をする。

 

院長室

十家一同に小雪の妊娠の注意を話す島。イヤだなあ、家族中に一瞬で知られるとは。しかも、男ばっかりいる前で。島は家事はいつも通りでいいが、下半身を冷やさないように。看護婦は激務になりがちなので、院長先生に配慮願いたいと頼んだ。

 

先に鉄之介と小雪は部屋を出ていき、残った者たちでこれで鉄之介たちも一人前になるだろう、子育てすると人間性が鍛えられる、人間が出来てくるなどと話し合う。龍之介は、お前んとこも早く作れと虎之介を急かす。

 

島は子供を殺すような母親は人間性が未熟、当人も悪いが、親もそんな風に育てたのが悪いと話す。なーんで、ここで父親が出てこないんだ? 母親だけが悪いのか? この辺の子育てについての話は今の世の中、炎上しそうな内容だね。

 

看護婦の補充しないといけないと島が話す。看護婦学校でスカウトしてくることを三度笠というらしい。虎之介が若くてカッコいいから、お前行ってこいという院長。

 

虎之介たちの部屋

結婚して初めてのお正月だねと話し合う虎之介と新。友からもらう1000円のお年玉を貯めて、いつか生まれてくるベビーのために使おうと提案する虎之介。〇〇は広道に買ってもらおうとか言ってるけど、よく聞き取れなかった。

 

古山家

日めくりカレンダーは”28”。ドラマ放送日の1972年12月28日。

 

暮れからお正月にかけて温泉旅行に行くという友に新は忙しいから手伝ってほしいと頼んだが、友は断る。主婦だけやってる人と同じように時間を使っていたら間に合わない。テレビを見ながら洗濯をし、お茶を飲みながら片づけ物をする。一つのことをやりながら次のことを段取りをしながらやっていかないと間に合わない。

 

赤ちゃんが生まれたら今のようにはいかない…急に赤ちゃん、赤ちゃんって。

 

薬局

万希男が薬を渡す。患者が薬を確認し、明日から旅行に行くから、一週間分余計に作ってくれと頼んでいたと話す。

 

志津枝がカルテを持ってきて、万希男に希の結婚の事を聞いた。結婚は決まったが、店はどうするか決まっていないと話す。志津枝は男の人って普段は頼りないが、いざとなると立派だと褒めた。やっぱり女はかなわない。こうやって、男の人ってすごい、女ってやっぱりダメね的な言い方をする女性って割といる。逆はいないのに。

 

万希男は普段は頼りなく見えてるのか…と、気にする。

 

こころ

一夫はなんとか店を続ける方法はないのかと希に聞く。例えば万希男さんがやるとか…希は、万希男は薬剤師だからラーメン屋やるより薬屋をやるほうがいいと話す。

 

そりゃそうよねー、せっかく大学まで行って学んだのに! 和子もせっかく繁盛してるのにと残念がる。年越しをラーメンで、という客も多い。

 

店に来た横山という客が大晦日6時にラーメン5つを注文したが、希は6時半でもいいでしょうかとお願いし、変更してもらった。年越しラーメン…聞いたことないな。

 

十家

忙しい新に構ってもらいたい虎之介。手伝うという選択肢は、ないんだな。新は友が旅行に行くことを話した。新はアイロンがけを手伝うように言い、霧吹きで湿らせてと頼むと、新の顔に霧吹きして笑っている虎之介。ちゃんとやれっ!

 

ダイニング

きみはおせちを入れるお重を探していて、院長に聞いていると、章子が帰ってきた。今朝、友が京都の旅館に来て、暮れからお正月にかけて手伝うのだと言い、章子の母も働き者の友が気に入った。院長先生も龍之介もありがたがる。

 

新も虎之介もダイニングに来て、それならそうと言ってくれればいいのにと新が言う。章子は、これから花を生ける。

 

男は役に立たないとダイニングに移動した院長、龍之介、虎之介。女性たちのサービスにお茶を入れなさいと院長が言う。

 

茶の間では太が新と「お正月」を歌う。

 

相沢家

希は桃に塗り物の手入れ法を教えた。来年のお正月はお姉ちゃんはいない。洗剤を使わずに柔らかい布でよく拭く。汚れたらお米のとぎ汁でよくゆすぎ、ぬるま湯にしてよくゆすぎ、布で水気がなくなるまで、よく拭く。桃は話を聞きながら目が潤む。万希男にもお嫁さんに教えてあげてねという。たまらず部屋を出ていく桃。

 

虎之介たちの部屋に花瓶に生けた花を飾る新。お母ちゃん何してるかな?と考える。

 

京都

友はお重やお椀を丁寧に拭いていると、女中からご隠居さんが呼んでると言われた。最後の最後まで章子の母は出てこないで終わるのかな? 謎な人物。

 

虎之介たちの部屋

お義母さんのしたことは勇気のいることだったと友を褒める虎之介。それにしても石坂浩二さんの声、いいわ~。ずっと聞いていたい。新、いまだに虎先生って呼んでんだね。自分一人で幸せになったんじゃない、周りの人の心遣いに支えられて幸せになったんだと虎之介が言うと、新は改めて友を思い、反省する。

 

お母ちゃん、ありがとう。おかげさまでいいお正月がもうすぐ来ます。お母ちゃん、ありがとうと心の中で呼びかける新。(つづく)

 

石井ふく子プロデュースドラマって、ちょっとウェットなんだよな~。そこがちょっと苦手かな。木下恵介アワーはカラッとしてるから好きなのかも。大亀建設社長は怒鳴り散らすこともあるけど、家の掃除もやったりするし、愛妻家だし。