1982年9月10日 フジテレビ
あらすじ
回船問屋・江戸屋の船が抜荷の疑いで奉行所に取調べられ、ご禁制の品物が見つかった。主人の宗右衛門には身に覚えのないものだった。大恩ある主人の窮状を見かねた水夫の栄次が、自分ひとりでやったことだと名乗り出て、捕らえられた。それから10年、江戸に戻った栄次を待っていたのは…。主人に訪れた悲劇、恩人の窮地を救うために無実の罪で島送りになった男、事件の真相は?!
2025.6.12 時代劇専門チャンネル録画。竹脇無我主演! 映画じゃなくてフジドラマでした。竹脇無我さんに沢田雅美さんなんて木下恵介アワー好きは見るしかない。
雷鳴がとどろき、嵐の中を船が進んでいた。弥吉が水夫たちを励ます。乙松はどさくさ紛れに弥吉の娘・おしのちゃんを嫁にくれよ!と頼んだ。こんな時にと言いつつ、許しを出す弥吉。乙松は、舵を取る栄次に報告した。
朝になり嵐は過ぎ去った。栄次が水夫たちを起こし、水夫たちは歓喜に沸いた。
江戸丸と大きく書かれた帆を上げて船は進む。
栄次:竹脇無我…字幕黄色
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おしの:沢田雅美
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乙松:尾藤イサオ…字幕緑
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清吉:三谷昇
源蔵:平泉征(平泉成)
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江戸屋:佐竹明夫
鬼沢:汐路章
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右近:堺左千夫
住吉道博
太郎吉:嶋英二
三夏伸
森章二
井上三千男
星景太
吉中六
荻原紀
小川幸輝
森下明
大竹義夫
大貫幸雄
鈴木実
戸塚孝
中瀬博文
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お夕:二宮さよ子
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大黒屋五兵衛:待田京介
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弥吉:西村晃
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企画:高橋久仁男(フジテレビ)
伊藤満(三船プロダクション)
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プロデューサー:高橋速円(三船プロダクション)
鍋島壽夫(三船プロダクション)
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脚本:村尾昭
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音楽:渡辺岳夫
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監督:池広一夫
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制作:三船プロダクション
フジテレビ
テレビドラマということもあり、あんまり詳しく役名やwikiが残ってない。
竹脇無我さんは木下恵介アワーに出演中から「大岡越前」にも出演してたし、他の時代劇も結構出演歴があるけど、私は「大岡越前」を一部見ただけなので時代劇の竹脇無我さんがとても新鮮に見える。
船が到着し、抜け荷があると疑われ、江戸屋の旦那が捕まりそうになるが、栄次が1人でやったと鬼沢に申し出た。
拷問を受けながら「俺がやったんだ」と言い張る栄次。鬼沢は棒で叩き続けた。どうやら大黒屋が絡んでいるらしい?
遠島を命じられた栄次に江戸屋の旦那や乙松、弥吉は必ず証拠をつかんでみせると約束したが、栄次は無理するなよと言い、他の罪人と一緒に小舟に乗った。少し離れた場所からお夕が涙を浮かべて栄次を見送った。
十年後…早っ!
