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【ネタバレ】日曜劇場#73 手のひらの雪(脚本/横光晃)

1984年3月4日 TBS

 

あらすじ

妻と別れた動物園職員の牧田(近藤正臣)のもとに、娘の理恵(高橋かおり)が現れる。理恵は、別れた妻の弘子(日色ともゑ)に再婚話が持ち上がっていることを牧田に伝えるため、家出をしてきたのだった。まもなく弘子が理恵を探しに、牧田のもとにやって来るが、理恵は降りしきる雪の中、姿を消してしまう…。

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雪の中を子犬が走り、女の子が追いかける。高橋かおりさんかあ。

 

オープニングは冬の動物園(協力は円山動物園)で雪の中にキリンやゾウがいるのが寒々しい。飼育員の牧田の元に離れて暮らす娘の理恵が犬を連れて訪ねてきた。犬を飼ってほしいという理恵に理由を尋ねると、新しいお父さんが犬が嫌いだからと聞かされた。

 

別れた妻が再婚すると知り、ショックを受ける牧田。新しいお父さんも犬が好きになるからと犬のモクを連れて帰るよう言った。ええ〜

 

別れた妻の弘子のおばは草笛光子さん。今日は再婚相手との顔合わせの日。牧田夫婦の離婚は昨年。早くない?と思ったけど、生活力のない女性だからかな。

 

弘子が牧田を訪ねてきた。理恵が家出したのだと言い、弘子と官舎へ向かう。官舎から動物園の方に足跡があり、再び動物園へ。

 

理恵を探しながら喧嘩する牧田と弘子。同僚(鈴木ヒロミツさん)も理恵を探す。うーむ、しかし弘子なかなかうざい女だな。仕事仕事の牧田が嫌だったみたいだけど、なんだかな。さっさと探せよ。子犬なんだから寒さに弱いぞ(そっち?!)。

 

おばに電話をかけ、牧田ともう一度やり直すと言う弘子。おばさんの遠目に映る再婚相手にも小さな男の子がいたのか。おばは理恵が急に熱を出して〜とごまかした。

 

植物園で子犬と眠っていた理恵。帰り際、モクを預かって、と言ってきた。今度はうなずき、モクを預かった牧田。理恵のためにやり直さないかと言う牧田に弘子は自信がないと去って行った。

 

牧田はおばにまたやり直したいと話をしに行った。あらすじに「弘子」と書いてあるけど、牧田もおばさんも「りょうこ」と言ってる風にしか聞こえないな(字幕なし)。

 

子供のいないおばさんが夫を亡くしてひとりぼっちになったけど家があるからこうして暮らせる。だから弘子の再婚相手も大きな家を持っている人を選んだと言われた。官舎でモクとの暮らしが始まった。

 

休みの日でもカバの赤ちゃんの様子が気になって動物園へ。その後、弘子と理恵を訪ねるが、不在で雪かきをしていたお隣さんから行き先を聞いた。親子でお見合いをしていた場に乗り込んで、理恵だけを連れ出す牧田。動物園ではしゃいでいる姿を見ていた弘子はひとひらの雪を手に乗せた。(終)


ん〜どっちもどっちな夫婦だね。結局牧田は理恵がいればいいんだし、弘子もさっさと再婚したほうがいい。