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【ネタバレ】ヒース・レジャーの恋のからさわぎ

2014年にWOWOWで録りためた映画を観ていましたが、こちらはBSプレミアムでした(毎回どうでもいい)。

 

 

1999年 アメリ

 

日本劇場未公開ですが、DVD化はされています。

 

先ほどまで「アメトーーク」で、「みちょぱスゴイぞ芸人」を見ていたところです。しかし、なーんか途中からトークが頭に入ってこないと思っていたら(みちょぱは好きです)結局すごいところが”セクハラを笑顔でうまくかわせる女の子”の部分が強調されてるように思え、好きな芸人さんばかりが出演してるとはいえ、なーんだかなーと思ったタイミングで見た映画がこれ。

 

 

アメリカのスクールカーストが感じられる物語(ここからして既にウッって感じだったけど)で、学園の人気者のビアンカを好きになった転校生のキャメロンだったが、厳格な産婦人科医の父が偏屈で男嫌いのビアンカの姉・カトリーナが先にデートに誘われるまではビアンカのデートを許さないと言われ、ビアンカとひかれあってるジョーイを使って、一匹狼のパトリックを金で雇ってカトリーナとくっつけようと思っている。

 

人の気持ちをいいように扱おうとしてるのも嫌だし、カトリーナは成績はいいけど、正論をはいて、「女の子なのにかわいくない」と言われるタイプの子で男のクラスメイトや父親にまで”生理前でイライラしてるじゃね?”みたいなこと言われたり、なーんか、あれだ以前「バクマン」を読んだときのモヤモヤ感がよみがえった。成績はいいかもしれないけどバカみたいな扱いを受ける女の子。

 

タイトルからして分かりそうなものなのになぜこういうラブコメ?を録画してしまったのか。車、酒、たばこ、パーティー…高校生とはいえ、カトリーナビアンカの父は産婦人科医、ジョーイはパトリックに300ドルをポンと渡せるお坊ちゃま、アメリカの高校生というよりかなり上級階級のお話です。

 

妹のビアンカはかわいくてモテモテなのを心配して、モテない姉のカトリーナがデートに誘われたら、ビアンカのデートも許すというのも父親の責任放棄でビアンカカトリーナばかりにお願いするし、行きたくもないパーティーに行くカトリーナ、という図式も妹のいる姉として嫌だった。姉もいるけど、姉妹モノを見ると、姉の立場で見てしまうことが多い。

 

カトリーナはジョーイと1か月だけ付き合ったことがあり、関係を迫られて許したけど、次を要求され断ったら怒ってフラれた。それをビアンカに告白したのに、ビアンカはプロムパーティーに行きたいばかりに、カトリーナの話を聞かない。

 

しかし、ビアンカはキャメロンの誘いでプロムパーティーに行く。ビアンカを迎えに行ったジョーイはキャメロンに先を越され、腹いせにパトリックに金を払っていたことをばらしてしまう。

 

ビアンカは誠実な?キャメロンと恋人になるが、カトリーナは帰ってしまう。

 

後日、パトリックは正直な気持ちを打ち明けて二人のわだかまりは解ける。

 

なんだかんだパトリック役のヒース・レジャーがかっこよくて最後まで見てしまった。これって本来、キャメロンが主役の話なんだよね? だけど、どうしたって男嫌いのカトリーナとパトリックのカップルの方が気になるし、応援したくなる。

 

最後までよく分からなかったのは、カトリーナの担任?の黒人男性がカトリーナに冷たい態度だったこと。生意気なカトリーナが嫌いだったのか、ある時はカトリーナが先生の言うことに同意しても、「出ていけ」ではぁ? その関係性が理解できなかった。

 

エンディングを流していたら途中で急に曲が止まってNG集が始まって、ちょっと面白かった。しかし全体にはちょっと下品な下ネタの多い作品でもありました。