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【ネタバレ】 向田邦子×石井ふく子ドラマ「花嫁」第3回

TBS 1991年9月4日

 

あらすじ

片倉家は東京の本郷界隈にある一軒家。というと聞こえはいいが、借家であるうえに、築40年というだけあって傷みの激しい。そんな片倉家には夫に先立たれたちよ(奈良岡朋子)と、薬剤師をしている次女の巴(沢田雅美)、高校3年の末娘・洋子(市丸和代)がつましく暮らしている。年が離れているのに巴と洋子の子供じみたケンカは絶えず、間をとりもつのがちよの役目だった。 そんなある日、ちよの亡夫の七回忌が執り行われることになった。片倉家の長女で、スーパーを経営する三田村耕介(寺泉憲)と結婚した節子(上村香子)、家を出てしっかり者の妻・雪子(岡本茉莉)と生活している長男の良一(江藤潤)も顔を揃えるはずだ。亡夫の友人たちも法事に駆け付けてくれることになったが、もう一人思いも寄らぬ客が来ることになった。巴の交際相手で、同じ病院に勤める医師・清村(中島久之)である。今まで男の噂一つなかった巴にそんな相手がいると知って、一同ビックリ。

今日も初恋

今日も初恋

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2023.10.11 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

片倉ちよ:奈良岡朋子

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片倉巴(ちよの次女):沢田雅美

清村純平(医者・巴の交際相手):中島久之

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片倉洋子(ちよの三女):市丸和代

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三田村節子(ちよの長女):上村香子

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片倉良一(ちよの長男):江藤潤

片倉雪子(良一の妻):岡本茉莉

片倉望(良一の娘):山田真利

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松井とし江(ちよの友人):大鹿次代

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黒崎宇一:小島秀哉

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法事の客

小野田巧

今野鶏三

山本勝

 

法事が終わり、ちよが和尚を送り出し、建て付けの悪い玄関を良一が閉めた。

 

巴の恋人の清村を節子、良一に紹介した。

 

節子は台所にいた、とし江に清村のことを聞き出す。洋子も存在は知っていたが会うのは初めて。とし江と節子は巴は男嫌いだと思った、初婚じゃないねと噂し合う。なんか嫌な感じ。巴は30代後半か40代前半くらいかな。

 

巴と清村が話しているとひとり残っていた黒崎が話に加わってきた。清村は気さく、巴は少し図々しい印象を持つ。ちよの夫が亡くなったのは55歳。黒崎は58歳と話していた。帰り際、背広の中が破れたままでちよも笑ってしまう。今、不景気なのになんて話してて、確かにバブルが弾けた直後とはいえ、今見るとどこが!?って感じ。

 

清村も交えて話しているうちに節子が清村の血液型を聞き、血液型で盛り上がる。清村はB型。片倉家は、ちよA型を除いて子供たちは全員O型。血液型で盛り上がることに時代を感じる。

 

清村が帰った後、清村の印象を聞きまくる巴。みんなの評判は上々。

 

今日の書き取りは「謙遜」。

 

ちよと話していた巴は私が一番親離れができていないと話しているうちに泣き出す。美人な姉と比べられてずっとコンプレックスだったみたい。沢田雅美さんは美人姉がいることが多いね。

 

清村やとし江が帰り、家族で寿司をつまんでいると黒崎が折り畳み傘を忘れて戻ってきた。巴も良一もあまりいい印象を持たなかったが、節子がフォローする。

 

話があると言い、良一と雪子がちよと同居したいと申し出てきた。ちよは専業主婦歴40年を活かして家政婦をするつもりだと言う。節子は縁談があると言い、それがちよのことだと分かると巴も雪子も大笑い。(つづく)

 

橋田ドラマみたいにストレートじゃないけどチクチクくる感じ。節子、雪子はどうも何だか信用ならない。