1978年1月14日放送
田中邦衛さん主演でなんとなーく録画してみたらキャスト的に当たりでした。
赤川次郎さん原作の幽霊シリーズの一作目をドラマ化したもの。どれだけ原作に忠実なのかわかりませんが、さすがの土ワイ枠らしくおっさんドリーム全開な話でした。
田中邦衛さん演じる宇野警部は3年前に交通事故で妻を亡くした独り者で、近頃話題になっている温泉町で起きた7人の男の神隠しを休暇がてら捜査することになった。その町で出会ったのは、両親を交通事故で亡くした女子大生の夕子。
宇野は温泉に入ろうとするが、ちょうど夕子が入っていて裸を見てしまう。って、この夕子を演じてたのが浅茅陽子さんで、その裸もばっちり胸が見えてたし、その後も、何度かリフレインされるという念の入れよう。って、2時間ドラマで女優さんが脱ぐんだ?!ってことがまず驚き。
終盤、なぜか宇野を気にった夕子が全裸で布団に飛び込んできたり…このシーン必要??
簡単に言うと7人の観光客がやってきたけど、毒キノコを食べて死んでしまった。だから、村長や駅長など村の有力者でその人たちを葬り、神隠しにあったとしてテレビに出て、それで観光客が少し増えた。
でも、事件好きの女子大生・夕子や宇野警部が現れたことにより、これはヤバいと焦りだす…。
今、「おしん」の再放送を見てるから、「おしん」キャストを他のドラマで見られると嬉しい。このドラマで言うと、浅茅陽子さんは、「おしん」では仁の奥さんで、今のところ現代パートに出てくるギャーギャーうるさい奥さん。
世代が違うせいなのか、浅茅陽子さんと篤子役の長谷直美さんのイメージがどうも重なるというか、最初出てきたときは篤子かと思って見てました。
村の駐在さんが源じいこと今福将雄さんで、「おしん」の頃よりさらに幼い松田洋治さんも出てたー! 最初は、夕子に駅前で出会って、勝手にかばん持ちをして旅館前に着いたら100円、100円とせびるカープ帽をかぶったちゃっかり者の男の子という感じだけど、後々駐在さんの息子(お孫さんですか?とは聞かれてたけど)と分かる。
同じドラマに出いていてもかかわりのないパターンもあるけど、演じてる子役は違うとしても、源じいと雄が親子役はなんだか嬉しかったなー。怒鳴られてばっかりの子供だったけどね。でもあんなに小さくても演技はさすが。
ドラマ自体結構凝った作りをしていて面白いのに、エロシーンがあるから台無しに思える。
この前は、並樹さんと冨家さんが共演していた「森村誠一サスペンスシリーズ 路」を見逃すという悔しい思いをしました。BSやCSで放送される無限にあるドラマの中で目的のものを探すのは結構大変。私のイメージだと昔はもっと同じ番組を何度もやっていた記憶があるけど、そうでもなくなった気がする。見逃した時が痛い。