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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(283)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和43年暮れ、おしん乙羽信子)は、初子(佐々木愛)と2人きりの暮らしに別れを告げ、新しい家へ移り仁(高橋悦史)夫婦と同居することになった。おしんにとっても初子にとっても、新しい人生への出発であった。初子は手芸の店を開いて独立した。おしんは、あれほど同居を嫌がっていた道子(浅茅陽子)が、しゅうとめと暮らす苦労を覚悟で、同居しようと言いだした気持ちを尊重し、何事も道子のやり方に従おうと決めていた。

 

 

現代パートに出てきた大きな家に暮らし始めたおしん。禎は手伝いに来ながら、道子に対して文句たらたら。禎は一緒に暮らしたいみたいなことを言ってたけど、結局おしんにお金を出してもらって大きな家に住みたいってことなのかな? 仁と違ってこれから先に禎を見直すエピソードなさそうで実の娘なのにかわいそうな感じがする。それは幼少期からずっとかな。

 

既にこの頃から花嫁修業的な若い女性のお手伝いさんいたのね。道子さんよ、仁の近くに若い女性なんていていいのぉ? しかし道子さん、この役割を初ちゃんにやらせようとしてたんだ、許せんな。

 

おしんは離れみたいな和室にすっかり黒ずんだこけしを飾っている。銀山温泉の優しいおかみさんがくれたやつだね。よくぞ残ってたものです。

 

言いたいことも我慢して暮らすなんておしんにはずいぶん辛い暮らしだと思うけど、年老いてきた今、そうも言ってられないと腹を決めたのかな。長男と同居というのは当時の世間体みたいなものもあったのだろうか。

 

初子の手芸店におしんが遊びに来ていると、仁が来て、おばさんが来ているという。初ちゃんの丁寧な接客でお店はうまくいってそうな感じ。一人暮らしは寂しくて無理、って人もいるけど、私は余計な気を遣わなくていいし気楽でいいなと思ってしまう。

 

家に戻ると、とらがひとりで来ていて、涙ながらに嫁にいびり出されたと愚痴をこぼす。とらを見てきた視聴者にとっては、お前が言うかという感じだけど、とらはとらで辛抱してきたらしい。ふじには耳に胼胝ができるほど「おしんが建てた家だ」と聞かされて来たらしい。それもあって余計に反発してたのかな。

 

しかしここに来て、おしんしか頼る人がいないなんて…まぁドラマだからだけど、友人や近所の人とか自分の兄弟とかいるでしょ、本当は。

 

とらの息子は母親みたいな気の強い嫁をもらったんじゃないですかねー。当時20代の渡辺えりさん素晴らしいですね。数日前のネット記事、いまいちピンと来てなかったけど、今日のエピソードだったんだ。

 

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