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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(261)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

田倉商店の安売りに対して近隣の商店街から反発されたことで、むしろ、おしん乙羽信子)は腹を決めた。誰にも頼らず田倉の商売をしよう…、おしんの意地だった。田倉商店の開店記念セールの3日間は、好評のうちに終わった。おしんは、翌日からの一か月間も、開店記念セールと同じ値段で辛抱しようと提案した。電車やバスで遠くからわざわざ買いに来てくれたお客さんに、お得意さまになってほしいという思いが強かった。

 

この回で再起編は終わりだそうです。次からは、いよいよ完結編です。

 

昨日のおしんの啖呵はおしんファンなら「待ってました!」の展開だったのに、田中おしんの頃からどうも苦手なのは、その後、ボコボコに殴られるとかそういうのを見てるからかも。そういえば小林おしんの頃だって言い返して殴られてみたいなのあったからな。大の男から女性への暴力が苦手。おしんが仁を殴るのは何とも思わないんだけど。

 

開店セールの3日間を終え、通常通りの値段に戻そうとしていた仁たちに、おしんは値段はしばらくそのままでいこうと提案した。

 

そして初ちゃんと一緒にお惣菜作りも始める。初ちゃんとわたしでやるよ、なんて初ちゃんの同意なしにことを始めるおしんだけど、初ちゃんが私やりたくないなんて言うはずないもんね。禎も商売の面白さに目覚め、しばらく店を手伝うという。

 

仁がお惣菜を女が買ったら家で何すんの?みたいに言ってたけど、主婦はやることいっぱいあるの! これはもう永遠に分からない人は分からない問題だね。仁の周りにいた女性は道子以外みーんな働き者で器用だから女性はできて当たり前と思ってんだろうな。甘い。

 

禎は言うことは言うけど、しかし全体的に能力は高い。やれと言われれば何でもやれる。雄がもし生きていたら、多分商売はやらなそうだけど、禎がもし男だったら仁と新たな戦争が始まってたかも。

 

川部のお父さんの話によると、道子は安定期になるまで帰れないそう。おしんは、あとからうだうだ文句言ってたけどこれに関しちゃ川部の両親でしっかり道子を守ってほしい。母さんの若い頃は~というけど、愛のこと忘れちゃったの? あれはお清のせいとは思ってないです。おしんの意地に愛が巻き込まれたと思ってます。

 

あまりにも動かな過ぎても篤子みたいに難産になるというのも見たけど、しかし田倉商店の普通の仕事量ってのがすごい量で、百合だって働き者で普通に仕事はこなしてたけど、今はほっとしてると思います。

 

仙造はでかい声で東京大阪で売れ残った服だからすごく安く売れると言ってました。そういうこと店内でいうなよ~。でも仙造のキャラクターは好きです。

 

禎と辰則が並んでレジを打ってるのを見て、仁はおしんに禎と辰則を結婚させようという。仁自身も道子自身より川部の家が気に入ってたみたいに結婚は家のためにできる男だからなぁ。現代パート知ってれば仁の思惑通り事が運んだんだと分かるけど、仁の思い通りに進むのはなんかヤダ。

 

思えば、特攻隊になれなかった以外は仁は仁の思うとおり、女性関係の不始末は周りが対処してくれて、金持ちに娘の道子と結婚して、駅前の土地も得て、おしんが勝手に借金して金銭登録機も買ってくれてセルフサービスの店も始められた。何か失敗しても必ず周りが勝手にフォローしてくれるんだもんなー。それも人徳というものなのだろうか。

 

 

橋田壽賀子さんのインタビュー。「おしん」話も少し。

同じインタビューの別の部分を抜粋したもの。