TBS 1977年1月7日
あらすじ
友子(山口百恵)と秀夫(三浦友和)が、命がけで勝ち取ったアパートの小さな部屋にも正月が訪れた。 肺炎で入院中の母・鈴与(草笛光子)は…。
2024.8.7 BS-TBS録画。
作: 安本莞二
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大山友子:山口百恵
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新田秀夫:三浦友和
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新田雄作:田村高廣
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大山豪介:中条静夫
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新田文子:南田洋子
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捜査二課長:名古屋章
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大山政子:原知佐子
大山豊:中島久之
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菊千代:江夏夕子
大杉:林ゆたか
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獅子舞の親方:三遊亭円歌
末広荘の管理人:野村昭子
桜井:福崎和宏
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石田刑事:灰地順
玉井ゆみ
ナレーター:中江真司
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沢木慶穂
金子昭男
石原昭宏
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スナックの歌手:鈴木ヒロミツ
歌:何処かで失くしたやさしさを
作詞/作曲:マチ・ロジャーズ
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大山鈴代:草笛光子
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監督:國原俊明
今日は歌の前にあらすじ。
お正月
晴れ着の女性と羽根つきしている学ランの応援団長・桜井。
末広荘
正月からリハビリテーションしている友子と秀夫。管理人のおばさんも親身にしてくれた。こういうのがあるんだね〜と感心してたけど、リハビリすれば、みんな歩けるようになると思わせるのもちょっとな?
東都大学医学部附属病院
肺炎で入院していた鈴代はいても立ってもいられず、着替えていた。おじいちゃんだってギックリ腰で苦しんでいるんじゃ!?
大山家
獅子舞を自宅に呼んで鑑賞している豪介。鈴代が肌着を取りに来たとフラフラで訪れたが、鈴代が取りに来たのは友子の晴れ着だと政子が豪介にチクる。
末広荘
下着を洗濯した友子。洗濯物を干そうとした秀夫だが、下着と聞いて照れる。そんなこと言ってる場合かあ! 友子を抱えて、重くなった。餅の食べ過ぎだぞ〜ってのもデリカシーない。
鈴代がお正月の振袖を持ってきて、友子をベッドに仰向けにして着替えさせた。風呂はお湯を沸かして拭いていると友子は言うけど、トイレは?
豪介も来た。友子が着替え中だと部屋に入れない秀夫。豪介は家賃は1万8000と聞き、ここはアパートじゃない、豚小屋だと罵り、部屋から出てきた友子と初詣に行こうとした。友子は毎年初詣に行っているのだから(秀夫と)行かせてやってほしいと鈴代が頼み込み、豪介が折れた。
神社
車椅子を押し上げて石段の上に上げた秀夫。お参りして、おみくじは「凶」でテンションダダ下がりの友子。秀夫があれこれ言ってようやく機嫌が直る。
末広荘
大きなろうそくの灯りで過ごす友子たち。友子は自分を人魚だと表現した。
料亭
芸者を何人も呼んで見ている豪介。大杉はマロン製菓の株を売ったことがバレ、返してほしいと豪介に言うが応じない。料亭から出た豪介の車の前に出た大杉は車に接触。雄作と課長が大杉に洗いざらいしゃべらせて、今度こそ豪介を逮捕しようと息巻く。陰で見ていた鈴代。
前回、今回と北川がいないね。
病室
鈴代のために作らせたおせちとお屠蘇を持ってきた豪介。鈴代は雄作と課長の会話を聞いたことを知らせ、なぜマロン製菓を乗っ取ろうとしたのか聞いた。友子が寝たきりになったから、マロン製菓を乗っ取る!?!? 鈴代は何があってもそばにおいてほしいとしおらしい。
新田家
雄作は文子に豪介がもうすぐ逮捕されそうだと伝えた。なんで兄妹であることを隠す? 言ったらいいのに。
末広荘
秀夫の両親が来て、もうすぐ豪介に逮捕状が出るから、こんな生活はやめろ!と言う。掃除洗濯、大の男がすることか!と叱責する雄作。文子もこんなことするために大学へ行かせたんじゃないと嘆く。うーん…はっきり言って、この世代の子育てが悪かったよ。
案の定、立ち聞きしていた友子は私が全部やると言い出し、食材をぶちまける。これ、男女逆だと誰も文句言わないのかな。
そこへ桜井がスナックへ新年会へ行こうと誘う。
スナック
女性から踊りに誘われた秀夫は断るが、私もあなたも陸上の選手だから踊りが嫌いなはずない、私を憐れんでるからだと無茶苦茶な言いがかりで秀夫を怒らせ、友子は一人で帰った。
一人になった秀夫は鈴木ヒロミツさんの歌を聴く。鈴木ヒロミツさんの歌はなんでiTunesにないんだ!
末広荘
友子がいる部屋に鈴代がおせちを持ってきた。一人になりたい、帰ってよと鈴代を追い出し、死んだほうがいいと泣き出す友子。テーブルの上のロウソクを倒して火事を起こした。
アパートから出て歩き出した鈴代は振り返り、火が出ているのが見え、引き返した。秀夫も帰ってきて消火活動をした。
管理人さんが他の住人をなだめ、鈴代たちは後始末。鈴代にビンタされ、目を覚ました友子は泣いて謝った。(つづく)
「赤い疑惑」の幸子も「赤い衝撃」の友子も「赤い運命」のいづみに近いんだよね。なかなか見続けるのがキツイ展開。政子の出番も少なかったしな〜。百恵友和が一緒にいる!ってだけで萌えられるほどハマってないんだろうね。