ボロボロに薄汚れた栄次が戻ってきた。栄次を出迎えたのは乙松と、すっかり白髪になった弥吉。江戸屋の旦那については言葉を濁す。
乙松は弥吉の娘・おしのと所帯を持ち、太郎吉という息子が産まれていた。おしのも栄次にあいさつする。おお、沢田雅美さん。
乙松は今はそば屋、弥吉が湯屋の釜たきと聞き、けげんな表情を浮かべる栄次。ヒゲだらけの顔なのに唇が真っ赤。銭湯で体をきれいにし、弥吉の家に集まる。弥吉は乙松たちに帰るように言うので、乙松、おしの、太郎吉は帰った。
弥吉が栄次が遠島になって半年後、江戸屋の旦那が高麗のつぼを預かったが盗まれ、戻らず、斬首されたと語る。
江戸屋は取り潰しとなり、ご公儀御用達の鑑札が大黒屋になった。江戸屋の水夫・仙八が大黒屋に雇われ、いきなり水夫頭になった。抜け荷をしたのは仙八だったんだろうが、どうしても証拠がつかめない。
深川養生所
江戸屋の娘・お市は大黒屋のおもちゃにされ、すっかりおかしくなった。喜助や彦兵衛が大黒屋に殴り込みをかけたが、逆に殺された。大黒屋におとがめなし。
水夫たちは、今ではそれぞれ別の職を得て穏やかに暮らしている。江戸屋は元に戻らないと弥吉が言う。
一人、食堂に入った栄次は江戸丸の水夫だった太一、仙八から声をかけられた。仙八は酒でも飲めよと酒を注ぐが、栄次は無視する。仙八は今の仲間にこいつは島流しされたと話し、ニヤニヤ。同じく水夫だった清吉は物乞いになり、仙八は酒が飲みたければ犬のマネをしろと仲間とはやし立てた。栄次と仙八は殴り合いになるが、お夕が止め、栄次は店を出た。
栄次を追いかけて店を出たお夕を栄二は無視した。
仙八は大黒屋に栄次が帰ってきたことを報告。大黒屋は既に情報をつかんでいた。
夜、乙松の屋台に大黒屋の常八、与作がやってきて嫌がらせをした。ボコボコになって帰ってきた乙松は泣き、大黒屋の野郎をぶっ殺してやると怒っていた。
大黒屋の子分たちは江戸屋の水夫だった源蔵もボコボコにした。栄次が現れると、迎えに行かなかったことを謝り、昔のことを思い出したくなかったと語る。
弥吉は栄次に弟のいる小田原に行ったらどうかと提案した。栄次が帰ってきた途端、乙松や源蔵が痛めつけられるようになった。
栄次は俺、一人でやってやると大黒屋を潰すと弥吉に言う。
大黒屋の子分に仙八に働き口を世話してくれと話してほしいとお願いした栄次。子分たちも入れ墨者じゃあなあと言いつつ、仙八のもとへ。
お夕は大黒屋の女になったのか!
仙八が大黒屋に報告、栄次のいる前で大黒屋はお夕に風呂に入ろうと言いつつ、犬や猫より役に立つやろと仕事を世話した。
清吉から栄次が大黒屋の水夫部屋(かこべや)に入ったと聞き、乙松は栄次がやる気だと気付く。おしのにもし栄次がやるのなら、太郎吉のことを頼むとおしのに言うが、せっかく陸(おか)の生活にも慣れたのに、いい格好するな、承知できませんと反対する。
栄次は仕事をしながら、仙八の動向を探る。大黒丸に紀州から金箔の仏像が乗ることが分かったが、その話を聞いているのを太一に見られた。与作が太一に絡み、栄次には仕事場に戻るよういい、太一だけ呼び出し、ボコボコにした。しらを切る太一を刃物で刺し、その場を去った。清吉が見つけ駆け寄ると、太一は「俺たちゃ板子一枚、地獄の仲間だ」と伝えてくれと言って、俺は何もしゃべらなかったぜと息絶えた。
清吉から伝えられ、栄次は仏像の話を清吉、弥吉、乙松に話した。清吉は金輪際、酒をやめると徳利を割るが、栄次は妻子のいる乙松が加わることは断った。今の話、表で聞かせてもらったぜと源蔵も仲間に加わる。表に聞こえるようじゃ駄目じゃないの。
栄次、弥吉、源蔵、清吉が集まり、海を見ていると、乙松もおしのから許しを得たと集まった。大黒屋の手下が見張っていて、仙八が大黒屋に報告。
