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【連続テレビ小説】あぐり (112)「淳之介の初恋」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

戦局はますます厳しくなる中、再会したばかりの安吉(小磯勝弥)に召集令状が届く。淳之介(山田純大)や尚久(関口知宏)や南(池内万作)は出征する友人をなんとか励ましたいと、諒子(大路恵美)に協力を頼む。一方、妊娠している辰子(鈴木砂羽)のもとには、夫が戦死したという知らせ。諒子は夢をあきらめて戦地へ向かう安吉を笑って送り出すことはできない、と一度は断るが安吉と子供の頃の思い出を語るひと時を過ごし…。

淳之介が読んでいる新聞では山本五十六の戦死が伝えられていた。

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澪つくし」だとかなり終盤。昭和18年4月。

 

「しかし大変な事になったわよね」「この先どうなっちゃうのかしらね」ととめが気にしていたのは、諒子をめぐる男の戦い。淳之介は、いい加減「ジュンノーちゃん」呼びをやめるようとめに言う。

 

安吉、尚久、南が遊びに来て、いつもの書斎へ。そして部屋に立てこもった頃を思い出す。今週はなんだかんだずーっとエイスケさんが出てる気がする。

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安吉「面白いおやじさんだったよな」 

 

それからエイスケがしていた未来の話も思い出す。

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立てこもりの日と未来の話をしてる日は別の回なんだよね、そういえば。

 

南「だけど僕はあの時のおやじさんの話、信じてるんだ。『君たちが大人になるころには人が人として生きられる時代が来る。今みたいにがんじがらめじゃなくて君たちの時代はすばらしい』って。おやじさん、そう言ってたんだ」

尚久「いつになったら来るんだろうな? 俺たちの時代は」

安吉「バカ、もう来てるじゃねえか」「今、この国で俺たちが必要とされてるんだぞ。これこそ俺たちの時代じゃねえか」戦力として必要とされてるというのはなー…複雑。

 

安吉には赤紙が来て、あさってには出征する事が決まっていた。しかし安吉ほど前向きに「思う存分暴れてくる」ってタイプも珍しい。

 

朝の食卓でその話をすると「お兄ちゃんは行かなくていいの?」と和子が尋ねる。「学生だからね」と言えるのは今のうちか。あぐりは燐太郎から預かった原稿を「面白かったよ、とっても」と言って淳之介に返した。

 

あぐり美容院にはまた大徳寺が「ゆうべも遅くまでマージャンの音が聴こえてましたよ」と言いに来ていた。あぐりは息子の友達が出征するから、そういう若者に少しは優しくしてあげてもいいじゃないですかと反論した。

 

大徳寺「私の息子は出征直前までお国のために働いておりました。そして愚痴一つ言わず何一つ贅沢は望まず喜んで戦地で戦っております。私は親としてもし息子が戦死するような事になっても、それはお国のためであり誇りであると考えます! 本望ですわ!」

 

淳之介たちは安吉のために何ができるか話し合っていた。

 

店では辰子に電話がかかり、夫が南方で戦死したという知らせを受けた。辰子は店では平気な顔を見せていたが、エイスケさんが亡くなったあの階段のそばで静かに泣いていた。淳之介たちはいつもの書斎じゃなくダイニングにいたので辰子が泣いているのに気が付いた。

 

片桐先生の家に行った淳之介はピアノの練習をしていた諒子に安吉に会うようお願いした。諒子は「安吉さんを笑って送り出すなんてできないわ」「安吉さんには夢があるのよ。大きなお寺を造る夢があるの。その夢を戦争が奪うのよ。どうして笑って送り出せるの? バカげてるわ。お国のために死んで何の意味があるの?」と拒否した。

 

淳之介は諒子の待っている片桐の家の住所を教え、向かった安吉は諒子の演奏する「別れの曲」を聴いていた。回想で安吉と殴り合いになる淳之介や遭難しかかった小屋で歌を歌う様子が流れる。そうか、生田斗真くんの淳之介は度々回想に出てくるからたった1週間の出番とは思えないのかも。

 

子供の頃に安吉が諒子のために人形の家を作ってくれた話をして、「絶対帰ってきてね」と言った。人形の家…何か見たことあるような…

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「はね駒」で隣の秀吉(ヒデキチ)くんがみつのためにりんが通っている女学校の模型を作ってくれたんだった。おみつー!

 

安吉は淳之介の家によってお礼を言い、「諒子のことよろしく頼んだぞ」「あいつはお前が好きだ」と言った。俺たちの時代と言ったのは取り消す、東京と神戸が2時間半で行けたり、世界一周が7日間でできたり、俺、そんな時代が見てみたいよと淳之介に言い残して出征していった。

 

「小川安吉君万歳!」と「露営の歌」と共に見送られる安吉を見ている淳之介たち。安吉は淳之介たちに敬礼をした。

 

淳之介の無二の親友、安吉の戦死が伝えられたのは、それから僅か半年後のことでした。

 

おぉ! あっさりナレ死だったか! 私はどうもごつい淳之介に慣れそうもなく(尚ちゃんは割と好きだけど)、生田斗真週みたいな楽しさはありません。

 

それにしても、ネットって便利だなあと思ったのは、淳之介の学年がひと学年上なのは飛び級か何か?と思ったのですが、エイスケの考えで戸籍上の誕生日が4月1日になっているからと知ることができました。↓"誕生日"という項目に書かれています。

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”戸籍上の誕生日は4月1日。

実際には4月13日に生まれたという話であるが、父・エイスケが少しでも早く学校に入れた方がいいという信念のもとに 誕生日を変更、4月1日のエイプリル・フールに設定した。

吉行さんはこの変更について「この誕生日は嘘ですよ、 という父のダンディズムだという気がする」と言っている。”

 

エイスケさんも意外と教育熱心なのか!?