TBS 1977年1月28日
あらすじ
友子(山口百恵)は、秀夫(三浦友和)が愛していると言いながら、なぜ自分から離れていったのか分からなかった。
2024.8.12 BS-TBS録画。
作: 安本莞二
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大山友子:山口百恵
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新田秀夫:三浦友和
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大山豪介:中条静夫
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大山政子:原知佐子
大山豊:中島久之
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大杉忠文:稲葉義男
大杉ミサコ:木内みどり
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ナレーター:中江真司
川上:下塚誠
岩城和男
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千葉宏和
江口知明
医師:千歩憲生
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大山鈴代:草笛光子
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協力:阿蘇白雲山荘
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協力:日本航空
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江崎:宇津井健(特別出演)
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監督:降旗康男
歌の前に長めのあらすじ紹介。殴り合い、別れ…
山岳パトロール中の秀夫。
白雲山荘
帰ろうと言う鈴代に「イヤ! 本当の気持ちを聞くまで帰らない」と返す友子。本当の気持ちというか望む気持ちを聞くまで…だよね。鈴代は加害者として一生懸命やっていただけと諭す。「イヤ! 絶対帰らない!」
山小屋に私用電話をかける友子。「君を愛したいけどどうにもならない」と電話を切る秀夫。電話を切られてからも「これにはきっと深いわけが…」って、愛してる以外聞きたかないってことね。
阿蘇パトロール詰所にいるミサコ。大杉ミサコ、23歳。今日が私のバレンタインと秀夫に告白していたのを目撃した鈴代。友子は鈴代に気持ちを聞くようお願いしていた。鈴代は秀夫を呼び出し、しつこくなぜ別れを切り出したのか聞き、秀夫は大山豪介の子供であると話した。詰所の影で立ち聞きしているミサコ!
鈴代がバスから降りると友子が待っていて、鈴代は秀夫がマロン製菓のミサコと結婚すると話した。
鈴代と友子はジェット旅客機で東京へ。
大山家
豪介は3人の男性若手社員に自己紹介させ、友子にコーチを選ぶように言う。男性じゃなくてもいいし、コーチというよりリハビリテーションの知識のある人が必要なのにね。友子はもちろん選ぶことはできないと答え、政子は出戻りだから贅沢は言えない、年下でもいいから結婚したいと豪介に言い、不良品と返された。ひでーな!
競技場に行った友子は鈴代に思い切り走れるようになりたいと決意を話す。豪介もいたのね。
豪介は大杉忠文とミサコを呼んでいた。マロン製菓の重役になる豪介に食べられちゃいそうと言うミサコ。再び豊を勧められたものの、秀夫のことを話して断った。
大山家から出てきたミサコに声をかけた友子は夜の公園に呼び出して話をする。ミサコは意地悪お嬢様って感じの人ではないね。秀夫のことがなければ友達になれてたと話す。しかし、口は軽い。ミサコは秀夫と友子が兄妹であることを話した。しかし、「赤い運命」を見てたせいか、やっぱり下条さんは優しい人だと思っちゃうのよ。
友子が八百屋の前の公衆電話で秀夫に電話をして真相を確かめ、黙っている秀夫に「分かりました」と電話を切った。
大山家
鈴代がいなくなった友子を捜していると秀夫から電話があった。
一人、夜の街を歩いていた友子は車椅子の車輪が電車のレールに挟まり、動けなくなった。鈴代が気付いて、車椅子をレールから外すことはできたが、車椅子は斜面を下り、車椅子ごと倒れた。
東都大学医学部附属病院に運び込まれた友子。首を強く打ってしまった模様。
江崎先生なら…!と気軽にニューヨークにいる江崎に電話をする豊。鈴代は豊に席を外すようにいい、江崎に秀夫と友子が兄妹と思い込んでいると話す。さすがに「赤い疑惑」と同じストーリーにはしないよね!?
空港
江崎を出迎えたのは豪介。
東都大学医学部附属病院
着いた早々、友子の手術をする江崎。
大山家
秀夫が友子に会いにきたが、政子は電車に当たり損ねて、また脊髄を痛めて今度は全身麻痺になるかもと適当なことを言う。
東都大学医学部附属病院
手術は成功。秀夫は病院に駆けつけたものの、会わずに帰った。
病室
鈴代は本当にどうしたらいいんでしょうと江崎に言うけど、兄妹なら別れる一択じゃないのかな。眠り続ける友子を見つめる鈴代。(つづく)
ん~、やっぱり「赤い運命」の直子くらいでちょうどいいというか…鈴代の「兄妹と思い込んでる」というセリフから兄妹ではないのだろうとは思う。でもそしたらすぐ鈴代が言えばいいのにねえ…!?