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【ネタバレ】赤い衝撃▼第25回『私の出生の秘密が今・・・』

TBS 1977年4月29日 

 

あらすじ

雄作(田村高廣)の死が豪介(中条静夫)のせいだと信じる文子(南田洋子)は、再び、友子に対して心を閉ざしてしまう。

赤い衝撃

赤い衝撃

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2024.8.29 BS-TBS録画。

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作: 鴨井達比古

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大山友子:山口百恵

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新田秀夫:三浦友和

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大山豪介:中条静夫

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北川和彦:長門裕之

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神田兵吉:大坂志郎

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大山政子:原知佐子

大山豊:中島久之 

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大杉ミサコ:木内みどり

ナレーター:中江真司

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新田文子:南田洋子

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捜査二課長:名古屋章

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大山鈴代:草笛光子

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江崎:宇津井健(特別出演)

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監督:瀬川昌治

 

キャストクレジットの順番が微妙に変わった。

 

雄作の葬式。文子が取り乱し、捜査二課長が宥める。久しぶり! 友子や鈴代の顔を見て「帰ってちょうだい!」と何度も怒鳴りつけた。

 

大山家

豪介は矢野をけしかけたと秀夫に思われたら二度と大山家には来てくれないと思い、北川に怒りをぶつける。そこに秀夫と課長が乗り込み、豪介や北川を問いつめる。矢野だけじゃなく絶対にあんたたち2人も逮捕すると言う。石田刑事もいるのに今日は名前が出てなかったな。

 

豪介は最初の方針通り、友子を跡継ぎにしようと考え、北川と政子に神田家の様子を探るように言う。

 

神田家

江崎先生が来ている! 友子にビールを勧めるおじいちゃん。雄作の葬儀に出たあとなのに笑顔いっぱいの鈴代たち。関係ないっちゃ関係ないけどさあ。神田家の前で見張る政子と北川。江崎と友子が腕を組んで出てきて、江崎は友子たちが結婚して孫でも生まれたら文子も変わるだろうって、無責任過ぎやしない? 丈夫な体になって、いい妻、いい母になると誓う友子。

 

江崎と友子が親子じゃないかと疑う政子に、北川は江崎と鈴代が毎日会っていると豪介に知らせたらいいと提案。

 

病院

江崎にお重の弁当を持ってきた鈴代。豪介が来て、鈴代を責める。18年前、江崎のことは夢みたいな初恋で友子の父親は北川だと言う鈴代。えーっ! 北川も驚いてるってことは知らなかったの? 「赤い疑惑」のときも自分の子供かも?って思いもよらないって、おかしくない? いくらなんでも心当たりあるでしょ。

 

友子のジョギングに付き合う和服、前掛け、買い物カゴの昭和のお母さんスタイルの鈴代。公園にいた鈴代と友子に北川が近付いてきて、話があると言い、鈴代と2人になった。友子の父親について問い詰めた北川は鈴代から「あなたの子供です」と真実を告げられた。

 

18年前、父親の商売が失敗して、踊りの師匠になった鈴代は、大山産業の女子社員に踊りを教えていて北川と知り合った。女子社員に踊り!?

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しかし、矢野の父親が殺された罪を被った北川が刑務所に行き、途方に暮れた18歳の鈴代。18歳!? 今、36歳!? 当時、草笛光子さんは44歳。だよねえ、そんな若い設定にしなくてもいいのに。何もかも知った豪介が結婚した。鈴代は何も言わずにこのままでと泣き崩れた。

 

花束を持った友子が新田家の団地の前に来た。ミサコが文子の世話を焼くが、文子は何も発せず、何も食べない。雄作の初七日にお線香をあげに来た友子だったが、文子はぼんやり座ったまま。

 

友子を送って外に出た秀夫に友子は「ジョッギングができるようになった」と秀夫の前で走った。ジョッギングという言い方にびっくり。そういう言い方してた時期もあったの? 最後は抱きしめ合う2人。友子、無理はせず、ちゃんと歩けるようにしてから走ればいいのに。

1977年はジョッギングが一般的!?

 

病院

江崎から順調に回復していると褒められる友子。前回、帰国してからずっと日本にいたのかな。江崎が父親なのでは?という思いが強くなる。

 

友子のリハビリテーションの場に来た豪介は鈴代には任せておけんと強引に大山家に連れて行こうとするが、江崎が止めた。強引な豪介を北川も出てきて止めた。

 

病院の廊下で友子の父親面して豪介に話していたところを友子に聞かれた。このドラマ、秘密が判明するのが早いね。真実を知った友子は豪介たちの前から立ち去った。急に走れるようになってる。北川が父親と知ってショックを受けるって、何気に失礼だね。

 

江崎が鈴代に電話し、豊やおじいちゃんも友子を捜す。

 

公園のブランコでぼんやりしていた友子。

 

夜、髪を振り乱した鈴代が真っ暗な神田家に帰ってきた。明かりをつけると友子がいた。鈴代に父親は誰か問いただす。江崎も駆けつけ、どこかに行こうとしている友子の説得にあたった。

 

20年前、貧乏学生だった江崎は鈴代と結婚の約束をしていたが、鈴代は借金返済のため、踊りの師匠として稼がねばならず、江崎もアメリカ留学が迫り、別れた。そんな時、鈴代を慰めたのは北川で、やがて妊娠した。父親が誰だっていいじゃないか!って。

 

なんでか納得した友子。江崎、勝手すぎない? 育てたのは豪介だし。

 

グラウンドに立つ友子は最初は歩き、ゆっくり走り出す。何度も転びながら立ち上がる。いつの間にか秀夫もお揃いの白ジャージで並走した。

 

北川は鈴代に豪介に何もかも取られたが、友子さんだけは渡さんと話した。(つづく)

 

豪介も江崎も北川もそれぞれ勝手すぎる。鈴代もまあ、ね、次行くのが早すぎだけど。