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【ネタバレ】カセットテープ・ダイアリーズ

2019年 イギリス

 

あらすじ

1987年、英国の田舎町ルートン。ウォークマンで流行の曲を聴きながら自転車を走らせる、パキスタン系の16歳の少年ジャベド。移民への偏見や父親との確執の中で鬱屈とした日々を送る彼は、ある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会い、世界が一変する。

2022.1.7 ムービープラス録画。CS初放送が好きだね〜。

 

“夢を語るなら実現するよう動け”

ブルース・スプリングスティーン

        「バッドランド」

Badlands

Badlands

  • provided courtesy of iTunes

実話に基づく

 

“ルートン 最低な町”

 

1980年9月

ジャベドとマットは誕生日を迎え、それぞれプレゼントをもらっていた。マットは自転車、ジャベドはルービックキューブ、そしてマットから日記帳。

 

7年後

バイトを終え、ウォークマンで音楽を聴きながら、マットの元へ向かう。マットは彼女連れで道端でもキスをしている。

 

1987年9月3日

ジャベドの16歳の誕生日。父親にバイト代も渡しているので、金を稼いでルートンを出たいと思っている。高校まで車で送ってくれた父・マリクは女に近づかず、優秀なユダヤ人に近づけという。

 

“パキ野郎は出ていけ”と壁に落書きしていた男と目が合い、ツバを吐かれた。マリクは移民は嫌われているというが、子供の頃からイギリスで暮らすジャベドは自分を英国人だと思っていた。

 

パキスタン人ということで受ける差別。マリクは16年勤務した工場を解雇された。

 

ハリケーンの夜、高校で出会った同じパキスタン人のループスから借りたブルース・スプリングスティーンの曲を聴き、衝撃を受ける。

 

先生に自作の詩を、新聞部にレコード評を渡す。先生はもっと書き続けなさいと言い、クラスメイトのイライザもジャベドに興味を持った。

 

ハリケーンの夜に飛ばした詩を隣人のエバンスが読んで誉めてくれた。

 

マリクが解雇され、母のヌールの内職だけが頼りだが、マリクの独断でヌールの仕事を増やした。マリクもジャベドも仕事を探す。古着屋?をやってるマットの父もブルース・スプリングスティーンが好きでジャベドと意気投合し雇ってくれることになった。

 

ブルース・スプリングスティーンアメリカ人で1949年生まれだから、ジャベドの親世代の方がリアル世代という感じかなあ?

 

校内新聞にジャベドの文章が載っていることをイザベラに教えられた。イザベラは政治活動に熱心で、その活動を手伝ったらデートしてほしいと言うジャベド。イザベラは反ファシスト・ギグにジャベドを誘った。

 

ジャベドの新聞記事を読んだ先生はヘラルド紙の友人にジャベドが職場体験できないか聞いてみると言い、ジャベドの文章を褒めた。

 

イザベラの家に招待された。両親はにこやかだが明らかに歓迎してない態度。イザベラによると白人の保守系中流以上しか認めないらしい。

 

作家になりないというジャベドにパキスタン人の作家はいるか?と反対するマリク。

 

マットとジャベドの家は近所なのか。マットとジャベドの言い争いを聞いていたエバンスは友達なら分かってくれるはずだと言った。もう一度、マットと話をして仲直りできた。

 

ジャベドがイザベラと家でデートしているところを妹のシャジアに見られた。シャジアにお礼としてギグに連れて行くジャベド。シャジアはパキスタン音楽?で踊り、ジャベドはウォークマンでブルースを聴く。いや、そこはその場の音楽楽しんでもいいだろ。

 

姉・ヤズミンの結婚式。車で出かける時にパキ野郎は出ていけというデモ活動に当たり、足止めを受けた。ジャベドは抜け出してブルースのチケットを買いに行っていた。

 

ヘラルド紙に職場体験に行っていたが、その時のバイト代を父親には言わずにいた。エバンスからジャベドの署名入り記事を誉められたが、マリクには目立つなと怒られ、チケットを破られ、残りのバイト代を寄越すように言われた。

 

結婚式当日に抜け出したことをイザベラに責められてケンカになったジャベド。その後、先生からジャベドの論文を大会に出し、入賞したと知らされた。副賞はアメリカ・ニュージャージー州のマンモス大学のセミナーに参加できること。

 

父の反対を押し切り、ループスと渡米。ニュージャージー州はブルースの故郷で聖地巡礼をした。

 

帰国後、自宅には帰らず、ループスの家から学校に通うジャベド。ヌールはジャベドと仲直りするようマリクに言った。

 

表彰式 1988年

ジャベド・カーンは高校で表彰され、壇上て論文を読み上げていたが、両親が見に来て、一旦は読むのをやめたが、家族への思いを語り始める。

 

ジャベドの両親を学校に呼んだのはイザベラでイザベラと仲直りができた。マリクもブルースの曲を聴き、歌詞に共鳴した。

 

ジャベド出発の日。ジャベドはブルースのグッズを売ってヌールにアクセサリーを買い、バンドをやっているマットには新しい歌詞を渡した。ジャベドはマンチェスター、ループスはレスターへ行く。なんだかんだループスも優秀だったのね。

 

最後に本物のジャベドの写真。ブルースのコンサートには150回以上行っている。ループスとは今も友達。(終)

 

エスタデイといい、イギリスも結構多種多様の人種がいるんだなあと思う。

peachredrum.hateblo.jp

↓こっちはオーストラリア映画だけど、インド人が主人公だし。

peachredrum.hateblo.jp

映画では流れなかったけど、私が知ってるブルース・スプリングスティーンで知っていた曲はこれくらいかなあ。


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