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【ネタバレ】ありがとう(第2シリーズ)第10話

TBS 1972年3月30日

 

あらすじ

新(水前寺清子)の悪ふざけでアパートを飛び出した浄子(上村香子)は、そのまま外泊。新は反省したが、母の友(山岡久乃)は怒りっぱなしだし、虎之介(石坂浩二)も心配していると聞いておもしろくない。この事件には、十七子(佐良直美)も関係があるのだが、十七子は虎之介に意見されても、なぜ浄子が家出までしなければならないのか、さっぱりわからない。浄子は無事に帰ってきたが、虎之介はそれどころではなくなった。熱性けいれんの少年がまたかつぎこまれてきたのである。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.12.5 BS12録画

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泣いている浄子を慰めている虎之介。そこに羊羹やカルピスをお盆にのせた十七子と新が乱入してくると、浄子は出て行った。

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦男

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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こころの詩(うた)

作詞:サトウハチロー

作曲:佐良直美

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山新(こやまあらた):水前寺清子

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古山友(こやまゆう):山岡久乃

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水戸浄子(きよこ):上村香子

斉藤小雪:小鹿ミキ

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きみ:大鹿次代

高野順子:沖わか子

安本とし子:深谷みさお

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保の母親:阪口美奈子

店員一夫:山崎猛

店員和子:金長晴子

青柳ひろ子:藤夏子

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十儀介(つなしぎすけ):伊志井寛

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十龍之介(つなしたつのすけ):児玉清

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十虎之介(つなしとらのすけ):石坂浩二

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十鉄之介(つなしてつのすけ):岡本信人

十太(つなしまさる):水野哲

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鈴木保:絹笠太則

町田圭

永田義一

永春智子

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佐久間貴子(さくまたかこ):乙羽信子

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国枝美映子:奈良岡朋子

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村上吉之:土屋嘉男

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宮川十七子(となこ):佐良直美

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相沢桃(あいざわもも):沢田雅美

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相沢万希男(あいざわまきお):井上順之

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相沢希(あいざわのぞみ):大空眞弓

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

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制作:テレパック

   TBS

 

目玉焼きを焼いている新。

 

アパートの廊下

虎之介が婦長と友のところに来た。浄子は友達のアパートに泊まると婦長に言って帰ってこなかった。

 

古山家

朝はトーストとサラダ。ホント、1970年代ってパン推しだな。和食より洋食がいいと信じられてた時代。友は浄子を傷つけた新を叱る。新は美人は得だよね、みんな心配してくれて、と悪びれてない。

 

十家リビング

院長が太の爪切りをしながら、十七子の話を聞いていた。十七子はお茶菓子を持っていっただけで飛び出すなんてとこちらも気にしてない。十七子は浄子がいないと一人を食べるのが寂しいのでご飯を食べに来ていた。

 

十七子は、リビングに来た虎之介に浄子のことをああいう神経じゃどこでもやっていけないと言い、虎之介を怒らせた。

 

ナースステーション

またしても保が入院してきたので虎之介の機嫌が悪い。浄子が出勤して来て、新たちに謝る。

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こころ

11時前、紫屋にバーゲンに行きたいと言う和子に許しを出した希だったが、希もバーゲンに走った。残った一夫がミュンヘンオリンピックまであと半年ととってつけたようなセリフ。

 

小児科の診察室

保の母から話を聞く虎之介。保の妹が、あしたから幼稚園で妹にかかりきり。保は入退院を繰り返しているので小学校入学を遅らせようと両親で話しているところを保に聞かれた。日頃から妹と比較するようなことをよく言っている。

 

診察室に入ってきた浄子が虎之介に謝る。

 

薬局

十七子は万希男に浄子の話をする。職場恋愛が禁止じゃないなら、部屋に入らないでくれと言ってくれればいいと言う。十七子と万希男の話をニヤニヤしながら聞いている青柳。

 

