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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #8

TBS 1981年12月24日

 

あらすじ

悠子(大空眞弓)の店の開店日も迫り、店の名は華子(山岡久乃)のアイデアで、楽しく楽しくと“楽楽”と名付けられた。 村瀬(高岡健二)は歯科医としての仕事より悠子が気になる様子で、悠子のそばを離れない。日に何度も桃が「患者さんです」と呼びに来る始末だ。そんな村瀬は、忙しさに紛れて悠子にプロポーズした。6歳も年下の村瀬からの唐突な求婚に、悠子は喜びが湧くよりもキョトンとした。

皆見(倉石功)と志郎(山本亘)という強力なライバルのいる村瀬は、少し焦っている様子。うるさくなった悠子は村瀬を邪険にした。それを見ていた一正(松田洋治)が、悠子の性格の弱さを非難した。 言葉の弾みで一正が言い立てたことは、子は親を選べない、という理論だった。親だって子は選べないという悠子。だが、お嬢さん育ちで支離滅裂な悠子には、一正の理屈を内心認めざるを得なかった。

孝司(山村聰)がやって来た。一正は、僕をしばらく預かってくださいと、孝司に頼んだ。では代わりに僕が京家に居候すると順司(川崎麻世)。三子(京塚昌子)はニコニコしながら成り行きを見守るのだった…。

ちょっといいもの

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2024.5.2 BS11録画。

peachredrum.hateblo.jp

作・北原優

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。

清田好子:丘祐子…歯科衛生士。

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大山広樹:堤大二郎…患者。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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十河志郎:山本亘…植木リース屋。

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村瀬雅夫高岡健二…非常勤の歯科医。

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皆見武光:倉石功…悠子の知り合い。

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津村孝司:山村聰…京家の長女(故人)の夫。53歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

悠子の店の開店は24日10時。三子も華子も悠子に隠れて掃除に来る。山岡久乃さんの水色ジャージってレア!

 

店の奥から悠子が華子や三子にご飯の準備できましたと怒ったように言う。店と京家って中でつながってるのかな。

 

お姉ちゃまとおねえまにおせっかい禁止令を言い渡す悠子。診察で立ちっぱなしの華子や三子への気遣いだった。

 

悠子の店に出勤前の村瀬が来た。一正は学校へ。村瀬は悠子に求婚! 悠子は年の差を気にするが、村瀬は悠子の精神年齢がずっと低いという。若いではなく低いは、ちょっと失礼に感じるな。

 

また予約をせずに大山が診察室に入ってこようとして桃が止めた。診察室の椅子に座ると歯が痛くなくなる?らしい。

 

昼休み。村瀬が悠子にパンを買ってきた。50年後、悠子が83歳、村瀬が77歳なら年の差感じますか?と村瀬が言う。皆見もお昼を買ってきた。大空眞弓さんは1940年生まれで今年84歳、高岡健二さんは1949年生まれで75歳か。

 

診察台で居眠りしていた大山を村瀬が起こした。若手キャストの存在意義がイマイチ分からないんだよな~。

 

華子と三子は勝手に「パフェの店 楽楽(SASA)」という紙を貼りだそうとしていた。

name-power.net

楽楽を”ささ”と読むのも初めて知ったけど、楽々(ささ)さんという苗字もあるんだね。

 

京家

一正が帰ってきて、順司も来た。一正は孝司と順司の父子関係が気になる。順司は年も離れてると言ってたけど、順司の親にしては、年を取りすぎてる?…いや、大学生の親で設定53歳だからそこまで年寄りじゃないよ。

 

まあ、山村聰さんは1910年生まれなので当時71歳だもんな~。そりゃ年取って見えるよ。考えてみりゃ山村聰さんとイマイチ区別がついてない佐分利信さんが1909年生まれで「阿修羅のごとく」で加藤治子さん(1922年生まれ)や八千草薫さん(1931年生まれ)の父親役やってたんだからねえ。

 

悠子の店には皆見のほかに十河も植木を持ってきていたが2人が帰っていき、村瀬はしつこく結婚を迫るが、悠子は忙しいと店を追い出した。一正は村瀬の愛情に真剣にこたえるべきだと言う。

 

私は母親に生意気な口を利く息子を見るのがイヤなんだな~とつくづく思う。この場合は違うけど、娘なら怒って終わりなことも息子に言われると「かわいい」ってなるの気味悪い。

 

華子と三子は店の名前を悠子に採用してもらえて涙を浮かべて喜ぶ。

 

一正のあとをつけて歩く順司。ロケ珍しい。が、いつの間にか追い越して歩いていった。今度は順司を追いかける一正。歩道橋の上にいた順司に抱きついて泣き出す一正。

 

京家に戻った一正と順司。華子を捜しに来た桃と鉢合わせした順司はこの間のことを謝った。孝司は悠子の店の様子を見に京家に来た。

 

一正は孝司に紅茶を出し、悠子のことを話した。一正は男同士に憧れ、孝司の家に住みたいと言い出し、順司も京家に住むと言い出す。孝司が悠子に一正のことを報告。向こうがこっちを選ばないならと悠子も了承。華子と三子も一正の荷物をまとめながら涙を浮かべる。やっぱりウェットなんだよな。

 

孝司に連れられて一正は津村家に行った。華子と三子は一正が心配だから、順司には家に帰ってほしかったのね。あったかくもあるけど、うるさくもあると順司はこぼす。

 

診察も終わり、桃は技工士の学校へ。順司が送ろうとしたが、古谷に教えてもらうと一緒に行ってしまった。こっちも恋の争いか。

 

モリモリ食べる順司を見ている華子と三子。カズちゃんは食が細いから…といい、気まずい空気になる。

 

孝司は一正をベッドに寝かせる。いつでも帰りたければ帰っていいと言う。悠子は複数のことを同時にこなすのが苦手だから、今自分がそばでまとわりついてちゃダメだと一正が言い、男だから分かりますよね?と孝司に同意を求める。だから、こういう感じが苦手なのよ。母を気遣う息子、みたいな…。

 

「楽楽」開店

津村孝司からお花が届いてる~。

 

店には若い女性客がさっそく来ている。順司と一正も外で様子を見ていたが、順司が一正を無理やり店にいれた。

 

ん? もう帰ってきたの?

 

順司は華子と三子が送り出した。三子が連絡をしていて、孝司が迎えに来た。照れくさく帰っていく順司を追いかける孝司。

 

あっさり仲直りした親子を見て、さんざん子は親を選べないとケンカしてたのに選びあってるじゃないと言う華子に、お姉ちゃまには私がいると三子が言う。(つづく)

 

オープニングに森永キャンディストアー田町店の記載あったのはパフェのことかな。

 

妻を亡くした父親が娘を妻代わりに身の回りのことをさせるのもイヤだし、息子が母親の理解者のふりして生意気な口をたたくのも嫌い。いろんなドラマを見ていくと私の偏見があらわになるな。

 

気楽に見られるドラマとして切るまでもないけど、内容はビミョーかなあ。