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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #21

TBS 1982年4月1日

 

あらすじ

ある夜、孝司(山村聰)が朗報を持ってきた。かつて華子(山岡久乃)が鼓を習っていた松崎が、再婚相手を探しているらしいというのだ。華子には絶好のチャンスと、三子(京塚昌子)は大層喜んだ。近頃、鼓の革も張り替えたことだし、この縁談うまくいきそうと、悠子(大空眞弓)も大喜び。内心、一番喜んでいるのは、華子自身だ。 翌日、さっそく鼓の稽古に出向いた華子は、すっかりお話も弾んで上機嫌で帰ってきた。様子を見に来た孝司も一安心だった。

そんな孝司に、華子は幸代(浜美枝)のことをもう一度考えてあげてと頼んだ。華子は自分の浮き立つ気分を悟られまいと、順司(川崎麻世)の所へ飛び出した。 順司は桃(倉田まり子)に恋して、父・孝司の気持ちも少しは理解できると思っていた。順司は、再婚に反対しないと、素直に言った。 悠子は研究室の幸代を訪ねてみる気になった。もう障害はないのよと話す悠子に、幸代は、大事なのは孝司自身の気持ちだと、笑顔は寂しそうだった。

その夜、孝司の持ってきた松崎の返事に、三子と悠子は落胆してしまう…。

ちょっといいもの

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2024.6.20 BS11録画。

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作・田井洋子

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33→34歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

細川桃:倉田まり子…技工士学校に通う受付。19歳。

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古谷健:河合宏…歯科技工士。21歳。

大山広樹:堤大二郎…患者。

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川北修三:小倉一郎…「ふれあい」店長。25歳。

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川北有紀:東てる美…修三の妻。22歳。

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村瀬雅夫高岡健二…非常勤の歯科医。27歳。

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鈴木しづ:大鹿次代…津村家の家政婦。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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患者:原ひさ子

清田好子:丘祐子…歯科衛生士。22歳。

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患者:小島敏彦

娘:内海英子

客:染谷朝子

  麻茶れい

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大山光子:近松麗江

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折原幸代:浜美枝…悠子の友人。33歳。

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津村孝司:山村聰…京家の長女・史子(故人)の夫。53→54歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

夜の京(かなどめ)歯科医院

華子は一人で作業中。

 

孝司が着物姿で遊びに来た。三子が応対したが、孝司が用があるのは華子で、華子は古谷が数日休んだため、遅くまで仕事をしている。華子の鼓がどうなっているか聞く。

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研究所に松崎という人がいて、鼓の松崎先生のいとこであることが判明。松崎先生は奥さんを亡くして6年目で再婚相手を探していて、孝司は華子にどうかと話を持ってきた。三子も悠子も喜び、悠子は歯科医院にいる華子に話を持っていった。

 

三子が孝司に電話で連絡した。孝司はさっそく研究所の松崎に連絡を取るという。

 

ダイニング

ポーっとしている華子。一正が暇そうだからと腕相撲に挑むが、一正を部屋から出し、三子は松崎の午後の稽古に出るように華子に言う。落ち着かず、持っていたガラスのコップを落として割ってしまう華子。

 

京歯科医院

昼休みに桃と好子が戻ってきて、古谷と村瀬は休憩室でラーメンを食べていた。午後は華子が不在で村瀬が担当する。最近は村瀬を指名する患者も増えた。

 

保険証も持っていない急ぎの若い女性患者が来た。すぐ次に会社を抜けてきたと言う男性患者も来て、1時から予約の女性も来て、大忙し。このおばあちゃん、原ひさ子さんだね。

 

華子は和服でおめかしして出かけた。

 

楽楽(ささ)

お店にはケーキも並び、お土産にケーキを買っていく客も増えた。孝司は華子の様子を聞きに店に来て紅茶を注文。

 

ふれあい

和服姿で帰ってきた華子は川北夫婦から和服を褒められた。小倉一郎さんはさっき、最終回を見たばかりの「幸福相談」のときの道夫と変わりなさ過ぎて、びっくりだ。

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最近、研兄さん…皆見さん出てこないな。

 

ダイニング

華子の話を聞く三子。松崎は華子を覚えていて、鼓の稽古に励んだが、鼓の稽古は平日の午後しかやっていないという。浮かれた華子は、京家に顔を見せた孝司に、もう一度、幸代さんのことを考えて欲しいと言いだし、順司を説得すると言って家を飛び出した。いくらなんでも浮かれすぎ。

 

津村家

お茶を出したしづと鼓話をする華子。順司は桃を気に入ってくれた孝司の再婚にも賛成だと言う。どんな人との再婚でも賛成か、幸代さんでも?と聞かれた順司は一瞬答えに詰まるが、賛成だと言い、華子は喜ぶ。

 

セットのテニスコート

幸代がテニスをしている。きれいな脚。悠子は孝司の話をしに来た。順司も賛成しているし、悠子もきょうだいになれたらうれしいと言う。

 

どんな立派な入れ物があったって私は入れないという幸代。よく分からない。

 

真面目に仕事をしている華子。

 

ダイニング

いとこの松崎は親戚として再婚相手を捜していたが、松崎先生は弟子と内々に約束していたことが判明。三子は孝司を責める。

 

翌日は日曜日だから孝司が景色のいい所へ連れていくと言う。華子、しづや順司、一正を誘って江の島へ。孝司はしづに子供たちを連れて海岸へ行くように言った。旅館?はセットで海岸はロケ。実際には行ってなくて景色だけだけど。

 

華子は三子の顔を見て察していた。孝司は華子に謝るが、華子は泣きだしてしまう。

 

悠子は大山に店を任せて、三子のいるダイニングへ。三子は明け方に華子が海へ飛び込んだ夢を見たと言う。電話がかかってくるが、寿司屋に出前の注文をする間違い電話だった。定番だね。

 

光子と大山が訪ねてきた。酔っ払いをひきそうになった光子。それが3年前に蒸発した夫だった! 夫は自分でケガしたことにして、光子が事故したことにはならなかった。それはそれでどうなんです??

 

光子は三子がとても心配してくれたから報告に来たと言う。なぜか怒っている大山は先に帰ってしまった。

 

帰ってきた華子に光子は浮かれて夫の話をしかけるが、三子は華子が疲れてると言うと、あっさり帰っていった。

 

一正は貝殻を集めてきた。華子は寂しそうだが、今日はいい日だったと言う。一正は部屋に戻り、がっくり肩を落とす華子に三子が謝った。華子は孝司に心配してくれたことがうれしく泣いてしまった。これから自分の気持ちを正直に伝えると笑う華子は一正をおはじきに誘った。(つづく)

 

何でこういう後味悪い話を持ってくるんだか…。