徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】ありがとう(第1シリーズ)#8

TBS 1970年5月21日

 

あらすじ

比奈子(長山藍子)と進矢(石坂浩二)が婚約すると言う玉造(伊志井寛)の話を本気にした香子(和泉雅子)と光(水前寺清子)はビールを飲んで荒れた。玉造は警察官にもあるまじき言動と怒って、二人に水を入れたバケツを持って立たせ、軍隊式の特訓をやった。静香(乙羽信子)や比奈子や進矢は女の子に無茶な事をすると側でハラハラしたが、光の母の勝(山岡久乃)だけは本人達の為にはいい事だと平然としていた。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2024.7.4 BS12録画。

peachredrum.hateblo.jp

作:平岩弓枝

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四方光(よもひかる):水前寺清子

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段進矢(だんしんや):石坂浩二

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四方勝(よもかつ):山岡久乃

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洞外大介:中村俊一

妻・きく:初井言栄

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田中史代:長内美那子

鶴田衛:有川博

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正司良二:岡本信人

洞外三千介:宇佐美豊

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堀江比奈子(ほりえひなこ):長山藍子

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洞外次代(どうがいつぎよ):沢田雅美

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杉本公一:児玉清

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畑小六:浮田左武郎

よしの:本間文子

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つね子:大鹿次代

古山桂次

エースプロ

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九玉造(いちぢくたまぞう):伊志井寛

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九静香(いちぢくしづか):乙羽信子

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堀江香子(ほりえきょうこ):和泉雅子

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

 

前回の続き

荒れてる香子と光が歌う「愛ちゃんはお嫁に」。

愛ちゃんはお嫁に

愛ちゃんはお嫁に

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狂態を見せた光たちに園長は怒り、光と香子に両手に水の入ったバケツを提げて立たせた。静香や進矢がかばうが、園長の説教は続く。非番が“しばん”になってる江戸っ子園長。

 

バケツを持たせたまま、園長は退室し、静香たちも続いた。園長は先に出発した史代と良二を追い、羽田空港へ向かった。園長がいなくなって光たちを解放しようとする静香を止める勝。あの程度で腕は抜けない。戦中から戦後にかけて赤ん坊をおんぶして両手に芋を持って三里も歩いた。

 

比奈子が頼んでも家に帰りなさいと冷たい鬼のお勝。

 

香子はバケツを提げながら園長は奥さんに逃げられたときに子供がいたと話していたが、その子供が今どうしているかは不明と話す。静香みたいな丸顔の人は歳取らないという話もしていた。次代も家に遅くなると電話して、光と香子の間に入り、一緒にビールを飲んだからとバケツを提げた。

 

洞外家

帰りが遅くなるという連絡に大介は不満タラタラ。友達のところに行ってると聞くと、近頃は女同士でも油断ならないと時代を先取りしたようなことを言っている!? そういう意味じゃなく? 大介は心配で散歩がてら見に行った。三千介は婦人警官はビニール袋と同じで虫がつかないと、きくに言う。

 

九保育園

園長の許しがないので、静香が許可を出しても光たちはやめない。

いい湯だな

いい湯だな

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歌を歌おうと

♪重てえな

ここは九保育園

と歌う光たち。静香はあきれ、進矢はカラのバケツと交換させた。

 

豆せん

比奈子と話をすると衛。鶴長さんと衛は父が再婚したせいで早く家を出て、鶴長さんはいまだに独身。姉を重荷だと思うかという比奈子の問いに衛は重荷だが、恩を感じているから重荷だと答えた。

 

進矢が顔を出し、衛は帰った。伯父たちは夜の東京観光に行っており不在。

 

九保育園

光たちがバケツを持って足踏みしているところに大介が迎えにきた。訓練をしていたとごまかし、次代は帰ることにした。

 

豆せん

つね子が駆け込み、裏手に怪しい男がいるから見にきてほしいと香子に頼みに来たが、香子がいないので進矢が見に行った。

 

入れ違いに衛がライターを忘れたと取りに来たので、比奈子は香子を迎えに出た。

 

九保育園

園長と良二が帰ってきたが、怪しい声?がして光と香子が飛び出した。

 

豆せん

店の前で待っていた衛は比奈子を呼びにきた良二と鉢合わせ。衛も怪しい声に良二に留守番を頼んで出て行った。

 

帰ってきた伯父夫婦は、良二が進矢と思い込み話を進める。良二もまた香子との結婚が許されたと大喜びで帰って行った。

 

伯母はこれ以上、青森くんだりで暮らしたくないと伯父に文句を言う。今なら炎上発言だけど、東北って昔からこういう扱いされがち。

 

九保育園

酔っ払いのケンカを止めた光と香子。進矢が交番に連れて行った。

 

豆せん

伯父夫婦は勘違いしたまま話を進め、随分若く見えたと話し、人柄はよさそうと褒める。香子は進矢さんは若く見える、イカす人だからと話すと伯父夫婦は驚く。

 

園長の部屋

進矢ではない誰かが話を合わせてくれたと比奈子は言うが、園長と静香はこのまま付き合ったらどうかと勧める。

 

勝たちの部屋

落ち込んでいる光は、進矢が好きなのかと勝に指摘されると慌てて否定した。

 

園長の部屋 

史代が挨拶に来て、突然、涙を流した。誰がなんと言っても産みますと泣き崩れる史代。親類に子供を産むなと言われていた。

 

勝たちの部屋

勝は史代はまだ若いし、綺麗だからと親類のいうことに理解を示し、光は信じられない思い。

 

次代の父がやっている質屋に男が風呂敷包を持ち込んできた。大介は不在で次代が店番していた。

 

九保育園

掃除をしている光に挨拶する進矢だが光は機嫌が悪い。そこに良二が出勤して秋には香子と結婚すると言い、比奈子と結婚する進矢とは兄弟になるんですねとニコニコ。光と進矢は仲直りできないまま。(つづく)

 

ふふふ、昭和名物、勘違い話ね。