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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #23

TBS 1982年4月15日

 

あらすじ

診察時間も終わった土曜の午後、三子(京塚昌子)は孝司(山村聰)の家へ。気になっていた悠子(大空眞弓)と十河(山本亘)の結婚問題を相談してみたかったのだ。孝司は、悠子の気持ち次第で結論を出してもいい時期だという。三子もそう思う。その頃、皆見(倉石功)の父・健一郎(下条正巳)が三子の帰りを待っていた。やがて戻った三子は初対面の健一郎から悠子に対する賛辞と一刻も早い返事をと好意あふれる申し込みを受け、感激した。健一郎は悠子の店の客として、すでに悠子をよく観察していた。

一方、悠子の店には十河が訪ね、また返事を催促していた。だが、十河は悠子より一正(松田洋治)を気に入っているらしいのが、悠子には引っ掛かった。 日曜日。華子(山岡久乃)は順司(川崎麻世)、一正、大山(堤大二郎)を引き連れて、海の見えるレストランへ出掛けた。大山は昨夜、京(かなどめ)家に泊まった。蒸発していた父親が帰ってきて、大山は憂鬱のどん底にあった。順司と一正はボートに乗り、華子は大山と話し合い、華子は息子を持った母親の感情を知った。

その夜、悠子は一正に十河との結婚を相談したが、パパはあの人が一人、十河は「断る」ときっぱり言う一正だった。それを聞いて、一正を手放したくない華子の喜びは大きかった…。

ちょっといいもの

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2024.6.27 BS11録画。

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作・田井洋子

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33→34歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

大山広樹:堤大二郎…患者。

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十河志郎:山本亘…植木リース屋。32歳。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。25歳。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。22歳。

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老人:稲川善一

エンゼルプロ

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鈴木しづ:大鹿次代…津村家の家政婦。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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皆見健一郎:下条正巳…皆見の父。

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大山光子:近松麗江…大山の母。

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津村孝司:山村聰…京家の長女・史子(故人)の夫。53→54歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

津村家

三子が孝司の家で悠子が舟山と会ったことを話していた。一正のお詫び料として200万円を置いていった話を聞いた孝司は怒りを見せる。しかし、相談は十河のこと。悠子との再婚話が出ているが十河の父が少し問題ありで孝司は渋い顔。ただ、十河も十河の母も一正をかわいがってると聞き、安心する。

 

華子は再婚に反対で一正を家に置いてけと言い張り、ケンカ中。まあ、姉たちの口出すことじゃないわな。

 

ふれあいに皆見の父・健一郎が訪れていた。有紀の父と知り合いで神戸に行ったときには会っている。皆見と川北夫婦が知り合いって、今まで出てきた?

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「道」では下條正巳さんと風見章子さんが夫婦役だけど、今回は別々だね。

 

京家を訪ねたが不在で、ちょうど三子が帰ってきたので、川北夫婦が紹介した。健一郎は三子でもいいから話がしたいと言い、三子が家に連れていった。

 

川北夫婦は皆見が悠子の夫になると思い込み喜ぶ。

 

楽楽

十河が悠子に返事を急かす。悠子は悠子自身より一正が欲しいのではないかと十河に言うが、十河は両方欲しいとまた返事を急かした。

 

京家

健一郎は皆見の妹が嫁に行き、ひとりぼっちになったと語る。皆見の母とは再婚同士で健一郎と皆見とは血がつながっていないが、とても関係がうまくいっている。神戸にぜひ来ていただきたいと頭を下げる。十河派の三子は話を合わせているけど返事に困る。

 

健一郎は時々、パフェを食べにいっているが身元を明かしていなかった。下條正巳さんが「パフェ」じゃなく「ぱふえ」と発音したのが面白かった。

 

楽楽

悠子にようやく身元を明かした健一郎。

 

店を手伝っていた十河を店の外に連れ出した三子が話をしていて、その様子を見ていた川北夫婦は皆見さんをよろしくお願いしますと頭を下げた。

 

道夫は研二を応援してるわけね。

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せっかく「幸福相談」の放送してるときは、こっちのドラマでは修三と皆見のシーンがなかったんだよね。

 

津村家

順司と将棋をしている一正。

 

京家

三姉妹で話し合い。華子はケンカしていたので気持ちがクサクサして国電で東京一回りしていた。三子は再婚を勧めるが、華子は一正を京家の跡取りとして家に残したいと言い張る。悠子は華子や三子が皆見と十河のどっちが好きか一度も聞いてくれないと言う。

 

一正は結局、そのまま津村家に泊まることにした。

 

悠子は慣れ親しんだこの家を出るのが怖い、皆見も十河も同じくらい好きだがお姉ちゃま以上に好きじゃないと話す。

 

光子が大山を連れて来た。帰って来た父親と折り合いの悪い大山。父親はアル中で女を作って出ていったわけではないので、光子は許しているが、大山は許せない。三子は大山に桜の花びらが浮かんだ桜湯を飲ませて落ち着かせた。男の人って大変なんですよ〜って光子は、やたら男性をかばうタイプなんだね。華子は今晩は大山を京家に泊めて、光子に帰るように言う。

 

日曜日。三子は孝司と墓参り。史子のいる津村家の墓か。

 

それにしてもなぜ石井ふく子プロデュースドラマはゴールデンタイムのドラマなのにロケが少ないんだろうな?

 

三子は悠子も一正も出ていくのは寂しいと本音を語る。

 

墓の管理人?がお茶の用意ができたと言ってきた。多分、この方が稲川善一さん?

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木下恵介アワーで時々見かけた。

 

華子は一正、順司、大山を連れて江の島に来ていた。

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華子が孝司に連れてってもらったところだね。

 

華子は大山に父親を理解するように言う。何で親側のことばっかり言うんだろう? 気の弱い親父がイヤだと言う大山は自分はもう必要ない、出て行くと言うが、華子はあなたが息子なら引っ叩くと怒りを見せた。引っ叩いてくださいと泣き出す大山。手を握り、おばさん!と襲いかかったり…はしなかった。

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昼ドラじゃないんだよ。

 

京家

悠子は一正に再婚の話をしてみると華子たちに話す。華子と三子は2人は出ていくのねと寂しそう。

 

悠子は一正に十河は好きか聞いた。廊下で聞き耳を立てる華子たち。おい! 立ち聞きするなよ。一正は十河との結婚に賛成。一正は父親はパリにいるあの人だけ、再婚するなら一人で行くように言う。

 

華子は一正は立派と褒める。悠子は再婚、一正はこの家で育てると言い出し…おいおい。なんだかなあ。

 

悠子は華子たちのいるダイニングに戻り、もう一度自分の幸せを探すと華子たちに宣言した。(つづく)

 

華子が一正を跡取りとして育てると言い出してるのが、なーんかイヤ。いや、すごくイヤだな。