十家リビング

保の話をしている龍之介と虎之介。月に一度39度以上の熱を出してひきつけを起こす保は知能が低い。友が保に関するメモを取っていて、虎之介に渡した。友は保が負けず嫌いで依頼心が強いことに気付いていた。

 

外科

女性患者が国枝先生に鼻のホクロを取ってほしいと頼んだ。昔は、おできもホクロもタコの糸で取っていたのに今ではなんでも外科に持ってくると龍之介が言っていたと看護師が言う。

 

村上が外科に挨拶に来た。国枝と話していたものの龍之介が来ると、国枝はすぐ席を外した。

 

十家リビング

鉄之介が紫屋のバーゲンで買ったものを万希男に自慢していた。鉄之介は兄のおさがりばかりだったので新しい服が着られるのがうれしい。万希男は長男なのでいつもいい服を着せてもらっていた。きみがその服おニューでしょ?って、この時代からあった言葉だったのね。

 

ナースステーション

新は桃と紫屋のバーゲンに行った。みんな同じとこ行くんだね。

 

小児科診察室

浄子は「古山さんを叱って、私を叱ってくださらないんでしょうか」と虎之介に抱きついて泣く。診察室に入った十七子はびっくりして電気を消してドアを閉めた。

 

控室

十七子が新に報告していると虎之介がどなり込んできた。言い争いになる虎之介と十七子、新。桃が帰る準備をして部屋に入ってくると、新、十七子も出て行った。

 

こころ

万希男が店を手伝っていた。希はオールウールのセーターを買ってきた。4000円に見えるでしょというセーターは鉄之介が紫屋のバーゲンで買ってきた800円のセーターと同じ。帰ってきた桃にもセーターをプレゼントしたが、趣味悪い、これ紫屋のバーゲンでしょ、900円だと文句を言う。

 

桃が紫屋のバーゲンで買ってきたのはセーター、カーディガン、スカートなど自分の物ばかりで希は、いつも万希男や桃の服ばかり買っていたのにとキレる。

 

十家リビング

国枝に村上から電話があり、鉄之介が院内に残っている国枝を呼びに行った。電話を切った国枝は仕事のほうが終わったからもう帰ると院長に報告したが、龍之介は国枝を気にする。

 

古山家

婦長は浄子が今日も帰らないことを友に話した。婦長は新が虎之介を好きなんじゃないか、虎之介も新が好きなんじゃないかという。友は身分違いだと言うが、婦長は虎之介が浄子のことを気にするのは思いやりだけではないかと言う。

 

相沢家

万希男は気に入らなくても着たほうがいいと桃に言う。桃は、お姉ちゃんには、つい言いたいことを言っちゃうと涙ぐむ。

 

万希男は希に買ってもらったセーターをパジャマの上に着て、希にこれからこのセーター着るよと報告。そのあと、桃も希の部屋に来て、希が着ている浴衣を母さんが着ていたものだと指摘。前回から妙にウェッティな相沢きょうだい。それぞれ部屋があるのに希と桃は一緒の部屋で寝るんだね。

 

古山家

新は友におそろいのセーターを買ってきた。日めくりカレンダーは25。1972年3月25日(土)。セーターは2枚で3900円。お父ちゃんが着たら3枚でおそろいにしたのにねと新が言うと友が涙ぐむ。新は自身はSサイズ、友にはLサイズを買った。そんなに体のサイズが違うように思えない。新はあした一緒に着て行こうねと喜ぶ。おそろいの服をあえて着る!? 今日は歌じゃなくポエム?(つづく)

 

小学校の入学式っていいもんだね~と話す友。バックに「ありがとう」のインストが流れる。あ、これ次回予告か。ちょっと画面から目を離したら、急に時が流れてびっくりした。

 

沢田雅美さんは「太陽の涙」と同時期だけど、こっちのドラマのほうがちょっとポチャって見えるのはなぜだ!?

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だいたい「太陽の涙」だとこの辺。