おしのは乙松が血まみれになる夢を見て、目を覚ました。おしのは太郎吉と小田原へ行く。
栄次に会いに来たお夕は大吉屋の男たちが狙っていると報告。どうして私を責めないの?と詰め寄る。大黒屋はお夕にとってはいい人。借金を帳消しにして店も持たせてくれた…ん~、確かに。栄次に逃げるように言い、私も一緒に逃げたいと抱きつく。しかし、黙ったままの栄次に男の意地を通すしかないのねと泣きながら離れた。
大番屋の前をウロウロするおしのに声をかけた鬼沢は話を聞いてやると建物に入れた。
弥吉たちは準備をしているが、清吉が栄次が番屋に入ったと報告に来た。鬼沢は、おしのから密告を受け、栄次を捕まえ、拷問にかけたが、仲間について口を割らなかった。
家に帰った弥吉は、おしのと太郎吉が家にいることを不審に思い、問い詰めると、おしのがお上に話したことが分かった。
鬼沢が大黒屋に報告。どう料理するか…拷問で責め殺すと右近が提案。鬼沢は病死ということで、とニヤリ。
大黒丸が港に入った。俺たちだけでやろうと乙松が言うが、弥吉は栄次なしではできないと断る。
半鐘が鳴っている。大番屋の方角だと乙松が気付く。栄次は着物を裂いて、火の粉が番屋に入るよう仕向けた。栄次と同部屋の罪人たちは火が付いたと騒ぎ、役人たちは罪人たちを解き放った。明日までに戻らなければ死罪。
栄次と合流した弥吉たちが着々と準備を進める。薄暗くなり、海へ泳ぎだす栄次、乙松、弥吉、源蔵、清吉。西村晃さん、体張ってんなあ!
夜、大黒丸の周囲には小舟で見張る者たちがいるが、栄次たちは船に乗り込むことに成功した。大黒屋の子分たちに気付かれ、仙八も刀を向けるが、栄次たちは応戦した。弥吉も強い。
しかし、傷を負った弥吉は海へ沈んでしまった。大黒屋の子分たちを船からおびき出し、もう一度、船に戻った栄次たちはついに仏像を見つけ、海へ漕ぎ出た。
大黒屋の子分に追いかけられ、もみ合ううちに清吉、源蔵は殺された。栄次と乙松でどうにか仏像を守りきり、江戸屋の墓へ報告した。乙松は江戸屋の墓に仏像を叩きつけて壊した。
う~ん、仏像を献上した人は…とか思っちゃうな…仏像に罪はない。
栄次は大黒屋の打ち首を見届けるから、乙松はおしのと太郎吉のところへ行けというが、乙松はおしのたちが小田原へ行っていないという。
その頃、与作たちが自宅に乗り込み、おしのを殴り、太郎吉を連れていった。おしのから「おとっつあんどうしたの?」と聞かれ、言葉に詰まる乙松。死んだと伝えると、おしのは栄次のせいだと責めた。
栄次は乙松がおしのの許しを得てないことに気付き、乙松を責めた。これ以上、おしのさんに悲しい思いをさせていいのか?とおしのをかばうと、おしのが栄次に謝った。
仙八が乙松に今すぐ仏像を持ってこないとガキを殺すぞと告げ、乙松はすぐにでも行動を興そうとするが、栄次は乙松を殴って気絶させ、おしのに今度のことに乙松は関わっていないと言って、一人で大黒丸へ向かった。
太郎吉の顔を見るまでは言えねえと仏像のありかを言わない栄次。仏像は江戸屋の墓のそばに埋めてあると告げると、船室に閉じ込められた。栄次は積み荷に火をつけ、船室から抜け出し、刀でバッタバッタと斬り殺す! 太郎吉を抱えながらの殺陣。仙八に背中を刺されながら、仙八の首を斬る。最後は大黒屋との斬り合い。
栄次は太郎吉を小舟に乗せ、漕ぎだした。
大黒丸は火が付き、栄次も苦しそう。
浜辺に乙松とおしのが太郎吉を迎え、抱き合う。栄次は船から降り、浜辺に倒れ込んでそのまま…(終)
竹脇無我さんがひたすらカッコいい役ではあったけど、全編シリアスだったなー。時代劇って殺陣が魅力で、2時間ドラマと同じ殺人を発端として物語が展開するので、そこが合わないんだな~。もっとコメディっぽいとか日常ものとか人が死なないような話なら見たいよ。
