TBS 1976年6月18日
あらすじ
直子(山口百恵)は世間の目に耐え切れず飛び出し俊介(南條豊)を求めて吉野家に。一方、信人(宇津井健)は大竹(前田吟)が島崎(三國連太郎)に真実を話したと知り…。
2024.6.28 BS-TBS録画。
脚本:佐々木守
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吉野信人:宇津井健
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島崎直子(若杉京子):山口百恵
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吉野いづみ(青山圭子):秋野暢子
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大竹修三:前田吟
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吉野俊介:南條豊
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尾崎:犬塚弘
大和田先生:大石悟郎
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ジュン:伊藤透
ススム:山本伸吾
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島崎栄次:三国連太郎
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裁判長:久米明
原田:佐竹明夫
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中井啓輔
大竹ハルヒコ:小沢雅裕
大竹ヒロミ:中立奈美
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吉野剛造:志村喬
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上村拓也:池部良
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山村美矢子:有馬稲子
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ナレーター:若山弦蔵
「わが子は他人」じゃなくて「わが子を他人と呼ぶことになった」か。全然違うよ!
由美子から直子がいなくなったという電話を受けた信人。
大竹家
大竹は由美子が信人に電話していると知り、怒る。
吉野家の前まで来ていた直子に気付いた俊介が呼び止め、信人もうちへ泊まるようにいう。いづみは直子に紅茶を入れてくれたものの、なぜ吉野家に来たのか問う。いづみは直子を泊めるという話に微妙な表情を浮かべる。
剛造も直子と対面。俊介は思ったより長身だね。手を洗いたいと部屋を出た直子のいない間に剛造は担当検事の家にいて痛くもない腹を探られたくないと出て行ってもらうように言う。当然のっかるいづみ。俊介が送ると言うが、直子は一人で帰れますと帰った。信人は玄関から出て見送る。
白百合園・仮宿泊所
直子に寄り添う由美子。
大竹は、あなたが独身でいるのが悪いんですよ!と信人に逆ギレ。
美矢子に何もしゃべらない島崎だったが、もう一度、大竹に会わせてほしいと懇願した。
大竹家
由美子に話に行った美矢子。由美子は美矢子に詳しい事情を話そうとせず、大竹に申し伝えますと頭を下げた。
大竹建設の現場に行った由美子は大竹から島崎に話をしてしまったことを知る。由美子は信じてもらえてないのねと帰って行った。
信人の前でもう一度、事件のことを聞かれる直子。
公園
由美子は信人に島崎が真実を知ってしまったことを話した。由美子はいっそのこと何もかも話してしまったら?と言うが、信人は反対。大竹は、真実を知らせない限り、娘のことでこうして会ったり話したりする機会が増えるだろうと危惧して話したのだろうと由美子が言う。
中平法律事務所
突然、信人は美矢子にプロポーズした。そして、この事件から降りたいと上村に言うつもりだと言う。そして、子供たちの取り違えについても話した。このプロポーズは信人が美矢子の気持ちを知りながらやっているから、より酷い。
大竹は島崎に面会した。島崎に本当の娘のほうがいいだろうと話したが、娘は直子だけと言う。信人が娘たちに成人になったら話すというのを刑務所から俺を出さないつもりでいるのだと勘違いした島崎が信人を逆恨み!?
上村に話に行った信人だが、ほかの検事?たちは傷害致死なんてあり得ない、もっと重い強盗殺人にしようと話をしていて結局、話せなかった。
検事の一人は「幸福相談」で道夫の働くレストランの佐山チーフだね。
信人と美矢子が会っていた。美矢子は帽子をかぶってることが多いね。美矢子は信人が担当検事を降りないなら、直子といづみのことは当分、話せないだろうと言う。
面会に来た直子を冷たく追い返す島崎は、すっかり疑心暗鬼になっている。
白百合園・仮宿泊所
俊介は、直子がお父さんが初めて会ったときみたいに怖かったと言うと、人にはいろいろな顔があると慰めた。一緒にお寺の鐘をついてるのを影で見て泣いてるいづみ。
直子と会っていたことを咎められる俊介。いづみは俊介の部屋に行き、告げ口したことを謝るが、背中に抱きついて泣くんじやないよ。
定時制高校
直子が髪を切ったことにめざとく気付く先生。女が髪を切るときは〜とか言い出す人、すごい嫌い。いまだにジュンとススムがどっちか分からない。このパートどうしても流し見しちゃう。
信人に会った島崎は不貞腐れたような態度を取る。尾崎を部屋から出し、信人と島崎の2人だけになって、娘たちのことを~と言う信人に娘は直子だけど笑い出す島崎。
東京地方裁判所
傍聴席には由美子と直子が並んで座っている。
島崎は髪を短く刈っていた! おお!
後ろに座る直子の顔を度々振り返って見る島崎。
裁判長に問われるまま答える。
生年月日 昭和2年10月16日
本籍地 長野県東筑摩郡カスヤムラアザヤマガミ
現住所 東京都渋谷区渋谷…番地が分からず、また直子を見る。第二大竹荘
裁判が始まると、島崎は検事にでっち上げられた、みんな嘘なんです!とわめいた。(つづく)
おお! やっぱり面白いなあ!