徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】あぐり (119)「さよなら東京」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

あぐり田中美里)は美容院が取り壊される前に、沢子(三浦理恵子)と木村(尾崎英二郎)の結婚式を行い、辰子(鈴木砂羽)と出会ってからの思い出を語る。そして美容院が取り壊されるのを、エイスケの写真といっしょに見届けるあぐり疎開先の和子(楯真由子)に励まされ、美容院のがれきの中から看板を掘り出し、露天で美容院を続ける決意をする。5月25日深夜、東京山の手を中心に爆撃があり、あぐりたちに危険が迫る。

沢子と木村の結婚式。あぐりは沢子の親代わりとして「ふつつかな娘でございますが…どうか末永く幸せにしてやって下さい。よろしくお願い申し上げます」と挨拶。そのまま木村の家に行くのであぐり美容院を離れることになった。

 

沢子「私、先生に初めて髪の毛を切って頂いた時のこと、一生忘れません。先生、あの時、おっしゃいました。『あなたは生まれ変わった。新しい人生が始まるんだ』って。私、その言葉ずっと自分に言い聞かせてきたんです。ありがとうございました」と言って、そのまま木村の家へ。

 

辰子とあぐりは二人で店の片づけをした。「この絵、覚えてる?」「沢子ちゃん、これ…盗みに来たのよね」と明るく言えるあぐりってやっぱり好き。

peachredrum.hateblo.jp

辰子は沢子のことを「こんなに長いつきあいになるとは思わなかったわ」と言いながら、あぐり美容院の話へ。「あなたと…20年。このお店と…16年よ」。初めて会った時、変な人だと思った。何やってもドジなくせにちっともめげない。ちょっとバカなんじゃないかと思った。チェリー先生に「ここを手伝え」と言われた時、目の前が真っ暗になったとずけずけ言う辰子さんも好きです。

 

あぐり「ここまでこられたのは辰子さんがいてくれたからです」

辰子「チェリー先生に言われたの。『あぐりさんにはあなたが必要なんだ』って…。最初は私そのつもりだったのよね。でもね、本当は違ってたのよ…。本当はね…私にとってあなたが必要だったの…。あなたと出会えて本当によかった」

あぐり「私もです!」

辰子は店に向かって「16年間…ありがとう!」とお礼を言い、あぐりにも「20年間…ありがとう!」と言って店を去っていった。辰子さん…涙。

 

そしてついに…あぐり美容院の取り壊しの日がやってきました。

 

店の備品は「宜しければお持ち下さい」と外に出した。あぐりたちは住居で普通にご飯を食べてるので取り壊しは店だけなのね。住居兼店舗だと思ってたけど、住居は完全に分離してたんだな。光代は取り壊しが辛いからとめとどこかへ出かけてきたらとあぐりに言ったが、あぐりはお店がなくなるところを見届けると言ってご飯を食べた。

 

店内を人力で壊す。あぐりはエイスケの写真を持って見届ける。そして回想へ…

あぐり、エイスケ、世津子、森、燐太郎たちと建物を見てたのはこの回??

peachredrum.hateblo.jp

エイスケさんのコイントス

peachredrum.hateblo.jp

エイスケ「僕はそんな欺瞞的な愛を親に求めてないんだよ」

peachredrum.hateblo.jp

エイスケ「科学の進歩に犠牲はつきものなんだ」

peachredrum.hateblo.jp

光代「皆様ご覧あそばせ。すてきでしょ?」

peachredrum.hateblo.jp

あぐり美容院のバルコニーでエイスケがあぐりを抱き寄せる。

peachredrum.hateblo.jp

そんな回想を打ち壊すように鏡が割られた。


瓦礫の山に立ち尽くすあぐり大徳寺が「やっと終わったわね」と話しかけ、さらに「誰も恨んじゃいけませんよ。みんなお国のためなんですからね。建物疎開でね財産を失ったのは何もあなただけじゃないの。みんな…」の続けたが、あぐりの呆然とした表情を見て、そのまま帰った。

 

あぐりは和子と理恵に豆腐を持って行き、美容院が取り壊されたことを言った。和子は「お金が足りなかったらこれ使って」と箱を差し出し、「また美容院建てればいいよ。だって私笑ってるママが大好きだもん」と励ました。

 

店の跡地に戻ったあぐりは看板を探し出し、「いつも前へ前へ開拓して進む。何だか君に通じると思わないか? あぐりのいいところはどんな時でも前へ向かって突き進んでいくことだ!」というエイスケの言葉を思い出していた。 

peachredrum.hateblo.jp

翌朝、あぐり美容院の看板を立てるあぐり大徳寺は何をしているか尋ねた。あぐりは美容院をここで続けるといい「どんな時代でも女性が美しくありたいと思うのは当然のことです。一人でも来てくださるお客様がいるかぎり、私、ここに看板出し続けようと思います。『agriculture』です。『アグリカルチャー』…!」と聞いた大徳寺が「敵国語じゃないの!」と驚き、帰って行った。

 

昭和20年(1945)5月

 

片桐のバイオリン教室は今日で終わりだと告げられた光代。もう一度「私どものところへおいで下さいませんか?」と誘うが断られた。

 

このレッスンが光代にとって片桐との最後のひとときになったのでした…。

昭和20年5月25日深夜。東京に米軍爆撃機B29 470機が飛来。山の手を中心に大規模な爆撃が行われたのでした。

 

空襲警報が鳴り、淳之介を起こしたあぐり。ラジオでは「現在までに京浜地区に進入せる敵機およそ50機にして…」と流れている。とめは防空壕で化粧。「寝起きですから…」とめさん、サイコー!

 

片桐を見に行くと言った淳之介が焼夷弾で倒れた!?で今日は終わり。3月10日の東京大空襲は触れられることが多いけど、5月25日もまた大規模な空襲だったんですね。 

 

淳之介は戦争は生き抜くからな〜と思うと、それほど心配せずにいられます。